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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)マイルド・メロディックかつ凹凸的ダイナミズムみなぎった、そして誠心溢れる端麗なエヴァンス・トリビュート編!爽快!!! CD 田窪 寛之 トリオ HIROYUKI TAKUBO TRIO / WALTZ FOR DEBBY - A TRIBUTE TO BILL EVANS ワルツ・フォー・デビィ "ア・トリビュート・トゥ・ビル・エヴァンス"
商品詳細
★4歳からピアノを習い始め、ビル・エヴァンスの音楽に出会って高校時代よりジャズを独学で習得、高校卒業後、渡米して、バークリー音大に学び、2004年に卒業してからはロイヤルカリビアン社のカリブ海クルーズの客船の中で9ヶ月間、専属ピアニストとして演奏、2005年に帰国し、山田拓児、川嶋哲郎、小林陽一、小林桂らのサイドで辣腕を発揮、ここ最近も自己のトリオや安ヵ川大樹トリオで益々の好調ぶりを見せ、2017年に自己トリオによる初リーダー作:「Tone Painting」を発表し好評を得ていた、正統抒情派ピアノの逸材:田窪寛之(1981年生まれ)。
今盤は、前作と同じ鉄壁トリオ(川嶋哲郎カルテットのリズム・セクションでもある)を率いての、深く傾倒するビル・エヴァンスの愛奏レパートリーをプレイした2nd、=エヴァンス・トリビュート・アルバム。
★歯切れよくも折り目正しく整った端麗タッチのピアノが、ある時はエヴァンス・スタイルに接近したマイルドかつ強力にスプリングの利いたロマンティック・アクションを軽やかに決め、ある時はモーダル・バピッシュだったりファンキーだったりのよりストレートアヘッドな旨口プレイを渋く凛々しく繰り出して、瑞々しくも風格堂々たる華を成し、エッジを利かせて鋭く喰い込んでくるベース&ドラムのド迫力並びにスリル一杯のサポートも、頼もしげに、そして中々サスペンスフルにしっかり濃い魅力を際立たせた、美しく快適でいて好ましい緊迫感を絶妙に伴った会心打内容。
★楽曲そのものから確固と立ち昇るエヴァンス・ミュージック独特の馨しさや世界観、といった要素が利いて、殊にテーマ演奏部分辺りではエヴァンスイズムが顕著になるが、その後のアドリブ・ソロ・パートに入ると、あくまで自由で自然体なモード系アクティヴ・リリカル路線の一正統らしい、活気や覇気もみなぎった極めてメインストリーム・ジャズっぽい様相の精悍軒昂なる展開となって、スカッと清やかに昂揚させてくれ、そうした道程の中で田窪(p)の、エヴァンスへの深い敬愛を揺るぎなく感じさせつつ、縦横無尽でダイナミックな機動ぶり・疾駆ぶり・大立ち回りを炸裂させるも、一貫してある程度の節度や品位、或いは丁寧さや作法正しさ、真心っぽさ、といったものも絶やすことなく、溌剌と粛々とが破綻なく一体化したその歩の進め様が、何とも爽やかな一陣の青嵐の如く煌いていて、実に素敵だ。
★→エヴァンス・ライクな烈しい躍動型の浪漫指向、的ポエティック・フレージングも鮮やかだが、エヴァンスと云うよりハンコック辺りの流れを汲む(但しハンコックそのものというわけではない)凹凸に富んだ殺陣風のダイナミズム表現や、伝統的バップ・イディオムを使ったソリッド&スクエアーなシブめの節回し、とかにもこれまた生鮮な妙味があり、何げに飽きのこない、メリハリの利いた巧まずドラマティックな流れに仕上げられていて、全く見事。

01. How My Heart Sings
02. Elsa
03. Waltz For Debby
04. Gloria's Step
05. Turn Out The Stars
06. Radiance
07. Time Remembered
08. One For Helen
09. Very Early
10. My Bells (solo piano)

田窪 寛之 Hiroyuki Takubo (piano)
安田 幸司 Koji Yasuda (bass except 10)
長谷川 ガク Gaku Hasegawa (drums except 10)

群馬県前橋市元総社町の夢スタジオ(YUME studio)録音・2018年日本作品

レーベル:Kusu Records

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CD

国内制作CD

マイルド・メロディックかつ凹凸的ダイナミズムみなぎった、そして誠心溢れる端麗なエヴァンス・トリビュート編!爽快!!! CD 田窪 寛之 トリオ HIROYUKI TAKUBO TRIO / WALTZ FOR DEBBY - A TRIBUTE TO BILL EVANS ワルツ・フォー・デビィ "ア・トリビュート・トゥ・ビル・エヴァンス"[HTT-002]

販売価格: 2,570円(税込)
数量:
商品情報
KUSU RECORDS

自身の音楽的ルーツとなるピアニスト、Bill Evansへ捧ぐ。その叙情性を受け継ぎ、名作を新たな表現で魅せる。

★自身のトリオでの活動に加え、様々なバンドに参加し、その端正なプレイで人気を博している田窪寛之。2017年に発表した自身のファーストアルバム「Tone Painting」も、そのタッチと世界観で好評を得た。
★前作がオリジナル中心の作品だったのに対し、2作目となる本作品は、自身の音楽的ルーツでもあるBill Evansのトリビュート作品である。
★Evansの代表作であるWaltz for Debby、Very earlyや、アルバムタイトル曲として演奏されているHow my heart singsなどの名曲を10曲収録。メンバーは前作と同じ安田幸司(ba)と長谷川ガク(dr)。原曲に敬意を払いつつも、斬新なアプローチで名曲の新たな表現に挑む。
★曲から溢れる叙情性と、トリオのスリリングな展開が一体となった今作品は、Evansの曲の魅力と共にトリオの世界観と進化を感じる事が出来る意欲作である。(新譜案内より)

Recorded: Etsuo Masukawa
Mixed: Etsuo Masukawa
Masterd: Etsuo Masukawa
Recorded at: YUME studio, Maebashi