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ホーム2024年4月REVIEW【送料込み価格設定商品】 未発表発掘!アーシー・ソウルとスピリチュアリティに満ちた70年代ブラック・ジャズならではの硬派雄渾な本領が濃厚に発揮される大熱演ライヴ!!! 国内仕様輸入盤2枚組CD YUSEF LATEEF ユーセフ・ラティーフ・カルテット / ATLANTIS LULLABY : THE CONCERT FROM AVIGNON アヴィニョン・コンサート 1972
商品詳細
★テナーサックスを始め、フルート、オーボエ、各種民族楽器をも操るオールラウンドなマルチ・リード奏者であり、曲や場面に応じて巧みに楽器を使い分けるカラフルなトータル・サウンド構成に独自の妙味を発揮、根はあくまでモダニッシュ・グルーヴィーなハード・バッパー気質だが、しかしハード・バップの枠にとどまらず、快適なグルーヴを強調したワールド・ジャズ路線、フュージョン、ニューエイジ・ミュージック、とその射程は全方位に及び、残してきたレコーディングも膨大、本国アメリカではシングル盤を連発できるほどの幅広い大衆的支持を得ていた(グラミー賞;ニューエイジ部門の受賞歴あり)個性派名匠:ユーセフ・ラティーフ(1920年米テネシー州チャタヌーガ生まれ、2013年マサチューセッツ州シューツベリーで死去)の、本盤は、ケニー・バロン(p)、ボブ・カニンガム(b)、アルバート・ヒース(ds)とのカルテットを率い、1972年7月19日フランス-アヴィニョンにある劇場で行なったコンサートの模様を捉えた未発表ライヴ音源、を初ディスク化した発掘アルバム。

★キュッと引き締まった中に微妙なユルさや粘着感を覗かせる辺りに何ともイイ"味"のある肉厚トーンのテナーが、エネルギッシュ&アグレッシヴでありレイジー・スモーキーでもある含蓄に富んだダイナミック・ブロウを豪快敏活に轟かせて雄渾たる魅力を放ち、熱い疾走感一杯に猛々しく突進するピアノ以下リズム隊の中々煽情力抜群の大プッシュ攻勢もスリルとノリを的確に高めた、全体を通じバラードやブルースなども含めてこの時代のストレートアヘッド・ジャズならではのスピリチュアルな昂揚感に生々しく包まれる、「哀愁とガッツ」みなぎった胸のすく会心打内容。

★硬派で質実剛健な漢たる骨太グルーヴがワシワシ・ガンガン押し寄せる一方、明朗な歌心や吟醸的ブルース・フィーリングも潤沢に備わった、娯楽活劇調モード系ハード・バップの真髄を遺憾なく示す雄々しきテイスティー・スウィンギン熱演が実に強靭に展開してゆき、ライヴ特有の加熱沸騰的盛り上がりや粘っこく迫る燃焼ぶり、疾駆突撃の勢いも好もしい、心弾み胸高鳴るスカッとした道程の中で、ラティーフ(ts,fl)やバロン(p)の徹底してアツく燃え盛る肝の据わったアドリブ奮戦が、超エキサイティングに見せ場を競い合って全く壮快だ。

★ラティーフ(ts,fl)の、テナーでは激烈なエモーションをタフガイらしい逞しさ・屈強さをもって精悍軒昂に体現する大立ち回りの雄叫び咆哮で、迫真力も満点に大いに興奮させてくれ、フルートでは清涼感とともにアーシーなコクのある唸りを上げてこれまた沸々と胸躍らせる、という、その精緻な技巧にしっかり裏打ちされたブラック・ソウル〜ブラック・スピリチュアリティ溢れる結構男臭い吹鳴のあり様がこってり濃い旨味と揺るぎない説得力を堂々揮いきっており、かたやバロン(p)の、ラティーフに火をつけバンド全体を燃え立たせる風なこちらもスピリチュアル色濃厚なる全力激走の態(ごくシンプル・ストレートに"烈火の如き熱血モーダル・ピアノの化身"となっている場面も多々あって、そういう放火魔もとい火つけ役ぶりには実に気持ちよく高揚させられる!)も痛快で、中でもわりかし軽妙小粋なR&B調で滑り出すブルース・ナンバーのDisc1-#3やDisc2-#1での、このバロンとラティーフ二人の暴れ倒し大攻勢により音空間が容赦ない強行突破的スピリチュアル・ジャズの世界と化す、辺りがとりわけ愉しい。

★アルコ弾きで芳醇なウマみ濃さを醸成するカニンガム(b)や、意表を衝いたインディアン・フルート・プレイのエキゾティックさがインパクト強烈なヒース(ds,Indian-fl)、らの気合の入った活躍も光る。

★国内仕様盤には、岡崎正通氏の解説付き。

Disc 1:
1. Inside Atlantis (Kenny Barron) 12:30
2. A Flower (Kenny Barron) 8:10 (fl & p duo)
3. Yusef's Mood (Yusef Lateef) 17:22
4. Lowland Lullaby (Albert “Tootie” Heath) 3:55 (Indian-fl & b duo)

Disc 2:
1. Eboness (Roy Brooks) 11:54
2. I'm Getting Sentimental Over You (Georges Bassman - Ned Washington) 12:32
3. The Untitled (Kenny Barron) 25:49

Yusef Lateef (tenor saxophone, flute, soprano saxophone, 怪しげなエスニック系reed管:Disc2-3)(except Disc1-4)
Kenny Barron (piano except Disc1-4)
Bob Cunningham (bass except Disc1-2)
Albert "Tootie" Heath (drums except Disc1-2, Disc1-4) (Indian flute on Disc1-4, possibly Disc2-3) (possibly percussion on Disc2-3)

1972年7月19日フランス-アヴィニョンのCloître des Célestinsでのライヴ録音

レーベル:Elemental Music King International

★国内仕様2枚組輸入盤CD (日本語帯・解説付)
★岡崎正通氏の解説付き。

在庫有り
国内仕様輸入盤2枚組CD(三つ折りデジパック仕様)

【送料込み価格設定商品】 未発表発掘!アーシー・ソウルとスピリチュアリティに満ちた70年代ブラック・ジャズならではの硬派雄渾な本領が濃厚に発揮される大熱演ライヴ!!! 国内仕様輸入盤2枚組CD YUSEF LATEEF ユーセフ・ラティーフ・カルテット / ATLANTIS LULLABY : THE CONCERT FROM AVIGNON アヴィニョン・コンサート 1972[KKJ 235]

販売価格: 3,800円(税込)
数量:
商品情報
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ELEMENTAL MUSIC
KING INTERNATIONAL

時代とジャンルを超えて多くのアーティストに影響を与えた天才マルチ・リード奏者ユセフ・ラティーフがフランスの劇場で行った未発表コンサート音源が登場!ケニー・バロンらをフィーチャーしたファンも悶える豪華なカルテット演奏!

★時代とジャンルを超えて多くのアーティストに影響を与えた天才マルチ・リード奏者、ユセフ・ラティーフによるベーシストのためのベースコラボ作品『The 1972 Avignon Concert』がリリース。

★今作は、フランス / アヴィニョンにある歴史ある劇場で録音された、ユセフ・ラティーフによる完全未発表のパフォーマンスを収録。セッションメンバーがとにかく豪華で、ピアノにはケニー・バロン、ベースにボブ・カニンガム、そしてドラムにアルバート・"トゥーティ"・ヒースで構成されたカルテット・セットとなっている。

★今作のハイライトは、ラティーフとバロンによる圧倒的で素晴らしいフルートとピアノのデュエットである。バロンによるピアニストの美しいバラード 「A Flower」、そしてラティーフがレコーディングした名曲 「I'm Getting Sentimental Over You」、ラティーフのブルースナンバー「Yusef’s Mood」、バロンの楽曲「The Untitled」などが収録。

★このプロジェクトは、ユセフ・ラティーフ・エステートと他の関係アーティストの全面的な協力を得てリリースされる。ユセフ・ラティーフと、フランスの配給会社である L'Audiovisuel(INA) のアーカイブからライセンスされたオリジナルのコンサート・テープから移され、新たにリマスタリングされたものである。

★国内仕様盤には、岡崎正通氏の解説付き。

Recorded at Cloître des Célestins, Avignon, France, July 19, 1972.