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ホーム2026年4月REVIEW国内盤SHM-CD GABRIELLE CAVASSA ガブリエル・カヴァッサ / DIAVOLA ディアヴォラ +1 きめ細やかでニュアンスに富んだしっとりと囁きかけるポエティシズム満点の寛ぎテンダー・ヴォーカルがひたすらムーディーに冴えた夢心地の逸編
商品詳細
★ここ数年来ジョシュア・レッドマンの諸作やブリア・スコンバーグ、アドニス・ローズらの近作などにゲスト参加して華を添えていた新進女性歌手:ガブリエル・カヴァッサ(1994年米カリフォルニア州サンディエゴ郡エスコンディード生まれのイタリア系アメリカ人)の、Blue Noteからのメジャー・デビュー・アルバムが登場。バックは、ジェフ・パーカー(g)、ラリー・グレナディア(b)、ブライアン・ブレイド(ds)のトリオを基本に、ジョシュア・レッドマン(ts)とポール・コーニッシュ(p)も一部客演する趣向。

★中音域から自在に高低を往来する、しなやかな張りとキレを有し落ち着いた重心の据わり様・安定性を湛えた清澄ヴォイスが、しっとりと優しく細やかに囁きかけるスウィート・センシティヴな柔和スタイルを基調とし、時折伸張力を強めたプチ・シャウト風や半ハミング(orスキャット)的グルーヴィー節も織り交ぜてメリハリをつける、トータルとしてはあくまで抒情指向・寛ぎ指向のテンダネス溢れる自然体演唱をただ呼吸するかのように綴って、何とも瑞々しく可憐な、ちょっと儚げでもあるそよ風の如き魅力を揮い、メロウ・ムーディーなギターを始めとするインスト陣の芸達者でデリカシーに富むバックアップもピタリと鮮やかにツボにハマりきった、全体を通じ殊の外居心地のいい憩いのラウンジ空間に夢見気分で浸れる白眉の極楽内容。

★インティメイトな和気や人肌の温もりが変らず底流するアメリカン小唄派寛ぎ路線の系譜を汲む一方で、よりコンテンポラリーなポップスっぽさやSSW風テイストも絶妙に醸し出される、バランスのとれた今日のジャズ・ヴォーカルの正統らしいどこまでもリラクシングな行き方が続き、パーカー(elg)のニュアンス濃やかでウィットを感じさせるマイルド弾奏や、グレナディア(b)のハートウォーミング&スピリチュアルなウネり、ブレイド(ds)の一打一音に全く無駄がなく誠心と"歌"の込められたヒット技、がヴォーカルに呼応しつつ三位一体の見事なグルーヴを実に端正に演出する中で、カヴァッサ(vo)の、機微も細かく切々とエモーションを活写する感じの巧まず作法に適ったナチュラルな歌い回しが、潤いを含んで穏やかにそよ吹くかのように透明感ある映えを見せて素敵だ。

→歌詞の情緒とメロディーの美を何より大切にして、独白風の語りに軽く節をつけたみたいなイメージのクール・テンダーなウィスパリング唱法を最得意としたその、白人系寛ぎ抒情派の流れを正統に継承するちょっと"消え入る"ムードのまろやかかつ爽やかな霞の如き歌声のあり様は、誠に幽玄深く蠱惑的でさえある。ムーディーさが身上の道程展開の中にリアル・ジャズならではの迫真スリルを呼び込むレッドマン(ts)の客演も好アクセント。

01. ヘヴン・サイズ Heaven Sighs (Jeff Parker) (elg-ds/counting voice)
02. 雨にぬれても Raindrops Keep Falling On My Head (Burt Bacharach, Hal David)
03. プリズナー・オブ・ラヴ Prisoner Of Love (Clarence Gaskill, Russ Columbo, Leo Robin)
04. ボシー・ノヴァ Bossy Nova (Gabrielle Cavassa)
05. トゥ・セイ・グッバイ To Say Goodbye (Lani Hall, Edu Lobo, Torquato Pereirade, Araujo Neto)
06. アンジェロ Angelo (Luigi Tenco)
07. ビー・マイ・ラヴ By My Love (Nikolaus Brodszky, Sammy Cahn) (vo & elg duo)
08. ディアヴォラ Diavola (Gabrielle Cavassa, Alexander Warshawsky)
09. クッド・イット・ビー・マジック Could It Be Magic (Barry Manilow, Adrienne Anderson)
10. 別れの夜 La Notte Dell'Addio (Alberto Testa, Arrigo Amadesi, Memo Remigi, Giuseppe Diverio) (vo & p duo)
+ボーナス・トラック1曲収録

Gabrielle Cavassa ガブリエル・カヴァッサ (vocal except 01)
Jeff Parker ジェフ・パーカー (electric guitar except 10) (acoustic guitar on 04)
Larry Grenadier ラリー・グレナディア (bass except 01, 07, 10)
Brian Blade ブライアン・ブレイド (drums except 07, 10) (possibly counting voice on 01)

guests:
Joshua Redman ジョシュア・レッドマン (tenor saxophone on 02, 09)
Paul Cornish ポール・コーニッシュ (piano on 08, 09, 10)

ドリームランド・レコーディング・スタジオ(米ニューヨーク州Hurley)録音
2026年アメリカ作品

レーベル:Universal Music Japan Blue Note

在庫有り
国内盤SHM-CD


国内盤SHM-CD GABRIELLE CAVASSA ガブリエル・カヴァッサ / DIAVOLA ディアヴォラ +1
きめ細やかでニュアンスに富んだしっとりと囁きかけるポエティシズム満点の寛ぎテンダー・ヴォーカルがひたすらムーディーに冴えた夢心地の逸編[UCCQ 1229]

販売価格: 3,150円(税込)
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商品情報
ユニバーサル・ミュージック・ジャパン
BLUENOTE

ドン・ウォズとジョシュア・レッドマンが惚れ込んだジャズ・ヴォーカルの新星、名門ブルーノートからリリースする待望のメジャー・デビュー作!

★“ガブリエルの歌声を聴くことは、まるで彼女が耳元で秘密を囁いてくれているような体験だ。彼女の物語に込められた誠実さは息をのむほどで、今後の音楽シーンにとって重要な存在になるだろう”  – ドン・ウォズ

★“深みと豊かさを持ちながらも、儚い歌声を持つ若きシンガー…間違いなく将来有望なスターだ” - ダウンビート

■2021年にサラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで優勝を果たし、ジョシュア・レッドマンの2023年作『ホエア・アー・ウィー』にも抜擢、さらには2024年に名門ブルーノートと契約。昨年の初来日公演も大好評を博すなど一躍ジャズ界で大きな話題を集めている新星、ガブリエル・カヴァッサによる待望のメジャー・デビュー作。

■本作はドン・ウォズとジョシュア・レッドマンによるプロデュースのもと制作。ジェフ・パーカー(g)、ラリー・グレナディア(b)、ブライアン・ブレイド(ds)という最高峰のメンバーに加え、ジョシュア・レッドマン(ts)とポール・コーニッシュ(p)もゲストに迎えた、これ以上ない編成でのレコーディングとなっている。楽曲はジャズ・スタンダード「プリズナー・オブ・ラヴ」やイヴァ・ザニッキのヒット曲「別れの夜」、伝説のカンタウトーレであるルイジ・テンコの「アンジェロ」など、彼女が愛する曲をジャンル問わずセレクトし、自身のペンによるトラックも2曲収録(「ボシー・ノヴァ」、「ディアヴォラ」)。特にバート・バカラックの「雨にぬれても」の解釈はこれまでに無いもので、楽曲に新たな命を吹き込んでいる必聴の仕上がりだ。

■ナチュラルな歌声の中にも圧倒的な表現力を持つガブリエル・カヴァッサ。オーセンティックなジャズの特徴を持ちつつもコンテンポラリーなサウンドにもフィットするスタイルは、近年のヴォーカリストの中でも類を見ないものだ。そして時に耳元で囁き、時に情熱的に歌い上げる彼女の歌声からは、一度はジャズを諦めようとしたという彼女が経験してきた様々な人生のドラマが垣間見える。ドン・ウォズとジョシュア・レッドマンというレジェンドたちがその声を一聴して惚れ込んだという才能が満を持して発表するメジャー・デビュー作に、ぜひ注目したい。(メーカーインフォ)