★クロスオーヴァーのひとことで括ってしまうにはあまりにも個性的で刺激的。鋭いファンクネスと滴るメロウネスに彩られた極彩色のグルーヴに酔う。
★1970年代にはゲイリー・バーツ、ノーマン・コナーズ、カルロス・ガーネットらと共演を重ねた鍵盤奏者、ヒューバート・イーヴス III。1980年代以降は活躍の場を広げ、プロデューサーとしてD・トレインなどのヒットの立役者となった。本作は1976年録音のファースト・アルバム。
★シャープなブラックネスと絶妙の時代感覚が生み出す音楽は、クロスオーヴァーのひとことで括ってしまうにはあまりにも個性的で刺激的。タイトなグルーヴがリードする「Call To Awareness」、ストーミーでヒプノティックな「Slow Down」、ジャンルの枠を軽々と越えた「Flead Dancing」、メロウな「Song For Marlene」。1976年の<新しい音楽>が、いまなおその強度を保ち<新しい音楽>であり続けることに驚く。ルネ・マクリーン、レジー・ルーカス、エムトゥーメイら気鋭のミュージシャンの参加にも注目したい。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)
SIDE A
1. コール・トゥ・アウェアネス
2. ペインフル・プレジャー
3. スロー・ダウン
SIDE B
1. フリード・ダンシング
2. ソング・フォー・マルレーヌ
3. アンダー・スタンディング
Hubert Eaves(Keyboards)
James Benjamin(Bass)
John Lee(Bass A3)
Mtume(Congas, Percussion)
Howard King(Drums)
Reggie Lucas(Guitar)
Rene McLean(Reeds)
James Stowe(Trombone)
Malachi Thompson(Trumpet)
Cheryl Alexander(Vocals B3)
Recorded May 15,16 1976
(East Wind – EW-8054原盤)
在庫有り
国内盤 復刻LP