★1958年にヴァーヴ・レコードからリリースされたピアニスト/ヴォーカリストでもあるブロッサム・ディアリーの、クールな控えめな表現、明瞭な発音、そしてハーモニーの繊細さという特徴的なスタイルを捉えた作品。
■ノーマン・グランツがプロデュースしたこのセッションでは、ディアリーがピアノとヴォーカルを担当し、ギタリストのハーブ・エリス、ベーシストのレイ・ブラウン、ドラマーのジョー・ジョーンズを率いるカルテットをリードしている。プログラムには、コール・ポーター、ロジャース&ハート、ノエル・カワードの楽曲に加え、ディアリーが共同で作曲した「Try Your Wings」と「Bang Goes the Drum (And You're in Love)」の 2 曲が含まれており、彼女の機知と作曲の才能が発揮。タイトル曲の軽快で小粋な魅力から「Plus je t’embrasse」の優雅な哀愁まで、ディアリーの演奏は優雅さとリズミカルな軽快さのバランスが取れ、親密なアレンジは、スウィングとバップの言語に染みついたリズムセクションに支えられ、彼女の歌声とピアノの繊細な相互作用のための空間を残している。(新譜インフォより)
SIDE A
A1.Just One Of Those Things
A2.Like Someone In Love
A3.Between The Devil And The Deep Blue Sea
A4.They Say It's Spring
A5.Try Your Wings
A6.Bang Goes The Drum (And You're In Love)
SIDE B
B1.The Riviera
B2.The Middle Of Love
B3.Plus Je T'Embrasse
B4.Give Him The Ooh-La-La
B5.Let Me Love You
B6.I Walk A Little Faster
Blossom Dearie (vo,p)
Ray Brown (double-b)
Jo Jones(ds)
Herb Ellis(g)