ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム御予約商品ヒンヤリ爽涼なクールネスと清潔感に溢れた透徹なる抒情派歌唱が瑞々しい煌めきを見せる北欧ヴォーカルの生鮮秀作 CD SARA ALDÉN サラ・アルデーン / THERE IS NO FUTURE
商品詳細
★スウェーデン-ヨーテボリで活動する新進女性歌手:サラ・アルデーンの、ピアノ&ベースとの3人体制を基本に、一部ゲスト(ハープ、アルトサックス、ドラム)も交えつつの一編。

★澄みきった透明感やクリーンさと風がそよ吹くような清涼感に溢れ、しなやかな張りや伸びをも呈する、トーン高めで芯のしっかり安定した生鮮度抜群のクール・ヴォイスが、先ずは詩の情緒とメロディーの美を大切にして丹念に語りかけるが如きテンダーな節回しで優しく和ませ、転回としてあくまで歌詞・言葉を尊重する形でジャズ・ヴォーカルならではの勢いあるダイナミックなグルーヴ表現も滑り込ませて快活にノセる、トータルとしては一貫して柔和な情感が損われることのないリリカル指向の演唱を真心こめて丁寧に(またある時は切々とエモーショナルに)綴って、清々しい感動を齎し、バック陣の静かで穏やかそして端正な落ち着いた寛ぎバピッシュ演奏もハートウォーミング&テイスティーに得難い妙味を揮った、全編そのセンシティヴ&インティメイトな歌空間に心地よく浸らせ、ホッと一息つかせてくれる白眉の極楽内容。

★和気あいあいの親密さとリラゼーションの堅持された、趣味のいいラウンジで一服休憩する気分のなごんだ行き方が続き、ヴォーカル&ピアノ&ベースのピタリと息の合った三位一体のチームワークの鮮やかさも大いに光る流麗滑脱な道程の中で、アルデーン(vo)の、メロウ・ムーディーでありつつ元気溌剌でシャキシャキした面もある、繊細かつ何げに表情豊かなその筆運びが瑞々しくも中々旨味に富んだ冴えを、煌めきを見せて爽快だ。

→概ね米白人系抒情派ジャズ・ヴォーカルの伝統を真摯に汲みながら北欧流のヒンヤリ冴えたクールイズムを自然に加味した、基本は幾分可憐な清潔感ある淑女キャラを身上とし、殊に、オリジナリティ充分ながら斬新すぎず原曲の情景から大きく外れない"バラード解釈"のバランスの絶妙さにフレッシュな本領が認められる他、より躍動感や敏活さを強めた局面においては叫ぶようなハジけたブルージー熱唱で適度に意表を衝いてきたりと、その歌声・個性のあり様は生鮮さが途切れず説得力も十二分。折り目正しく神妙に抑制を利かせたビョーン(p)や温かな包容力を感じさせるアンデション(b)、らの助演も卓抜。

01. There Is No Future (Sara Aldén) (vo-p-b-harp-choir=chorus)
02. Misty (Erroll Garner / Johnny Burke) (vo-as-p-b)
03. Someday My Prince Will Come (Frank Churchill / Larry Morey) (vo-p-b-手拍子)
04. I Would Only (Sara Aldén) (vo-p-b-ds)
05. Somewhere Over The Rainbow (for Sven-Olof) (Harold Arlen) (vo-pedal org/p-b)
06. To Let Go (Sara Aldén) (vo-p/pedal org-b)
07. In Between (Daniel Andersson & Sara Aldén) (solo bass)
08. I Don't Know (Sara Aldén) (vo-p-b)
09. They Can't Take That Away From Me (George Gershwin / Ira Gershwin) (vo-p-b)
10. What A Wonderful World (Bob Thiele as ‘George Douglas’/George David Weiss) (vo-p-b)

Sara Aldén サラ・アルデーン (vocal except 07) (arrangement on 02, 08)
August Björn アウグスト・ビョーン (piano except 07) (pedal organ on 05, 06) (arrangement on 02, 04, 05, 08, 09, 10)
Daniel Andersson ダニエル・アンデション (bass) (arrangement on 03, 09, 10)

guests:
Malin Kjellgren マーリン・シェルグレン (harp on 01)
Hannes Bennich ハンネス・ベンニク (alto saxophone on 02)
Johan Björklund ユーハン・ビョークルンド (drums on 04)

*chorus on 01:August Björn, Daniel Andersson & Johannes Lundberg

2024年スウェーデン作品

レーベル:Prophone

御予約商品
CD
入荷予定時期:2024年3月中旬
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。


ヒンヤリ爽涼なクールネスと清潔感に溢れた透徹なる抒情派歌唱が瑞々しい煌めきを見せる北欧ヴォーカルの生鮮秀作 CD SARA ALDÉN サラ・アルデーン / THERE IS NO FUTURE[PCD 312]

販売価格: 2,500円(税込)
数量:
商品情報
(画像をクリックすると大きく見られます)
PROPHONE

新人にして大器を思わせるスウェディッシュ・ヴォーカリスト、本格デビュー作品!
スウェーデンから大器を思わせる新星ヴォーカリストの登場
アンダーシュ・ヤーミーンをメンターに、ノーマ・ウィンストンに憧れるという世界観。心に染み入る美しいコンポジションとアレンジの妙が光るスタンダード


★スウェディッシュ・トラッドの牧歌的な音風景とジャズ、切実なメッセージが融合した 10 トラック
アンダーシュ・ヤーミーンをメンターに、ノーマ・ウィンストンに憧れるという世界観を持つシンガーの登場です。

★心に染み入る美しいコンポジションとアレンジの妙が光るスタンダード。スウェディッシュ・トラッドの牧歌的な音風景と、切実なメッセージが融合した10トラック。グレタ・トゥーンベリを生んだ国から発信される今の時代への問いかけとアーティスト・センスが融合した作品。

★スウェーデン第二の都市ヨーテボリ(Göteborg)を拠点とするヴォーカリスト、サラ・アルデンの大器をうかがわせる本格的なデビュー作。経歴から言えば、“新星”のサラは、2022年にミニ・アルバム(EP)『A Room of One’s Own』をリリース。5トラックのスタンダード・ナンバー(“Very Early” “Nature Boy” “Moon River”“Georgia on My Mind”2テイク)を連ねた歌の世界はスウェーデンを背景にした空気感と、アレンジメントの妙によって、特別な存在感を印象つけた。正確な歌唱はもちろんのこと、アメリカを発祥とするスタンダードを清廉な響きと広がりをもって奏でるセンスのよさはアルバム全体から伝わった。

★そして、登場したのが、この作品となる。エレピの響きに導かれた透明感あふれる歌は、ゆったりとして、呼吸ひとつひとつが、美しく、聴く人の心を振るわせるものがある。彼女のメンターの一人は、スウェーデンが誇る巨匠、アンダーシュ・ヤーミーン、目標であり、大好きなアーティストの筆頭はノーマ・ウィンストン。ECM界隈からの影響力の大きさもうかがわせる。またグレッチェン・パーラト、自国の先輩リーナ・ニーベリ、ティグランからもインスパイアされたと語るところには、コンテンポラリー・ジャズの脈々とした流れを感じさせる。自在なヴォーカリーズ、時にアクロバティックで、スケールの大きな歌唱は実力の証でもある。また、バンドのメンバーとは、ほぼ年齢も一緒で、ベースのダニエル、ピアニストのアウグストは、学生時代からおよそ10年、活動をともにしている信頼の仲間という。オリジナルはもとより、5つのスタンダードも鮮烈。自分たちの感性を発揮したアレンジにも、豊かなイマジネーションが宿るが、お互いの音楽をリスペクトする仲にあって、演奏のセンスも繊細そのもの。ここに、この 3 人でしかできない決定的な音楽が完成したといえそうだ。

★しかし、同時にこの作品で語られるべきものがある。彼女のシンガーとしての主張である。タイトルには『There is no Future』。それは彼女の問題意識から名付けられたものになる。「“この世界は将来どうなっていくのか?”それが、このアルバムの音楽を制作する時の唯一の考えだった」と SNS上でも語るサラ。彼女は、2024年の今、渦巻く地球環境問題等に、憂いながらも、紛争や苦痛がない世界を切望し、作品に思いを投影させている。そして、そのメッセージは、ラスト・ナンバーの“この素晴らしき世界(What a wonderful World)”にも現れる。静けさの中に鳴り響くピアノとヴォイスによる音空間は一聴穏やかにあって、ここでは、要である“What a wonderful World”の詩が意図的にたびたび省かれる。これは、“世界が”ほんとうに素晴らしいと語れるかどうか、みんなで止まって考えたいという主張だという。つまりは・・・この楽曲の成立時の問題への再びの問いかけであり、デビュー作にして、挑戦的な表現をラストまで貫いているのだ。作品がその前のEPに比しても、スケールが大きく、胸を突き刺すのは、そんな思いがあるからだろう。現実を見つめる視線が徹底しているからこそ、彼女の声は強さとともに優しく、繊細になる。闇の中にさす光のように、たとえば”Over the Rainbow”に響くのは、その光輝く美しさのようだ。

★この今の時代を生きる多くの人々にとって、体験したことのない、混迷の世の中、地元スウェーデンには、グレタ・トゥーンベリという存在も。最高に美しく、辛辣さと切実なメッセージも込められた一作。同時にこの作品を制作することで希望を見出したとも語るサラ。彼女のこの先の表現も最高に楽しみだ。(Free Flying インフォより)
(画像をクリックすると大きく見られます)