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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > BARITONE SAXドライヴ感溢れる粋渋ブルージーな滑脱テナーと重厚にパンチの利いた図太いバリトン咆哮のカラフルで和気あいあいなる交感♪ CD FRANK BASILE - SAM DILLON QUINTET フランク・ベイジル、 サム・ディロン / 2 PART SOLUTION
商品詳細
★ともにNYシーン第一線で多忙に活躍し、各々過去の作品群も好評を博していた、バリトンサックスのフランク・ベイジル(1978年イリノイ生まれのネブラスカ育ち)とテナーサックスのサム・ディロン(ネイティヴ・ニューヨーカー)、というサックス奏者二人がコンビを組んだ双頭クインテットによる一編。

★極めてパワフルで鋭い破裂感やパンチの利き具合〜瞬殺力と、クール&カラフルな整った重層性や折り目正しい様式美、を併せ持った、息もピッタリな2サックス・アンサンブルが青嵐の如く爽やかに響き渡った後、ハード・ドライヴィング&ブルージー・テイスティーな滑脱テナー、重厚にドスが効いていながら弾みよく跳ね躍るバリトン、スクエアー&ソリッドに殺陣の型を遵守して幾分かストイックに立ち働く堅固ピアノ、バネ&ウネりも十二分に温かく寛ぎ小唄節を綴る肉太ベース、らのいずれも純正ハード・バッパー気質な歌心溢れる吟醸的ソロ・プレイが何とも粋に、味わい芳醇なる見せ場を繋いでゆく、ノリノリにしてホッと一息つける安心安定の清々しい会心打内容。

★生粋ハード・バップ・スタイルに乗せて2サックス・バトル物の王道ド真ん中を驀進する、和気あいあいで愉しげ、かつ力強くタフネスも満点な人情派大衆エンタテインメントの鑑!とも云えるメロディアス・スウィンギン快演、が意気溌剌にしてハートフル&リラクシングにスイスイ流れ泳ぐ如く展開され、軽快さと揺るぎない重みを自然に両立させた潤滑敏活な、風通しもよさそうな開放感ある道程の中で、ディロン(ts)やベイジル(bs)、パットン(p)らの、親しみやすい歌謡フィーリング、伝統的ブルース・センス、瀟洒なウィットっぽさ、にしっかり裏打ちされた、明朗簡潔にして余情深きアドリブ妙技が、洒脱でイナセで中々風流な冴えを見せて実に爽快だ。

★ディロン(ts)の、グリフィン辺りにも底通する、ドライヴ感一杯に渦巻きウェイヴを描きながらブルース色濃い粋渋なメロディーを悠々と歌う、肩の力の抜けたまろやかブロウ、が豪快柔和な超おいしい魅力を放っていてとりわけゴキゲンで、一方、ベイジル(bs)の、ペッパー・アダムス系統の重低音敏捷パンチ・アタック!的な厚みと速射性ある「咆哮」スタイルを基調とするも、ブルースにおける、地の底へじっくり深く根を下ろしてゆくような、適度に粘っこくアーシー&ソウルフルなこってりしたコクのある醸熟節の濃さ、含蓄豊かさがまた絶妙だったりもする、その貫祿の吠え躍りっぷりもナイス。昔気質のバップ・イディオムに律儀に則りながら、時折モーダル・パッショネートな熱いアクションにも転じて的確にアクセントを成す、パットン(p)の堅実そうでいて何げにドラマティックな活躍も光る。

1. Two Bass Hit
2. Love Letters
3. The Cardiff Giant
4. Lo Joe
5. Kids Are Pretty People
6. Samba De Orfeu
7. Two Part Solution
8. 5 / 4 Thing
9. Frame For The Blues

Frank Basile (baritone saxophone)
Sam Dillon (tenor saxophone)
Jeb Patton (piano)
Mike Karn (bass)
Aaron Kimmel (drums)

2019年11月5日米ニュージャージー州イングルウッド・クリフのthe Studio of Rudy Van Gelder録音

レーベル:Cellar Music (Cellar Live)

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

見開き紙ジャケット仕様CD



ドライヴ感溢れる粋渋ブルージーな滑脱テナーと重厚にパンチの利いた図太いバリトン咆哮のカラフルで和気あいあいなる交感♪ CD FRANK BASILE - SAM DILLON QUINTET フランク・ベイジル、 サム・ディロン / 2 PART SOLUTION[CM110519]

販売価格: 2,100円(税込)
数量:
商品情報
CELLAR LIVE

★NYシーン第一線で、ハードバップ吹奏一直線に活動してきたバリトン奏者フランク・ベイジルとニューヨークを拠点に活躍するテナーサックスの俊英サム・ディロン。この2人をフィーチャーしたストレート・アヘッドな 2管クインテット演奏。

★バリトンとテナーをフロントにしたクインテット編成での演奏作品は、過去作にもすぐに思いつくものがない。有りそうでなかったこの編成でのハードバップ作は、バリトンサックスの重厚さとテナーサックスのしなやかさが絶妙なハーモニーを成し、メロディック&スウィンギンに軽快な道行を形成していきます。

Recorded at Rudy Van Gelder's on November 5th,2019
Engiineered by Maureen Sickler
Mixed and Masterd by shawn Pierce