ベーシストのハンス・バッケンルート(バッケンロート) Hans Backenroth は1966年にスウェーデンのカールスタードで生まれました。2026年に60歳を迎えます。この年はベーシストのレイ・ブラウンの生誕100年にもあたり、バッケンルートは、レイ・ブラウン、ミルト・ジャクソンとモダン・ジャズ・カルテットへのオマージュとしてこのアルバム『For Ray, Milt & MJQ』を作りました。 レイ・ブラウン Ray Brown(1926‒2002)は、第二次世界大戦後の1946年からディジー・ガレスピーのビッグバンドで演奏し、このバンドのリズム・セクション--ベースのレイ・ブラウンのベース、ピアノのジョン・ルイス、ヴィブラフォンのミルト・ジャクソン、ドラムのケニー・クラーク--を土台にモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)が生まれ、活動を始めました。レイ・ブラウンが夫人のエラ・フィッツジェラルドと共演するトリオを作るためグループを離れると、パーシー・ヒースが加わり、このアルバムの《Delaunay’s Dilemma》を含む『Django』を1956年に発表。ドラムがコニー・ケイに代わった1955年録音の『Concorde』を同じ Prestige Records からリリースしました。Atlantic Records に移籍後の『Fontessa』に始まる一連のアルバムは「クール・ジャズ」スタイルの「名作」として幅広い音楽ファンに親しまれています。
レイ・ブラウンは、自身の名を冠したバンドの録音やオスカー・ピーターソン・トリオのメンバーとして活動。ロサンジェルスに移ってからはスタジオ・ミュージシャン、自身のグループのリーダー、クインシー・ジョーンズのマネージャーとして働きました。 バッケンルートは、レイ・ブラウンと強い繋がりをもっていただけなく、エド・シグペンをはじめとするブラウンゆかりのミュージシャンたちと共演してきました。そのため、レイ・ブラウンのグループのひとりという思いがあり、「レイ、ミルトとMJQ」と関係のある曲を選んだアルバムを特別な思いで企画したといいます。前作『Scandinavian Christmas Bass』(PCD 382)で「躍動するリズム、温もりのあるサウンド、リリカルなソロ」をあらためて印象づけたバッケンロートのベース、ダニエル・ティリング Daniel Tilling のピアノ、オスカル・ユーハンソン・ヴェッレ Oscar Johansson Werre のドラム、ローゲル・スヴェードベリ Roger Svedberg のヴィブラフォン。「ブルース、スウィング、ビバップ、バラード、クラシカル音楽の要素をもつチェンバー・ジャズ」を融合し1950年代のジャズシーンに鮮やかな驚きをもたらした音楽は、広範なキャリアと感覚と共感をもつミュージシャンたちにより、今なお新鮮な音楽として響きます。 (新譜インフォより)
1. Ray’s Idea(Ray Brown)
2. SKJ(Milt Jackson)
3. Delaunay’s Dilemma(John Lewis)
4. FSR(Ray Brown)
5. Django(John Lewis)
6. Lined with a Groove(Ray Brown)
7. Vendome(John Lewis)
8. Bass Face(Kenny Burrell)
9. Reverence(John Clayton)
10. Reunion Blues(Milt Jackson)
11. Milano(John Lewis)
12. Things Ain’t What They Used to Be/Bag’s Groove(Mercer Ellington+Milt Jackson)
ハンス・バッケンルート(ベース)
ローゲル・スヴェードベリ(ヴィブラフォン)
ダニエル・ティリング(ピアノ)
オスカル・ユーハンソン・ヴェッレ(ドラム)
録音 2025年 RMV Studio(Riksmixningsverket)(ストックホルム)
制作 ハンス・バッケンルート
録音エンジニア ヴィルマ・コリング、ナタリー・マルティネス
御予約商品
CD
入荷予定時期 : 2026年2月中旬 受注締切 :2026年1月12日
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