★過去30年来英米の両シーンで多忙に活躍、殊に弦楽器アンサンブルにおけるフリー・インプロヴィゼーションの新生面探究に多大な成果を上げてきたベテラン・ベース奏者T・レンは、先頃のストリング4tet作品「Angel Gate」(98&2000年録音Emanem)でも卓抜な敢闘を見せていたが、今回は、いずれもレンと馴染みの深い英国屈指の個性派インプロヴァイザー達と組んだ4tetによる、ストレートアヘッドでダイナミックな即興インタープレイ集。
★ヨーロピアンなフリー・インプロ物らしい幾何学的な抽象性が濃く映し出される場面もあるが、どちらかと云えば、L・スタビンスの結構泥臭めに激しくのたうち暴れる怒濤の絶叫ブローイング(ssでのレイシー似な鋭角的吹奏術も◎)に代表される、(ロフト派とはまた違ったニュアンスの)パワー・ミュージック〜殺陣アクション的な行き方が骨子を成しており、「楽曲」らしい情緒表現も豊富に盛り込まれた劇的展開を昂揚感抜群に楽しませる。レンの周到巧妙なるナビゲート手腕や、ライリーのきめ濃やかな様式美に長けた硬質的抒情派インプロヴィゼーションも素晴らしい。充実作。
1 A Soft Day 6:53
2 Game Of Two Halves 17:06
3 Where Are The Snows... 10:16
4 Rough Crossing 13:22
5 Blue Dark 11:03
6 Embarassement Of Witches 7:41
7 Transcension 8:34
Tony Wren(Double Bass, Liner Notes)
Larry Stabbins(Soprano Saxophone,Tenor Saxophone)
Howard Riley(Piano)
Mark Sanders(Percussion)
Digital studio recordings made in London, 2001 July 11
Recorded By [Digital] – Steve Lowe
Mixed By, Mastered By, Design, Liner Notes – Martin Davidson
在庫有り
輸入盤CD