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ホーム2026年8月REVIEW【復刻 MPS】【世界初CD化】 国内盤CD ROLF KUHN GROUP featuring PHIL WOODS ロルフ・キューン・グループ / THE DAY AFTER ザ・デイ・アフター スピリチュアル&アグレッシヴなモード系ポスト・バップと更に過激さを増した抽象異形のフリー・インプロ路線の間を自在に往来する70年代ヨーロッパ・ジャズの最尖端!
商品詳細
★ドイツ進歩派モダン・クラリネットの第一人者:ロルフ・キューン(1929年ドイツのケルン生まれ、2022年死去)の、本盤は、弟ヨアヒム(p)を含む緊密カルテットにフィル・ウッズ(as)やナナ・ヴァスコンセロス(per)も加わりながらのスリリングな名演が聴かれる、1972年7月ケルンで吹き込まれた傑作(MPS原盤)の世界初CD化。

★キレと締まりあるしっかり骨芯の通った精悍げトーンで中々アグレッシヴに攻め立てる風なクラリネットの鋭敏かつ軽やかな吹奏や、キュキュッと絞りを利かせてダイナミックに突進してくるアルトの熱情孕んだ咆哮、がともにモード色とブルージー・テイスト濃い勇猛で凛とした華のある魅力を放ち、甘さを排してソリッドに迫るピアノの追撃も上手くスパイス効果を揮った、加えてアルト抜きのトラックではアブストラクト傾向が強まりモード・ジャズとフリー・ジャズの間を往来する烈しい行き方へと推移して、更に迫真白熱の圧倒的スリルが齎される、全編1970年代前期のヨーロッパ・ジャズらしい一種危うい疾走感を伴った燃えっぷりが続いて、理屈を越えて大いに昂揚させられる濃密な敢闘内容。

★ロルフ・キューン流のモード系スピリチュアル・ジャズに軸足が置かれながら、より抽象主義的なフリー・インプロヴィゼーション方向へも頻々と振れる、根底に歌心はあるも決して甘くないハード・コア・アクション調の熱演が生々しく屈強に推し進められてゆき、ウッズ(as)参加の2曲ではほぼウッズが主導権を握ったストレートアヘッドなモーダル・ハード・バップの世界が展開されるが、そこを除けば全身フリー・インプロ派っぽいヨアヒム(p)と、そのヨアヒムの爆走にブレーキをかけんと懸命に踏ん張り、抽象とモーダルの両輪でそこへ立ちはだかるロルフ(cl)のガチの兄弟対決が、ヴァスコンセロス(per)も巻き込んで結構激烈に繰り広げられる、というのが大凡のあらましで、そうしたリアルな凄味に満ちた兄弟バトルの動向が迫力たっぷりに愉しめる寸法だ。

★ロルフ・キューン(cl)の、コルトレーンを消化した動きの烈しいエネルギッシュな熱血モーダル・スピリチュアル攻勢と、更に奔放さを増した半ば実験的なフリー・フォーム咆哮、の両極を行きつ戻りつしながらセンシティヴにバランスを取って見せる起伏に富んだドラマティック奮戦が、ヨアヒムの侵攻に対する防波堤の役割も担いつつしかしわりかしマイペースで伸び伸びと自由人めいた本領を揮っていてとりわけ傑出しており、一方ヨアヒム・キューン(p)の、マッコイ色や耽美的エレガンスを垣間見せるところもあるが大方は過激なフリー・インプロヴァイザー然とした、野獣の如く妥協なきその暴れぶりも殊の外鮮烈苛烈で降参モノ。加えてヴァスコンセロス(per)のちょっと意外とも思えるフリー・インプロヴィゼーション路線への自然な同調、シンパシーが認められる点もまた新鮮。これは思いがけずシャンと背筋も伸びて眉間にシワが寄ります。

1. Ca. 1-9-5-2 シー・エー・ワン・ナイン・ファイブ・ツー (Rolf Kühn) 7:03
2. The Day After ザ・デイ・アフター (Joachim Kühn, Rolf Kühn) 9:41
3. Turning Out ターニング・アウト (Rolf Kühn) 6:20
4. Everything In The Garden エヴリシング・イン・ザ・ガーデン (Phil Woods) 6:54
5. Sonata For Percussion, Piano And Clarinet ソナタ・フォー・パーカッション、ピアノ・アンド・クラリネット (Joachim Kühn, Rolf Kühn) 11:35

Rolf Kühn ロルフ・キューン (clarinet except 4)
Phil Woods フィル・ウッズ (alto saxophone on 1, 4)
Joachim Kühn ヨアヒム・キューン (piano)
Peter Warren ピーター・ウォーレン (bass except 5)
Oliver Johnson オリヴァー・ジョンソン (drums except 5)
Nana Juvenal Vasconcelos ナナ・ジュヴェナウ・ヴァスコンセロス (percussion, berimbau on 2, 4, 5) (maybe voice on 5)

1972年7月旧 西ドイツ-ケルンのCornet Studio録音

オリジナル発売年:1972年
世界初CD化
解説:松山晋也
2026年リマスタリング

レーベル:Solid ウルトラ・ヴァイヴ(Ultra-Vybe) MPS

在庫有り
国内盤CD

【復刻 MPS】【世界初CD化】 国内盤CD ROLF KUHN GROUP featuring PHIL WOODS ロルフ・キューン・グループ / THE DAY AFTER ザ・デイ・アフター
スピリチュアル&アグレッシヴなモード系ポスト・バップと更に過激さを増した抽象異形のフリー・インプロ路線の間を自在に往来する70年代ヨーロッパ・ジャズの最尖端![CDSOL 3612]

販売価格: 2,100円(税込)
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商品情報
MPS

〈JAZZ最前線〉MPS第2期 SEASON 2:Across the Jazz 覚醒 〜時代を超えてJAZZは自由になる〜

★世界初CD化
★フィル・ウッズを迎えたキューン兄弟の名演!

★バップやフリー、ワールドミュージックや室内楽的アプローチが結実したロルフ・キューンの欧州ジャズ最前線。ここでのフィル・ウッズは本当に自由でロルフのクラリネットとの絡みが最高だ。更に本作にはブラジル出身の ナナ・ヴァスコンセロス。パーカッションとビリンバウが音楽に異国的な空気と霊的な響きをもたらし、このアルバムをビヨンド・ジャズへと押し広げている。