ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2024年5月REVIEWB・エヴァンス、H・ハンコック、K・ジャレットらへのリスペクトがナチュラル・ストレートに込められた"美メロの泉"たるメロウ・スウィート・プレイにホッと安堵させられるフランス発ロマンティック抒情派ピアノ・トリオの正統佳作 爽やか極上! CD ETIENNE DECONFIN TRIO エチエンヌ・デコンファン / WANTED
商品詳細
★フランスの新世代ピアニスト:エチエンヌ(エティエンヌ)・デコンファン(1990年フランスのブールジュ生まれ)の、同国の30年選手ドラマー:アントワーヌ・パガノッティ(1972年生まれ)並びにスウェーデンのベーシスト:ヴィクトル・ニーベリ(1989年ストックホルム生まれ)と組んだトリオ(2021年結成)による自作曲メインの一編。

★端正で繊細な中にコツンとぶつかってくる固さや鋭角的キレも垣間見せ、また透明感と深い陰影が表裏を成した中々表情豊かでニュアンスある鮮明タッチのピアノが、エヴァンス以降の抒情派ピアノの正統らしいマイルド・ロマンティックでデリカシーとテンダネス溢れる"美メロの泉"然とした優しげなエレガント・プレイを、時折軽涼な寛ぎファンキー・フレーズなども交えながら濃やかに綴って、何とも瑞々しく爽やかな(程好く控えめに煌めくが如き)魅力を放ち、一方、堅実に律動しつつ意表を衝く変化球的攻撃力も的確に揮うドラム&ベースの鉄板サポートも鮮やかにツボにハマッた、全体を通じ安定してグルーヴィーで適度にスリリングな面もありつつ何よりそのメロウなポエティシズムの発露に清々しく酔わせる、至ってフレッシュな安心の好投内容。

★歌心とスイング感にほぼポイントを絞り、豊かな詩情や耽美浪漫傾向と並行して現代ハード・バップ・ジャズならではの硬質力学っぽいアクション性や伝統的ブルース・フィーリングも巧まず顕示され、加えてヨーロッパ系特有の文芸アート色も隠し味的に添えられた、ごく親しみやすく入り込みやすいリリカル・エンタテインメントの王道を行く明快晴朗演奏、が一定の和気や節度そして品格をもって溌溂と展開され、パガノッティ(ds)やニーベリ(b)の手堅く揺るぎないグルーヴ醸成にガッチリ支えられ、刺激されながら、デコンファン(p)の決して奇を衒わずド真っ当な正攻法に徹したアドリブ奮戦が実に晴れ晴れと朗らかに冴え渡ってゴキゲンだ。

→作曲面ではフランス人らしいエスプリや微妙に内省感を含んだ文学色を覗かせもするものの、ピアニストとしての弾奏法に関しては潔いほどにオーソドックスで、その端麗優美な旋律センスはエヴァンス似、凹凸あるダイナミズムの体現はハンコック(時折マッコイ)譲り、ちょっと牧歌的なゴスペル・フォーキー・グルーヴ調の行き方にはジャレットの影響が感じられたり(またファンキー小節の挿入はハンコックやエヴァンスも時々やっていた手法の継承っぽかったり)と、先人達へのリスペクトを全身で露わにした芸風のあり様は、そのソリッドでありながら独特の丸みを帯びた鳴音のクリーン&スウィートな風合いとも相まって殊の外スッキリとした妙味に溢れ、この上ない清新の気を与えてくれる。

1. Bill
2. Main Gauche
3. Cheval de feu
4. ¡Vamos!
5. Prière
6. Countdown
7. Sentinelle
8. Wanted
9. Maître Gong (solo piano)
*all compositions by Etienne Déconfin 
 except #6 by John Coltrane

Etienne Déconfin (piano)
Viktor Nyberg (double bass except 9)
Antoine Paganotti (drums except 9)

2023年5月25日フランス-リヨンのTooptee Studio録音

レーベル:Fresh Sound New Talent

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

CD







B・エヴァンス、H・ハンコック、K・ジャレットらへのリスペクトがナチュラル・ストレートに込められた"美メロの泉"たるメロウ・スウィート・プレイにホッと安堵させられるフランス発ロマンティック抒情派ピアノ・トリオの正統佳作 爽やか極上! CD ETIENNE DECONFIN TRIO エチエンヌ・デコンファン / WANTED[FSNT 674]

販売価格: 2,350円(税込)
数量:
商品情報
FRESH SOUND NEW TALENT

★以前BLACK & BLUEでリリースされた爽快なトリオ演奏が話題になったフランスの俊英ピアニストEtienne Deconfinのトリオ演奏(2024年作)。同じくフランスで活躍するドラマーAntoine Paganotti、スウェーデンのベーシスト、Viktor Nyberg をともなってのピアノトリオ作品。

★演奏内容は優しくしなやかなタッチでメロディのなめらかさが爽やかに表現された冒頭曲から始まり、マイルドな味わいを保ちつつメリハリのあるリズムとのコンビネーションで、メロディ重視のリリカルなインタープレイが続きます。軽やかでふくよかなピアノタッチが何とも魅力的で、息の合った三者のやりとりがごく自然に繰り広げられる好盤。

★ジャケット写真のイメージとは裏腹に、欧州の詩情と清新なインタープレイが心に響くピアノトリオ作品です。


★結成は2021年ですが、15年ほど以前より様々な形で共演してきたこのトリオ。特にガエル・ホレルー(Gael Horellou)とのカルテット演奏で長年の共演が私たち3人の結束を強くしてくれました。新曲を携えての本作で、息の合った演奏を繰り広げられたのも、長きに渡る共演でお互いを知り尽くしていたからに違いありません。(Etienne Decofin)

RECORDED at Tooptee Studio, Lyon, on May 25th, 2023

All compositions by Etienne Déconfin
except #6 by John Coltrane
Recorded, mixed and mastered by Pierre Baudinat
Photos: Maëlle Truffa
Art cover: Etienne Déconfin
Produced by Etienne Déconfin
Executive Producer: Jordi Pujol