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商品詳細
★ハンコック、マッコイ、エヴァンスらの奏法を細密に吸収消化したオールラウンドかつバランス感覚抜群のきめ濃やかなプレイに独自の妙味を発揮、自己のリーダー作品では作編曲やアンサンブルのユニークなデザイン性に力点を置いた総合芸術然たる意欲的な作風でいずれも高い評価を得、一方サイドマンとしての超デリケートな気配りとハイ・テクニックに立脚した懐深い達人至芸にも圧倒的支持を獲得して(斯界最高の「名脇役」と称賛される)、故シダー・ウォルトンや故ジョン・ヒックスらと並んで主流派ジャズ界で最多忙を極めてきた渋筋ピアノの筆頭実力者:ケニー・バロン(1943年米ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ)の、本盤は、バスター・ウィリアムズ(b)&ベン・ライリー(ds)との磐石トリオによる、1982年6月9日東京・中野の"いもハウス"での公演の模様を収めたライヴ傑作(Whynot原盤)のCD化・新装再発版。

★カキコキガキゴキと鋼のように固く鋭角的キレのよさと骨太感を呈した、重心に全くブレるところのない小型岩石(?)風ハード・タッチのピアノが、シーツ・オブ・サウンドっぽく空間を音で埋め尽くす感じのモーダル・アグレッシヴな激烈速射ダイナミズム大攻勢であったり、ファンキーなブルースの要素を濃くしたイナセげフレージングであったり、バップ・イディオムを活かした陰影豊かな殺陣調のスクエアー・アクションであったり、一転して哀愁歌謡的な親しみやすい端麗メロディーを頻出させる唄物派もしくは寛ぎ路線に幾分接近したリリカルめのアプローチであったりと、表情多彩でメリハリに富んだ活劇エンタテインメント指向の闊達プレイをイキイキと精悍に綴って、中々強壮でスケール感も満点の雄渾なる華を成し、シャープ&スリリングに躙り寄りつつ安定して精緻にスイング感を演出するドラムやベースの、何げにエッジの利いたサポートもガッチリ頼もしく魅力を際立たせた、全体を通じ結構ただならぬ白熱したステージの迫真力・沸騰ぶりが生々しくダイレクトに伝わってくる超エキサイティングな昂揚内容。

★明朗な歌心とスウィンギンなノリのよさ、ブルース由来のよく吟醸された旨味、ハード・バップ・ジャズならではの力強い硬質的ダイナミズム加えてリアルなスリル、以上を変らず旨とした硬派で雄々しく逞しい、屈強に、猛烈に突撃驀進する質実剛健のエネルギッシュな大熱演が続き、バネを効かせて撥ね躍るようなドライヴ感溢れるウィリアムズ(b)や、瞬発力&爆撃力200%でパンチ・キック或いは体当たりの嵐をカマしてくるが如きライリー(ds)、らに手加減なくビシビシとプッシュされまくる恰好で、上手く火を点けられたバロン(p)が悔いなくありったけのエネルギーと気合を注入して完全燃焼するその(半ば捨て身とも思える腹を括った)アドリブ敢闘が、ひたすら熱くパッショネートかつテイスティー・グルーヴィーに盛り上がりを見せて、実に痛快だ。

→ライヴならではの、只事でないハイテンションさとタフネスをもって全力疾走するマッコイ・スタイルをバロン流に編み替えた風な音数も多い熱血激情型の有無を云わさぬワイルドな力学的大立ち回り、で気持ちよく圧倒してくれる他、歌物〜リリシズム重視趣向(#4とか)においてはやや寡黙めに音を減らしてじっくりと優しくマイルドにロマンティシズムや(哀歓交差する)奥深くも安らいだ詩的情緒を映し出す、エヴァンス辺りにも通じる(但し似てはいない)きめの細かい耽美的語り口に深みを発揮したりと、そうした、気力も充実しきったドラマティックな無双の絶好調ぶりには殊の外清々しく心洗われる思いがするのであったー。とは云えけっこう壮烈です。

1. And Then Again アンド・ゼン・アゲイン
2. Manha Do Carnaval カーニバルの朝 (黒いオルフェ)
3. Rhythm-A-Ning リズマニング
4. Someday My Prince Will Come サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム

Kenny Barron ケニー・バロン (piano)
Buster Williams バスター・ウィリアムス (bass)
Ben Riley ベン・ライリー (drums)

1982年6月9日東京いもハウスでのライヴ録音
オリジナル発売年:1983年

レーベル:Octave Lab (Deep Jazz Reality) ウルトラ・ヴァイヴ (Ultra-Vybe) (Whynot原盤)

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国内制作CD

硬派で雄々しく猛々しい男気みなぎった勇壮ピアノのダイナミック・アクションにスカッと胸躍らせられっぱなしの大興奮ライヴ会心打!けっこう凄絶!!! CD KENNY BARRON ケニー・バロン / IMO LIVE イモ・ライヴ[OTLCD 2636]

販売価格: 2,000円(税込)
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★ホワイノット・オリジナル・アルバム・コレクション WHYNOT ORIGINAL ALBUMS COLLECTION

★ホワイノット・オリジナル・アルバム・コレクション
WHYNOT ORIGINAL ALBUMS COLLECTION !!

★リーダー/サイドマンとして幾多の作品に携わってきた名手。本作録音の1982年当時は、日本ではまだあまり名前を知られていなかったケニー・バロン。彼のリーダー作を、しかも東京でのライヴ録音という形で実現。

★バスター・ウィリアムス、ベン・ライリーとのトリオによる演奏は軽快にして明快。新生ホワイノットの門出となった、記念すべき作品である。