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ホーム2024年7月REVIEW【日本語解説付き輸入盤CD】 スピリチュアルとアブストラクトの間を烈しく行き来する現代フリー・ジャズの正統らしい熱演にターンテーブルの怪しげな突発的奇音が炸裂スパイスを投じる高瀬一流の独創作 AKI TAKASE JAPANIC 高瀬 アキ - アキ・タカセ・ヤパーニック / FORTE フォルテ
商品詳細
★独ベルリンを拠点としつつ依然精力的にグローバルな活躍を続けている尖鋭派ピアノのヴェテラン覇者にして優れたバンドリーダー:高瀬アキ(1948年大阪府生まれ)の、今作は、教え子でもあるテナー&ソプラノサックスのダニエル・エルドマンやターンテーブルのブッ飛んだ使い手:ヴィンセント・フォン・シュリッペンバッハらを含む現在の高瀬の主力ユニット=ヤパーニック(Japanic)によるセカンド・アルバム。
★ニルス・ヴォグラム(tb)や夫君A・V・シュリッペンバッハ(p)もゲスト参入。

★端正な繊細タッチで瞑想的風景をスケッチしてゆくが如きピアノの、哀愁と抽象性が表裏を成したエレガントであり硬質感にも富む抒情指向プレイが、荘厳で幽玄深い魅力を放ち、"スピリチュアル"と"アナーキー"の間を自在に往来するサックスや、ダウン・トゥ・アースでスモーキー・テイスティーかと思えば奇怪な音響実験に勤しむ面もあるトロンボーン、異分子然と奇天烈な怪しげ細切れノイジー音を突発的に繰り出して絶妙のスパイス効果を齎すターンテーブル、らもそれぞれしっかり鮮烈に彩りを添え、またシャープな弓弾きを交えて遊撃的に迫るベースや、スイングする一方で音場の土台をひっくり返すような豪胆不敵な振る舞いも見せるドラム、らの暗躍も息詰まるサスペンスとグルーヴを的確に強化しきった、全般に情念型とヨーロッパ系らしいドライ&ソリッド傾向を好バランスで併せ持つ高瀬流フリー・ジャズの最新形態・最尖端形態を生々しく愉しませる、濃密な敢闘内容。

★高瀬(p)の、メディテイティヴなリリカル面とよりハード・ビターなアブストラクト面を上手く使い分けた機動ぶりに象徴される感じの、即ち情緒性と強硬実験性の間を刻々揺れ動く、地を這うようなパルス・スイング調あり、ノリのいいフリー・ファンク調も結構ありの研ぎ澄まされた熱演が展開され、基本スタイルはフリー・ジャズの一典型を示すものだがそこへヴィンセント・フォン・シュリッペンバッハのターンテーブルが半ば茶々を入れる風に奇音を乱入させてくることにより、今まで聴いたことのないストレンジでビザールな音空間が創出されていて、その中で繰り出される高瀬(p)やエルドマン(ts,ss)、ヴォグラム(tb)らのインプロヴィゼーションも上手い按配で改めて新鮮に響く、という寸法だ。

★高瀬(p)の、硬質さに徹した打楽器的アプローチもさることながら、独特の憂き心象情景を映すダーク・メランコリック節の奥深さがとりわけ格別(また意表を衝くストライド・スタイルの牧歌的ブルース・プレイも旨味充分)な他、エルドマン(ts,ss)の根はスピリチュアル派と思しきエモーション溢れる咆哮や、ヴォグラム(tb)の吟醸ブルースマンたるアーシー妙技、といった辺りもバッチリ芳醇に冴えていたりと、いずれもマイペースで得意の至芸を伸び伸びと揮ったソロ・コーナーの充実ぶりも◎。

01. Festa Magdalena (Aki Takase)
02. Step Skip Stop (Aki Takase)
03. An Jeder Kreuzung Liegt Eine Erinnerung Begraben (Daniel Erdmann)
04. Ma Non Troppo (Aki Takase)
05. I Want To Know Sweet Music (Dag Magnus Narvesen, Aki Takase) (p & ds duo)
06. Japanic Makrokosmos (Daniel Erdmann)
07. Alinamin Drink (Aki Takase)
08. Timeless Story (Alexander von Schlippenbach, Aki Takase)
09. Woe The Row Of Foes (Dag Magnus Narvesen)
10. I'm Confessin' (That I Love You) (Chris Smith) (p-tb-turntable trio)

Aki Takase 高瀬 アキ (piano)
Daniel Erdmann ダニエル・エルドマン (tenor saxophone on 02, 03, 06, 07, 08, 09) (soprano saxophone on 01, 04)
Carlos Bica カルロス・ビカ (double bass except 05, 10)
Dag Magnus Narvesen ダグ・マグヌス・ナルヴェセン (drums, percussion except 10)
Vincent von Schlippenbach (a.k.a. DJ Illvibe) ヴィンセント・フォン・シュリッペンバッハ (turntable except 05)

guests:
Nils Wogram ニルス・ヴォグラム (trombone on 01, 02, 04, 07, 10)
Alexander von Schlippenbach アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ (piano - possibly on 08?)

2023年7月5日-7日ドイツ-ベルリンのJRSレコーディング・スタジオ(JRS Recording Studio)録音

レーベル:BMC(Budapest Music Center) Records

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD (横井一江書き下ろし日本語解説付き)


【日本語解説付き輸入盤CD】 スピリチュアルとアブストラクトの間を烈しく行き来する現代フリー・ジャズの正統らしい熱演にターンテーブルの怪しげな突発的奇音が炸裂スパイスを投じる高瀬一流の独創作 AKI TAKASE JAPANIC 高瀬 アキ - アキ・タカセ・ヤパーニック / FORTE フォルテ[BMCCD331S]

販売価格: 2,400円(税込)
数量:
商品情報
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BMC

☆ベルリンを拠点に世界で活躍するジャズ・ピアニスト、高瀬アキ!
☆ハンガリーのBMC Records第4弾は、「JAPANIC」とのセカンド・アルバム!
☆ヨーロッパの即興ジャズの第一人者である彼女のエネルギッシュで輝かしい性質が再び発揮される!
☆横井一江書き下ろし日本語解説付き!


■ベルリンを拠点に、ジャズ&インプロヴィゼーションの分野で世界的な活躍を続けるピアニスト&作曲家、高瀬アキ。これまで、ベルリン新聞文化批評家賞、SWRラジオ局最優秀音楽家賞、ドイツ批評家賞ジャズ部門年間ベスト・レコード賞、ベルリン・ジャズ賞などを受賞しています。

■ハンガリーのBMC(Budapest Music Center) Recordsからのリリース第4弾は、高瀬アキが主宰するバンド「ヤパーニック(ジャパニック)」とのセカンド・アルバムで、ヨーロッパのインプロヴィゼーション・ジャズの第一人者である彼女のエネルギッシュで輝かしい性質が再び発揮されます。「ヤパーニック」は、元々高瀬アキの生徒であり、現在は多様な共演を続けているドイツのサクソフォン奏者ダニエル・エルドマンに、キッチン・オーケストラのメンバーでありアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハのデュオ・パートナーでもあるノルウェーのドラマー、ダーグ・マグヌス・ナルヴェセン、ヨハネス・フィンクの後任として2023年に加入したベルリンを拠点とするポルトガルのベーシスト、カルロス・ビカ、そしてターンテーブルのもっとも優れたマスターの1人、ヴィンセント・フォン・シュリッペンバッハ(別名:DJ Illvibe)といったあらゆる意味で国際的なメンバーで構成され、更に高瀬アキと長年コラボレーションしてきた2人の名手、ニルス・ウォグラム(ニルス・ヴォクラム)とアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハがゲスト参加。『フォルテ』というアルバム・タイトル通りに、パワフルでポジティブなエネルギーを放射し、変幻自在なインプロヴィゼーションと多彩なサウンドで、フリー・ジャズの新境地を開拓しています。(新譜インフォより)