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ホーム2020年8月REVIEW清爽キュートにしてブルース由来の渋い吟醸味を含んだチャーミングなヴォーカルと硬派で粋なピアノ、波乗り脱力テナーがおいしく融け合う快適編 CD CHAMPIAN FULTON feat. SCOTT HAMILTON シャンピアン・フルトン feat. スコット・ハミルトン / BIRDSONG - Celebrating The Centennial Of Charlie Parker
商品詳細
★NYシーンで活躍し、ヴィーナスやGut String、Sharp Nine、Cellar Live、Posi-Tone、Blau、自己レーベル(Champian Records)等から次々とアジなアルバムを発表して、高い評価と人気を得てきた、ピアニストであり歌手でもある花形才媛:シャンピアン・フルトン(1985年オクラホマ州ノーマン生まれ)の、今回は、以前Blau盤でも共演していたスコット・ハミルトン(ts)を迎え、更にシャンピアンの父スティーヴン(flh)もゲスト参入するコンボ体制での、チャーリー・パーカー生誕100周年に因んだパーカー・トリビュート編(シャンピアンは7曲でヴォーカルをとる)。

★張りやキレがあって伸びやか、かつ丸みやソフトネスもおのずと備える、澄んだ中高音の清爽ヴォイスによる、ピーンと凛々しく突き立つような直線的伸張力をフルに活かしきったクールな節回しと、より物憂くけだるそうでアンニュイ&レイジー・ブルージーな愁いと翳りある吐息風の歌い様、とを細かに使い分け、また融和させた、何げにニュアンス深い演唱がしっとりメロウそして情感豊かにきめ濃やかな華を成し、一方、カッチリ角張った硬質骨太タッチでバップ&ブルースの伝統的イディオムに則った粋で渋い吟醸プレイにほぼ終始するピアノや、心地よい脱力感を伴った柔和な波乗り調子の流線的ブロウを悠々と紡ぐ包容力満点のテナー、らも旨味芳醇に瀟洒でグルーヴィーな魅力を揮いきった、全編小気味よくもホッと安心できるハートウォーミングな好演内容。

★インティメイトな和気あいあいの寛ぎや温もりと、歯切れよく敏活で勢いあるダイナミックなスイング感、を自然に併有した、何とも小粋でセンスのいい、歌心を何よりも大切にしての、誠にシャレた味わいの滑脱流麗な小唄セッション風の行き方が快調に続き、登場するや華々しいスター性をきららかに振りまくヴォーカル、幾分か質素でシブめの確固たる濃いウマみを発散するピアノ、ひたすらゆったり伸び伸びと憩いの気分でマイルド・テンダーに哀愁を歌い上げるテナー、時折現れてはまろやかさとシャープネスの入り混じった雅趣深き吹奏で絶妙のアクセントをつけるフリューゲル、が各々妙なる按配・バランスでスイスイ流れ泳ぐように色彩も豊か&鮮やかなおいしい見せ場を連繋リレーして、清新さと豊饒なる味わいが途切れることがない。

★シャンピアンの、ヴォーカルにおいては、白人抒情派ジャズ・ヴォーカルの伝統にしっかりと根を下ろしながら結構ブルース色を強めた、キュートさ・ガーリッシュさと鉄火肌っぽさが匙加減抜群に共存する洒脱で粋シブな歌声キャラが実にチャーミングに創出されており、ピアノでは「バップ+ファンキー」的筆致を基本として中々堅実な立ち居振る舞いを貫いて、歌とピアノとでごくナチュラルに程好いコントラストを巧まず体現している、辺りがさりげなくさすが。終始一貫して肩の力の抜けたソフト・スムースな吹奏に徹しながら、何とも云えぬ豊かな幽玄余情を浮かび上がらせる懐深さ格別のハミルトン(ts)や、折り目正しく慎重で丁寧な所作動静に聴く者をじっくり引き込んでゆくジェントルマン:スティーヴン(flh)、らの抑制の利いた助演も卓抜だ。

01. Just Friends 7:14 (J. Klenner & S. Lewis / April Music Inc.)
02. Yardbird Suite 6:36 (C. Parker / Atlantic Music Corp.)
03. This Is Always 5:32 (H. Warren & M. Gordon / Four Jays Music Pub.)
04. Star Eyes 5:40 (D. Raye & G. de Paul / April Music Inc.)
05. Quasimodo 5:07 (C. Parker / Songs of Universal Inc.) (p-b-ds trio)
06. All God's Chillun Got Rhythm 4:49 (G. Kahn, W. Jurmann & B. Kaper / April Music Inc.) (p-b-ds trio)
07. Dearly Beloved 4:46 (J. Mercer & J. Kern / Universal - Polygram Intl. Pub. Inc.)
08. Out Of Nowhere 5:06 (J. Green & E. Heyman / Sony ATV Harmony)
09. If I Should Lose You 7:22 (R. Rainger & L. Robin / Sony ATV Harmony)
10. My Old Flame 5:00 (S. Coslow & C. Midnight / Sony ATV Harmony)
11. Bluebird 9:25 (C. Parker / Atlantic Music Corp.)

Champian Fulton (piano) (vocal on 01, 03, 04, 07, 08, 09, 10)
Scott Hamilton (tenor saxophone except 05, 06)
Hide Tanaka (bass)
Fukushi Tainaka (drums)

guest:
Stephen Fulton (Champian's father) (flugelhorn on 02, 08, 09, 11)

2019年9月24日ニューヨークのSamurai Studios(Samurai Hotel Recording Studio)録音

レーベル:Champian Records

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD


清爽キュートにしてブルース由来の渋い吟醸味を含んだチャーミングなヴォーカルと硬派で粋なピアノ、波乗り脱力テナーがおいしく融け合う快適編 CD CHAMPIAN FULTON feat. SCOTT HAMILTON シャンピアン・フルトン feat. スコット・ハミルトン / BIRDSONG - Celebrating The Centennial Of Charlie Parker[CR 003]

販売価格: 2,180円 (税込)
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商品情報
Champian Records

チャーリー・パーカー ・トリビュート、スコット・ハミルトンを招いた待望の新録。

★2017年の共演作 (「The Things We Did Last Summer」スペインBLAU RECORDS)でも人気を呼んだ、シャンピアン・フルトンとスコット・ハミルトンが再び共演。本作では、2013年作品「SINGS AND SWINGS」(SHARPNINE)でもフィーチャーされていた、米国で活躍する日本人リズム隊 Hide Tanaka(b)Fukushi Tainaka(ds)、を従え、曲により、父スティーヴン(本作ではフルーゲルホーンを演奏)が参加。

★ファンキー・ブルージー & リラクシンな場面がバランスよく配置された、チャーリー・パーカー生誕100年を祝うに相応しい正統派ジャズ作品です。