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ホーム2026年5月REVIEW輸入盤CD VINCENT BOURGEYX ヴァンサン・ブルゲー / LIFE LETTERS モード系バップ・ピアノの正統らしいダイナミック・アクション性にファンキー&アーシーな吟醸的ブルース・フレイヴァーやマイルド・フォーキーな牧歌色などが絶妙に加えられたリリカル・トリオ爽快打編
商品詳細
★過去の諸作がいずれも好評を得ていた、フランス出身の国際派ピアニスト:ヴァンサン・ブルゲー(1972年フランスのボルドー生まれ)の、今回は、ダリル・ホール(b)&グレゴリー・ハッチンソン(ds)とのインターナショナルな最強ピアノ・トリオによる一編。

★キレのあるシャープなアタックをカマしてくる敏捷ドラムや重みをもってバネっぽくおぼろに撥ねる分厚いベース、らの中々圧あるダイナミズム攻勢に上手くノセられ触発されながら、端正さとラフさが渾然一体化した表情豊かなソリッド・タッチのピアノが、今日のモード系バピッシュ・ピアノの正統らしい硬角質で歯切れのいい殺陣風のアクション・フレーズを根幹とし、軽涼できららかなコードワークを活かしたファンキー節や、ポップスとかフォークとかを踏まえた感じのマイルドな歌謡文体もしくはエヴァンス以降の抒情派の典型たるロマンティシズム表現、なども適所適量織り交ぜて按配よく道筋をほぐし、トータル的にはリリカルだがウェットになりすぎぬ半ばパステル調のバランスにスッキリ仕上げて見せる、という硬軟併せ持ったメロディック・スウィンギン・プレイを溌溂げに綴って、爽やかかつ旨味溢れる魅力を揮いきった会心打内容。

★歌心とスイング感を何より重視し、殊にスイング感に関してはハッチンソン(ds)&ホール(b)の強壮なバックアップも奏効してその躍動力〜ダイナミクスが迫真スリルとともに徹底された、また伝統的なブルース&バップ由来の吟醸テイストも豊富に備える、ポスト・バップ型ピアノ・トリオの本道然としたアクティヴ・ポエティック路線のメリハリある行き方が敏活に推し進められ、ハッチンソン(ds)とホール(b)の気魄=凄味充分の遊撃ぶりにガッチリ頼もしく煽られる恰好で、ブルゲー(p)の端麗なメロディストでありタフ&ストロングな武闘派の立ち回り師でもあるアドリブ妙技が、雄渾ロマンに満ちた冴えを、キレを見せて何とも清々しい。

→ヨーロッパ色もあることはあるがそれもさほど濃厚なものではなく、ハンコックやコリアらの奏法を基にそれを幾分ソフトにしたような、或いはより古典的なバップ・ピアノのイディオムを使った、そういう力学指向の堅牢で凹凸ある筆致を先ずは基調に据え、更に詩的な哀愁浪漫香り立つアプローチにあっては欧州流の甘美な牧歌性などがエレガントに煌めいたりもするものの、それもまたいつしかエヴァンス的オーソドキシーもしくはアーシー・ブルージーな粋渋吟醸傾向へ収束してゆく、といった具合で、メロディアスではあるが甘さに流されることなく絶妙のバランスで硬質さ・ドライさ・淡色っぽさが保たれ、ユーロ系特有の穏やかなメディテイティヴさが際立ったかと思えば徐々にアメリカン・メインストリーム路線へ自ずと接近・帰結する、そうした磁石の如き均整力を身につけた、やや線の細いスレンダーな中に卓越した安定感を有する個性のあり様は何げに大層魅惑的だ。

01. Stuck In Blues
02. Flash Pocket
03. Life Letters
04. Romance
05. Setondji
06. You Little Me (solo piano)
07. Hopeless Romantic
08. Kafka's Nightmare
09. Mina
10. Let's Play One
11. Duke (p & b duo)
12. A Flower Is A Lovesome Thing (solo piano)

Vincent Bourgeyx (piano)
Darryl Hall (bass except 06, 12)
Gregory Hutchinson (drums except 06, 11, 12)

2025年6月フランス-ムードンのStudio de Meudon録音
2026年スペイン作品

レーベル:Fresh Sound

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

輸入盤CD


輸入盤CD VINCENT BOURGEYX ヴァンサン・ブルゲー / LIFE LETTERS
モード系バップ・ピアノの正統らしいダイナミック・アクション性にファンキー&アーシーな吟醸的ブルース・フレイヴァーやマイルド・フォーキーな牧歌色などが絶妙に加えられたリリカル・トリオ爽快打編[FSRCD 5156]

販売価格: 2,800円(税込)
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商品情報
FRESH SOUND

一音に酔い、沈黙に息を呑む。3人の名手が贈る、音の短編映画集

★フランス拠点に活動するピアニストヴァンサン・ブルジェが、名手ダリル・ホールと現代最高峰のドラマー、グレゴリー・ハッチンソンを迎え、ピアノ・トリオの真髄を射抜いた2025年録音の自信作。

★本作の核となるのは、伝統に根ざしながらも繊細で知的な輝きを放つブルジェのオリジナル曲。さらにサド・ジョーンズやストレイホーンの楽曲を交え、三者は自由度の高い対話を繰り広げます。

★フレーズの端々にフランス人らしいエレガンスと、どこか物憂げな詩情が漂うピアノ。「饒舌に弾きまくる」のではなく、「最も美しい一音」を慎重に選んで置くような、誠実なプレイスタイルが反映されています。トリオの重心を支える太く、温かみのあるベース=叙情的なベースラインも印象的。シンバルの余韻一つで空気を変え、スネアのアクセントで物語を作るハッチンソンのしなやかなドラムも聴きどころ。

★沈黙さえも音楽の一部とする絶妙な「間」の美学。室内楽的な静謐さと、心地よいスウィング感が同居するその響きは、聴く者を豊かな物語の世界へと誘います。

■録音:Recorded at Studio de Meudon, France, June 2025
Engineered by Aurélien Marotte
Mixed and mastered by Julien Bassères
Photography: Loic Seron

Produced by Vincent Bourgeyx
Executive Producer: Jordi Pujol

■2026年作品