1995年生まれ、若手実力派トロンボーン奏者・冨永悟の初作品集。早稲田大学在学中はハイソサエティ・オーケストラおよびモダンジャズ研究会に所属。活況を呈する日本ジャズシーンの中で研鑽を重ねてきた。 本作は、組曲《長瀞岩畳抄》を含む全8曲を収録。風景や情景から着想を得た楽曲は、冨永の確かな作編曲力によって緻密に構築されながら、どこかやわらかな温度をたたえている。トロンボーンとフルートの二管が織りなす変則クインテットによる、しなやかなアンサンブルも印象的。とりわけ片山士駿との自然な呼応からは、互いの音楽性への深い信頼が感じられる。 雄大な景観から日常のささやかな情景まで、立ち上がる多彩なイメージ。夜明けの光ににじむ希望や、思わず笑みが漏れる愛らしい瞬間も織り込まれ、根底には作り手の豊かな感性が息づく。 また、ジャケットのアートワークは、組曲を題材に、現代アーティスト・藤理沙子に委嘱したもの。音楽と呼応し、作品の世界観を広げている。マスタリングは、PICCOLO AUDIO WORKS の松下真也が担当。 (新譜インフォより)
1. Dawn Waltz
2. Baby Pygmy Hippo's Yawn
3. 高田城址 — 蓮
4. Hiyori-kaze 2026.06.17 On Sale
5. 組曲《長瀞岩畳抄》 I. Tectonic Pulse — 地殻の拍動
6. 組曲《長瀞岩畳抄》 II. 赤壁の陰で — Where the Wind Passes
7. 組曲《長瀞岩畳抄》 III. 虎岩 — In the River’s Pulse
8. The Highway