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ホーム | 御予約商品 | 国内仕様・輸入盤CD RGG / THE SOUL OF SOIL 昏く物憂い哀愁に満ちた心象スケッチ風のメランコリー描写がどこかピエラヌンツィ辺りにも通じるポーランド現代ピアノ・トリオのショパン変奏集
商品詳細
★結成から25年となり、過去の諸作がいずれも好評だった、進取性に富むポーランドの現代的ピアノ・トリオ:RGG(ピアノは2011年に交代しており現在のウカシュ・オイダナは二代目)の最新アルバムとなる本盤は、ショパンの名曲群をRGG流にジャズ化した一編。

★繊細で端正ながら重心はしっかり据わった、鋭角的キレのよさの中に透明感と深い陰影が共存する堅牢なストーン・タッチのピアノが、原曲の荘厳さを残しつつヨーロッパの現代ジャズならではのエレガント&ロマネスクかつスウィンギンな一種の歌物バラード風解釈で、或いはよりダーク&メディテイティヴなシリアスめ内省型インタープレイのスタイルをもって、物憂げな哀愁漂うマイナー調のリリシズム世界を瑞々しく描ききる、美旋律とダイナミズムに溢れた抒情指向のメロディック・プレイ(奏法としてはクラシック・ピアノを経由しておりこれはショパン曲とも親和性が高いと云えるが、しかしエヴァンスは経由していない感じか)(過去RGGとしてフリー系のアルバムも出しているので一筋縄ではいかない個性ではある)を中々敏活に綴って、生鮮度抜群の煌めくような華を成し、これに柔軟さと硬質さの両輪で生き物の如く絡みつきまとわりついてくるベース&ドラムの自在な遊撃も、息詰まるサスペンスと歯切れよいグルーヴ感を的確に高めて頼もしく魅力を際立たせた、全編今日のユーロ系ピアノ・トリオの典型らしい嫋やかで思索瞑想性仄めく典雅妙演が続いて、そのちょっと心象派っぽい音空間に心地よく浸れる充実内容。

★歌心とスイング感(但し4ビートは殆どなく時にパルス状だったりスペイシーな浮遊型だったりする)には富むものの、恐らくバップやブルースから最も遠い処にある、欧州流の半ばイントロスペクティヴな耽美浪漫主義を全身全霊で体現した内なる風景のスケッチ、的なそぞろ歩くが如きデリカシーとニュアンスに満ちたメランコリック至極のリリカル演奏がゆったりじっくりと展開され、ガルボフスキ(b)&グラジュク(ds)の摺り足でもつれ込んでくるような敏感な躍動ぶりに上手くプッシュされて、一座の花形オイダナ(p)の腰を据えて細密に詩的光景を描写するアドリブ妙技が殊の外センシティヴ&グルーミーに冴えて素晴らしい。

→似てはいないがどこかピエラヌンツィ辺りに通じるところのある、一音一音・一息一息に丹念に機微を込めつつ昏く物悲しく愁いに溢れた心の情景を写生する風な、リキみなくゆとりや節度、落ち着きを保ちながらも巧まず情感の襞(ひだ)を一つ一つ掬い取ってゆくような精細な音像に仕上げられた、そうした個性のあり様はさりげなく大いに蠱惑的だ。

フレデリック・ショパン (1810-1849):
1. マズルカ イ短調 Op.17-4
2. 練習曲 変ホ短調 Op.10-6
3. マズルカ 変ホ短調 Op.6-4
4. マズルカ ホ短調 Op.17-2
5. マズルカ イ短調 Op.67-4
6. マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2
7. 3つの新練習曲より 第1番
8. 練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
9. 夜想曲 ト短調 Op.15-3

RGG:
Łukasz Ojdana ウカシュ・オイダナ (piano)
Maciej Garbowski マチェイ・ガルボフスキ (double bass)
Krzysztof Gradziuk クシシュトフ・グラジュク (drums & toys)

2026年1月15日ポーランド、ニエポレンツのスタジオ・トカルニア2.0録音

レーベル:Music Corner Records

★日本語オビ付き
★日本語解説付き

御予約商品
国内仕様・輸入盤CD
入荷予定時期:2026年10月中旬 受注締切:2026年9月25日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。


国内仕様・輸入盤CD RGG / THE SOUL OF SOIL
昏く物憂い哀愁に満ちた心象スケッチ風のメランコリー描写がどこかピエラヌンツィ辺りにも通じるポーランド現代ピアノ・トリオのショパン変奏集[MCRD077CDS]

販売価格: 3,200円(税込)
数量:
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商品情報
Music Corner Records

★RGGは、2001年にカトヴィツェの音楽アカデミーの学生だったプシェミスワフ・ラミニャク(p)、マチェイ・ガルボフスキ(b)、クシシュトフ・グラジュク(ds)により結成された、ポーランド屈指のピアノ・トリオ。2011年にピアノがウカシュ・オイダナに交代して以降も、同国のマルチン・ヴァシレフスキ・トリオと並び称される重要な存在感を放っています。

★ブラッド・メルドーやECMレーベルの系譜に連なる抒情的なミニマリズムと、フリー・ジャズの即興性との絶え間ない緊張感が魅力。ポーランド・ジャズの巨星トマシュ・スタンコが生前の最後にカルテットを組んだトリオとして知られるほか、エヴァン・パーカーら欧州フリー・ジャズ界の重鎮とも共演を重ねてきました。これまでに17枚のアルバムを録音。2026年に結成25周年を迎え、最新盤となるショパン・アルバム『ザ・ソウル・オヴ・ソイル』をリリース。
★万博での奇跡の夜を経て、ついにスタジオ録音へ。清新でクリアな音を紡ぐRGGが、「空間」と「沈黙」をコントロールする極められた欧州ジャズ。

★結成25周年、ポーランドが誇る至高のピアノ・トリオ「RGG」。国立ショパン研究所(NIFC)全面バックアップのもと、ショパンの旋律が美しく溶け込む、洗練されたモダンな欧州ジャズ。

★収録されているのは、誰もが耳にしたことのあるショパンの名曲9篇。しかしここに鳴り響くのは、安易なクロスオーバーとは一線を画す、ジャズの相互作用に満ちた良質な欧州ジャズです。空間に美しく溶け込む静謐なタッチと、ナイーブで粒立ちの良い旋律。耳を澄ますほどに、その瑞々しく美しい旋律が深く心に沁み入ります。彼らは原曲のDNAを独自のフィルターに通し、豊かな空間表現と圧倒的なダイナミクス、そして美しい「沈黙」を交えながら、全く新しい音の物語を紡ぎ出します。静謐な旋律と、インプロヴィゼーションが放つ密やかな緊張感。安易なアレンジを排し、3人の鋭い感応が「沈黙」さえも音楽へと変えていきます。

★本作の原点となったのは、2025年大阪・関西万博の「ショパン・ウィーク」関連イベント(心斎橋「SPACE14」)での世界初演。クラシック & ショパンの聖地が認めた国家プロジェクトとして披露されたそのステージは、独特の静寂と緊迫感に包まれ、聴衆を圧倒しました。この日本での特別な夜に確信を得たトリオのヴィジョンが、2026年1月、ついにスタジオ録音として結晶化。

★清新でクリアな音を紡ぐ欧州ジャズ、とりわけ透明感に満ちたピアノ・トリオを好む方たちには、ぜひ聴いていただきたい、2026年、決して見逃せないアニバーサリー・イヤーの一枚です。

2026年1月15日、スタジオ・トカルニア2.0(ニエポレンツ、ポーランド)録音
ミキシング&マスタリング:ヤン・スモチンスキ