Jakob Bänsch (trumpet, flugelhorn)
Ella Zirina (electric guitar, acoustic guitar)
Niklas Roever (piano except 08)
Jakob Obleser (double bass except 08)
Leo Asal (drums except 08)
Friedrich Paravicini (synthesizer, ondes martenot=電子楽器;keyboard?, celeste on 01, 05) (hammond organ on 06)
Fe Fritschi (accordion on 04, 10)
Zuza Jasinska (vocal on 08)
卓越した技巧を誇る20歳のドイツ人トランペット奏者・作曲家ヤコブ・ベンシュの第2作。前作『Opening』の発表から約2年、『All the Others』は、構想力をもった組曲仕立てのアルバムとなり、飛躍を感じさせる。
バンドは前作と同じ面々。音楽的には、ウィントン・マルサリスやメシアン、ラヴェル、またウェイン・ショーターやハービー・ハンコックといったアーティスト/音楽家の影響を受けながら、今回は『アバター』や『千と千尋の神隠し』など映画や架空のキャラクターからの着想を形にした全8曲。実在しない登場人物たちを描きながら、現実の人間に通じるテーマを掘り下げるなど、コンポーザーとしての才能も発揮している。
これまでの経緯を「自分を“若きトランペットの名手”として前面に出すつもりはありませんでした。むしろ、“心を動かす音楽”の創造者でありたかったのです」と語るハタチ。その言葉にも、大器を匂わせる。(新譜インフォより)
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