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ホーム2021年9月REVIEW明るく晴れやかな歌心と渋くて粋なブルージー・ソウルに満ちた、2管ハード・バップの王道を突き進む昔気質な痛快旨口昂揚編! CD 太田 寛二 クインテット KANJI OHTA QUINTET / BEBOP KANJI AT JULIAN AGAIN VOL.2 ビバップ・カンジ・アット・ジュリアン・アゲイン Vol.2
商品詳細
★本格派ビ・バップ・ピアノの比類なきヴェテラン名手:太田寛二(1959年北海道札幌市生まれ)の、好評だった先頃の一作「At Julian」の続編となる、岩手県一関市のプライヴェートなライヴ・スポット:馬土農園 樹里庵における再びのセッション(2021年3月録音)が、CD2タイトル同時リリースの2連作として登場、=これはその第2弾:2管クインテット編。

★歯切れよくノリにノッた重厚感あるハード・タッチ・ピアノの鋭角的スウィンギン・プレイにシッカと頼もしく導かれながら、フロント2管の豪快でワイルドネスみなぎった威勢のいい(もしくはピッタリ息の合ったクール・カラフルな様式美的)アンサンブルや、流麗滑脱に渦巻きウェイヴを描くが如きグングン推進するアルトの「バップ時々ファンキー」っぽい旨口ブロウ、微妙にスモーキーな掠れ感(或いはモゴモゴ感)も覗かせつつ張りとキレあるトーンで精悍凛然とガッツ溢れる躍動的吹奏を繰り出す生鮮なトランペットの鳴動、そしてまた、その管楽器2人の白熱したスリリングな掛け合いキャッチボール競走、更には、ホーン陣の活躍に続いて渋くも颯爽と登場するピアノの、一切ブレていない屈強なバップ魂と信念に貫かれた燻し銀テイストの殺陣的スクエアー弾奏、などがそれぞれ綺羅星のような輝きを放って鮮麗かつ芳醇に見せ場を飾ってゆく、全編晴れ晴れした開放感一杯のエンタテインメント派熱演が連続して、スカッと爽やかに昂揚させ、またハートウォーミングに和ませてくれるクリーンヒット内容。

★終始一貫してモード色はさほど感じられない、1950年代的な純正ハード・バップ・タイプの昔気質で明朗律儀な人情娯楽的行き方、=2管物の王道をまっしぐらに驀進する歌心も満点のブルージー・スインギー快演、が和気あいあいかつ嬉々溌溂と展開され、風抜けもよさそうな陽気でおおらかな道程の中、名雪(as)と菊田(tp)を中心とした悔いなく燃えるソロ・リレー合戦が殊の外清々しい、なおかつ旨味もたっぷりこってりの充実した盛り上がりを見せて、全くゴキゲンだ。

★とりわけ名雪(as)の、パーカーとキャノンボールの中間ぐらいのところに軸足を置いて、唄心とバップ・フィーリングの泉然とした、まさしく水を得た魚と化して澱みなくスイスイと軽やかに泳ぎに泳ぎまくるその、気力もセンスもミラクルに充実しきった吟醸ソウル全開のアドリブ活躍、が吹き抜ける青嵐のように、しかも眩いほどの煌めき=堂々たるスター性を発散しつつただならぬ絶好調の冴え渡り様を見せていて、とりわけ傑出して圧巻であり(実際いずれのトラックでも最も盛り上がる重要なスペクタクル・シーン=肝どころは悉く名雪が担っており、太田がいかに名雪を高く買っているかも分かろうと云うものサァね)、
 一方、イキのいいヤング・フレッシュな疾駆パワーやイケイケの気合とくすみ翳った煙霧っぽいシブさを巧まず交錯させる菊田(tp)の余情に富んだ立ち働きや、華やかなクライマックスはホーン勢に譲って自身はマイペースで悠々と、しかししっかり濃厚な唯一無二の個性を、存在感を発揮する太田(p)のハードボイルド伝統派気質のバップ・イディオム妙技、といった辺りにも味わい深く得難い魅力があり、加えて、全体を通じ一点の曇りもなくクッキリ鮮明な輪郭を維持したトータル・サウンドの明るさ・清爽清新さもこれまた絶品。

1. Wail (B. Powell) 5:16
2. Everybody Wants To Be A Cat (A. Rinker) 5:40
3. Lady Bird (T. Dameron) 4:32
4. Donna Lee (C. Parker & M. Davis) 4:33
5. Embraceable You (G. Gershwin) 5:51 (as-p-b-ds quartet)
6. The Scene Is Clean (T. Dameron) 6:05
7. Love Will Keep Us Together (N. Sedaka) 4:21
8. Billie's Bounce (C. Parker) 6:43

菊田 邦裕 (trumpet except 5)
名雪 祥代 (alto saxophone)
太田 寛二 (piano)
佐藤 弘基 (bass)
今村 陽太郎 (drums)

2021年3月16-17日岩手県一関市JULIAN, Budfarm(馬土農園 樹里庵)録音
2021年日本作品

レーベル:Julian Records

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

国内制作(自主製作)デジパック仕様CD

明るく晴れやかな歌心と渋くて粋なブルージー・ソウルに満ちた、2管ハード・バップの王道を突き進む昔気質な痛快旨口昂揚編! CD 太田 寛二 クインテット KANJI OHTA QUINTET / BEBOP KANJI AT JULIAN AGAIN VOL.2 ビバップ・カンジ・アット・ジュリアン・アゲイン Vol.2[JLR 004]

販売価格: 2,100円(税込)
数量:
商品情報
JULIAN RECORDS

★BEBOP-KANJIが全国のビバップファン/ハードバップファンに贈る、バップの玉手箱!

★注目の新星トランペッター菊田邦裕デビュー!

★2020年、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止を余儀なくされた太田寛二クァルテットのライヴツアーに替わるものとして企画されたのが本アルバムである。当初はクァルテットとトリオの演奏を半々に収録する予定であったが、トランペットの菊田邦裕が加わったクィンテットでの演奏となり、更には予定の録音終了後のアフターアワーズセッションで録音された演奏を加えてピアノトリオとクィンテットの演奏に分け、Vol.1とVol.2の2枚のアルバム同時発売と云う運びとなった。

★Vol.1のピアノトリオはスタンダードナンバーが主体でビバップナンバーが数曲、Vol.2のクィンテットはビバップナンバーが主体の構成となっている。何れのアルバムもビバップ系ジャズ愛好者必聴盤である。(メーカーインフォ)

Recorded Takuya Ito
Mixed Takuya Ito
Mastered RiceCake Studio
Recorded at JULIAN, Budfarm
2021年 3月16-17日録音

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