ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2021年5月REVIEWあくまでストレートアヘッド街道を驀進するブルージー・バピッシュな旨口アルト・ブロウとファンク・ロック的やんちゃさ仄めく今風ギター陣のフレッシュ・スリリングな融け合い!痛快!!! CD 土岐 英史 HIDEFUMI TOKI / LITTLE BOY'S EYES リトル・ボーイズ・アイズ
商品詳細
★依然円熟の快進撃が続く本邦モダン・ジャズ・アルト(&ソプラノ)サックスの第一人者=プロ・キャリア半世紀超のヴェテラン重鎮:土岐英史(1950年兵庫県神戸市生まれ)の、今回は、自身のサックスに荻原亮&井上銘のギター2本、という変則トリオによるまたチャレンジングな一編。

★メロウな潤いやムーディーな寛ぎと鋭角的なダイナミック・グルーヴ感を並行体現するギター陣の、何げに芸の細かいサポートにガッチリ支えられ、導かれながら、引き締まった隆々さ〜逞しきタフネスとプスプス息漏れするようなハスキー・スモーキーな掠れ感が渾然一体となった何とも味のあるトーンのアルトが、気合軒昂でありながら肩の力は抜いて自然体で悠々と呼吸するかのような滑脱ブロウ、を粋にイナセに紡いでさすが醸熟なる華を成し、かたや、伝統的な渋いバップ・テイストとよりホット・ワイルドな現代感覚を併せ持ち、これを的確に使い分けつつ少々やんちゃに跳ね回る2ギターの躍動ぶりも、フレッシュ・グルーヴィーな彩りを添えた、全体を通じ、ブルース色もしくはファンク色の濃い「旨口の和やかアクション」的音空間、にノリノリでおいしく浸らせてくれる快投内容。

★歌心とブルース・フィーリングと適度なスカスカっぽさ=隙間を含んだ独自のスイング感、にしっかりと貫かれた、メロディアスでアーシー・ソウルフルな中々コクのあるコンテンポラリー・バピッシュ・グルーヴ世界が歯切れよく威勢よく形作られてゆき、わりかしマイペースで伸び伸びとド真っ当なハード・バッパーになりきって嬉々溌溂そうな土岐(as,ss)の、泰然自若とした佇まいと、次々に手を代え品を代え結構必死懸命なドラマティック妙技で絶妙にアクセント効果・スパイス効果を発揮し、意表も衝いてくる荻原(g)&井上(g)の猛烈ハッスルの様、とが鮮やかなコントラストを描きつつ極めてスリリング&エキサイティングに見せ場を繋ぎ、競い合って実に濃密な道程が創出されており、大いに沸かせる。

★土岐(as,ss)の、衒いやケレンを排し、あくまで真っ向勝負でバップ&モードのオーソドキシーに則った勇み肌の吟醸的闊達ブロウをノリよくも悠然と繰り出し続ける、エネルギッシュさやエモーショナル&パッショネートさと脱力感やリラクゼーションが巧まずない交ぜになった、しかも一点もブレていない、構成力もこれまた抜群な語り口が超生鮮かつ超芳醇に軽々冴え渡っていて全く見事で、一方、ジョンスコ的ジャムバンド調やエフェクターをギンギンに利かせたファンク・ロック調で鋭く迫る荻原(g)、ブルース・ロック風スタイルでダウン・トゥ・アースに熱っぽく唸る井上(g)、らの悔いなき完全燃焼的奮戦も気魄満点でveryナイス。

1. Beautiful Love
2. The Guitar Man
3. Wyeth
4. The Man With A Little Boy's Eyes
5. Smoke Gets In Your Eyes
6. Sunny
7. C Minor
8. My Foolish Heart
9. You'd Be So Nice To Come Home To

土岐 英史 Hidefumi Toki (alto saxophone except 4, 6, 8) (soprano saxophone on 4, 6, 8)
荻原 亮 Ryo Ogihara (guitar on left channel)
井上 銘 May Inoue (guitar on right channel)

2020年10月28,29日東京録音
(2021年日本作品)

レーベル:Days of Delight

在庫有り
国内制作CD


あくまでストレートアヘッド街道を驀進するブルージー・バピッシュな旨口アルト・ブロウとファンク・ロック的やんちゃさ仄めく今風ギター陣のフレッシュ・スリリングな融け合い!痛快!!! CD 土岐 英史 HIDEFUMI TOKI / LITTLE BOY'S EYES リトル・ボーイズ・アイズ[DOD 015]

販売価格: 2,630円(税込)
数量:
商品情報
DAYS OF DELIGHT

★荻原亮と井上銘が織りなすグルーヴをエンジンに、土岐英史が疾走する! サイドはギター2 本だけ!土岐英史が前代未聞の編成で挑む比類なきサウンド!

★日本ジャズ界の至宝・土岐英史が 「サックス+2 ギター」 という類のない編成で臨んだチャレンジングな作品です。

★サイドマンは、荻原亮、井上銘というシーンのトップを走るふたりのギタリストだけ。彼らが織りなす有機的なグルーヴをエンジンに、土岐英史が軽やかに疾走します。

★Days of Delight は、半世紀にわたって日本ジャズ界を牽引するサックス奏者・土岐英史の新譜『Little Boy’s Eyes』を 5月13日に発売します。サイドを固めるのはなんとギター2 本のみ。荻原亮、井上銘というシーンのトップを走るふたりのギタリストを従えた土岐英史が、〝サックス+2 ギター〟という類のない編成で独創的なサウンドをつくりあげています。

★荻原亮と井上銘が織りなすビートは、たえず揺らぎ、跳ね、回転しながら自在に動きつづけ、そこに土岐英史の唯一無二の音が立ち上る。その軽やかで爽快なグルーヴは、かつて経験したことのない感覚をひらいてくれるにちがいありません。「どんなサウンドが立ち現れるのか、じっさいにスタジオで音を出してみるまで見当がつかない。そんなレコーディングは今回がはじめてでした。
★なにしろリード楽器のサイドマンがギター2 本だけ。ベースもドラムも、ピアノさえもいないのです。音がぎっしり詰まったサウンドとちがって、余白がたっぷり空いている。そこに土岐さんの音が立ちのぼる。有機的なスペースがふんだんに空いているから空間的なひろがりを感じるし、ふたりのギタリストが柔らかく自由に動いているから、かえって土岐さんの音が彫刻的に浮き立って見える。土岐さんは相当楽しかったにちがいありません」
――Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣
(画像をクリックすると大きく見られます)