【原*JAZZ/PROTOジャズ】シリーズ第4弾
★異相の音の組み合わせと融合、音楽の新しい地平を展望したアマルガム的大名盤!
★1969年は、日本のフリージャズが実質的に動き始め、花を開かせた年。(伝説の)富樫雅彦/佐藤允彦のESSG、山下洋輔トリオ、高柳昌行ニューディレクション、吉沢元治トリオの4つが一斉に活動を開始しました。そんな中、「パラジウム」に続き発売されたのが本作です。初期の佐藤允彦、名盤「パラジウム」に続く代表作。(メーカー・インフォ)
1 オープニング
2 ムーブメントNo.1
3 ムーブメントNo.2
4 インターミッション
5 ムーブメントNo.3
6 ムーブメントNo.4
7 クロージング
佐藤 允彦(piano)
荒川 康男(bass)
富樫 雅彦 (drums)
1969年7月4日 サンケイホールでライブ録音
解説:沼田 順
★このライブでの佐藤の音楽的演出は新鮮かつ実験精神溢れるもので、前半部はトリオのサウンドの背景に、テープによる様々な音を途切れなく流し続けた。後半ではやはりテープでクラシックのチェンバーミュージックやコーラスの断片を使い、3人のプレイと同時にテープを共演者としていた。まだシンセがなかった頃のことである。さらに休憩時間には秋田の民俗音楽で老婆の唱える「おしらさま」の声を会場に流した。異種の音をも内側に取り込むことに成功した。しかし当年秋、このトリオは解散することに。
●幾つかの異なるルーツを持った音楽、音響をジャズのピアノ・トリオの演奏とつき合せそれを取り込んだサウンドとしていく佐藤允彦の才気溢れるコンサート・ライブ。
●こうした多要素主義的方法は、この10数年後、世界の即興音楽シーンに革新的サウンドとして現れる。佐藤の才能は世界を10年超えていたのである。
●佐藤允彦トリオによる本ライブ演奏は、フリー・フォームというよりも知的な創意に満ちたハイレベルのニュー・ジャズであった。これが後の「観自在」(1976)に繋がる日本にしか在りえないサウンドの原型である。W紙ジャケット仕様1969年は、日本のフリージャズが実質的に動き始め、花を開かせた年。(伝説の)富樫雅彦/佐藤允彦のESSG、山下洋輔トリオ、高柳昌行ニューディレクション、吉沢元治トリオの4つが一斉に活動を開始しました。そんな中、「パラジウム」に続き発売されたのが本作です。
初期の佐藤允彦、名盤「パラジウム」に続く代表作。(メーカー案内より)
在庫有り
W紙ジャケット仕様CD