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ホーム2022年10月REVIEWダウン・トゥ・アースなこってりした黒いブルース・テイストとカラッとサバけたストレート・バピッシュな小粋さ溢れる全き正攻法の硬派ピアノ・プレイがナチュラルに冴えた醸熟トリオ逸編! CD SPIKE WILNER TRIO スパイク・ウィルナー / PLAYS MONK & ELLINGTON
商品詳細
★お馴染み、ニューヨークのジャズクラブ:「スモールズ」並びに「メズロウ」のオーナーでもあり、FSNTやPosi-Tone、Smalls Live、Cellar Live等よりのアルバム群に確たる支持を集めてきた、早ヴェテランの域に入る米NYの人気ピアニスト:スパイク・ウィルナー(1966年ニューヨーク市のマンハッタン生まれ)の、今回は、ピーター・ワシントン(b)&ジョー・ファーンズワース(ds)との磐石トリオによるセロニアス・モンク&デューク・エリントン名曲集。

★折り目正しくも歯切れのいい鋭角感を帯び、一音一音から豊かな旨味と爽涼な潤いが滲み出てくるイメージの硬質タッチ・ピアノが、ブルース・フィーリングと歌心そしてバップ&モードの言語マナーを巧まずナチュラルに備えた、あくまで気負いなく肩の力を抜いて伸び伸びと哀歓を活写する全き正攻法のメロディック・スウィンギン・プレイ、を溌溂と繰り出して何げにバランスのとれたテイスティー・グルーヴィーこの上なしの華を成し、ウネりを利かせて重厚にドライヴしつつ芳醇に唄うコクと温もりに満ちたベースや、シャープなキレや尖り感とセンシティヴなニュアンス濃やかさを併合して多彩・多角的に迫る機智を感じさせるドラム、らの確固として堅牢かつ闊達で雄弁な攻撃力あるサポート、もノリとスリルを強力に高めて中々鮮烈なる魅力を際立たせた、トータルとしては作為なさそうで衒いを排したド直球のハード・バップ大会が愉しげに続いて、スッキリとノセられる、自然体の吟醸感に満ちた会心打内容。

★現代バピッシュな硬派筋の精悍さや苦味走り様を基調としながら、ブルースに由来した小粋なコブシっぽさや陽気な歌謡性、加えて独特のウィットやユーモア、も自ずと潤沢に有した、剛柔兼備のさりげなくメリハリある快活スインギー演奏、がサバけた調子でシャキシャキと展開され、ワシントン(b)やファーンズワース(ds)のヴォキャブラリー豊富で遊撃力・瞬発力にも長けた機動的バックアップ、も絶えずきららかに光る、ある時はストレートアヘッドなバップ・スイング、ある時はムーディーなスロー・バラード、ある時はちょっとレトロなストライド調、またある時はノリノリのR&Bグルーヴ路線、と刻々様変りする半ドラマティックな道程の中で、ウィルナー(p)の、ハッタリなしで真っ向勝負に徹した渋め旨口のアドリブ奮戦がひたすら軽やかで小気味のいい冴えを、キレを見せて秀逸だ。

→ファンキー&アーシー色を含んだ今流ハード・バップ・ピアノの王道たるイキイキした邁進を続けるその、美旋律に富むものの甘さは幾分か控えめで陰影濃いビタースウィート風味の節回しにほぼ終始し、時にはダウン・トゥ・アースなこってりした黒いソウルフル情趣を濃厚に立ち昇らせるところもあるという、表面的な風合いとしてはわりかしサラリとした恬淡なパステル・カラーっぽい雰囲気が漂い何とも云えぬ奥深い余韻が残るそうした弾鳴のあり様は、アルバム全体のライヴっぽい生々しさ(+適度な粗さ)の強調されたアウトライン情景とも相まって、「普段着感覚の中に極意あり」の無双の妙味を放っており見事。

1. Eronel
2. Well, You Needn't
3. Pannonica
4. Wonderful! Wonderful!
5. Let's Cool One
6. Gypsy Without A Song
7. Le Sucrier Velour
8. U.M.M.G.
9. Intimacy Of The Blues

Spike Wilner (piano)
Peter Washington (bass)
Joe Farnsworth (drums)

2022年1月11日ニューヨーク市クイーンズ区アストリア(ロングアイランドシティ)のGB's Juke Joint録音

レーベル:Cellar Music (Cellar Live)

在庫有り
紙ジャケット仕様CD




ダウン・トゥ・アースなこってりした黒いブルース・テイストとカラッとサバけたストレート・バピッシュな小粋さ溢れる全き正攻法の硬派ピアノ・プレイがナチュラルに冴えた醸熟トリオ逸編! CD SPIKE WILNER TRIO スパイク・ウィルナー / PLAYS MONK & ELLINGTON[CM 051822]

販売価格: 2,100円(税込)
数量:
商品情報
CELLAR LIVE

★NYの人気ピアニスト:スパイク・ウィルナーがピーター・ワシントン(b)ジョー・ファーンズワース(ds)と組み、ピアノトリオで描くセロニアス・モンクとデューク・エリントンの世界。

★伝統的バップのスタイルを貫くスパイク・ウィルナーが歴史的巨匠2人にリスペクトを込め、真摯に演奏に向かう作品です。

Recorded at GB's Juke Joint on January 11, 2022
Recorded by Glen Forrest & Colin Mohnacs
Mixed by Colin Mohnacs at GB's Juke Joint
Mastered by Hector Castillo at Blues Shack Mastering

Executive Producer: Spike Wilner
Produced by Joe Farnsworth and Spike Wilner
Photography by William Brown
Design and layout by John Sellards
2022年作品