軽やかに弾むスウィング、夜の静けさを映すメロディ。ジャコモ・スミスが描くジャズの新たな表情。
◎信頼が育む、自由でオーガニックなセッション
★ジャコモ・スミスが、ジョー・ウェッブ(p)、アナス・フィェルステズ(b)、スノッレ・シルク(ds)を迎えたカルテット作品。スノッレ・シルクのアルバム『What a Day!』でも共演した、互いの音楽をよく知るメンバーが集まりました。
★スミスが用意した6曲のオリジナル曲には楽譜がなく、メロディや曲の輪郭を耳で伝え、最小限の指示と演奏者同士の信頼を頼りに音楽を組み立てていきます。スミスのクラリネットやサックスが描くメロディに、ウェッブのピアノが軽快なフレーズや豊かな和音で応え、フィェルステズのベースとシルクのドラムが、曲ごとに異なるリズムと呼吸を生み出します。テーマからソロへと移る場面でも、互いの音に耳を傾けながら自然に展開していく演奏が魅力です。
◎ジャンゴ・ラインハルトへの敬意と、新たな表現
★ジャズ・マヌーシュを探求したリーダー作『Manouche』に続き、本作ではスウィングを基調とするストレートアヘッドなジャズへと表現を広げています。軽快に弾むアルト・サックスとピアノの応酬が楽しめる「Minnow Games」から、バス・クラリネットの深い響きとラテン風のリズムが印象的なタイトル曲「Artfullee」まで、楽器の音色やリズムの違いが曲ごとの表情を形づくります。デューク・エリントンの「Reflections in D」の取り上げ方など、自身の感性で描き直すジャズの伝統への敬意が随所に、、。
◎旅の後に訪れる、夜の静けさと孤独
★スミス自身が「夜の音楽」と呼ぶ本作。旅やコンサートを終えた帰路に訪れる内面的な静けさや孤独感が、メロディの陰影や演奏の間合いに映し出されています。ソプラノ・サックスが穏やかに旋律を紡ぐ「The Round Tower」など、技巧を前面に押し出すのではなく、一音一音の響きや余韻を大切にした演奏が印象的。親密な対話から生まれる自然なスウィングと、夜更けの思索を思わせる情緒。その両面を味わえる一枚です。
1. Artfullee
2. Minnow Games
3. Largo Montebello
4. Take Off Make Off
5. Reflections in D
6. The Round Tower
7. Two for No More
Giacomo Smith - clarinet, bass clarinet, soprano saxophone, alto saxophone,
Joe Webb - piano,
Anders Fjellsted - bass,
Snorre Kirk - drums
録音 : 2025年9月19日 The Village(コペンハーゲン)
御予約商品 CD
入荷予定時期 : 2026年11月下旬 受注締切 :2026年10月23日
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