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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)CD 坂田 明 AKIRA SAKATA / ひまわり HIMAWARI
商品詳細
★依然精力的・多角的な大活躍を続ける異才:坂田明(1945年広島県呉市生まれ)の、今回はカルテットによる、ポピュラーな歌物やバラードをメインとした快作。2006年2月録音。

★曲本来のメロディー(や和声)の美しさをあくまで大切にした、落ち着きあるバラード・コンセプトのマイルドな抒情派演奏が一貫する明快編である。アレンジや構成も入念に作り込まれるなど、まず何より(自由奔放な生々しい即興のスリル云々よりも)わかりやすく整った様式美の体現を重視したコンポジション路線らしい行き方が基本となっているが、自然なヴァイブレーション的振り幅や細かなニュアンスを絶えずその鳴音に込めてゆく主役saxの、フレキシビリティ充分の立ち働きや、安定したグルーヴ感演出と並行して中々に予断ならぬサスペンスフルな動きを見せるds&b、更には、スペイシーな浮遊型の即興インタープレイを全面に打ち出したトラックも現れたりと、リアル・ジャズ然たる緊張感や威厳っぽさもキッチリ保たれた結構キレ味シャープな道程展開で大いに楽しませる。

★引き締まった硬質めのトーンで、微妙にヴィブラートや濁りを利かせつつ熱情的ソウルのこもったスピリチュアルな歌謡ブローイングを凛然と轟かせる、sax者の明朗滑脱なリリカル・プレイが爽やかに映え渡り、p者の折り目正しくエレガントな(芸の細かい)耽美派ロマンティストぶりも魅惑的に彩りを添えた、肩の凝らない風情豊かな快適感動編。

1.「ひまわり」(ヘンリー・マンシーニ) 
2.「見上げてごらん夜の星を」(いずみたく)
3.「ウェディング・マーチ」(坂田明)
4.「遠くへ行きたい」(中村八大)
5.「死んだ男の残したものは」(武満徹)
6.「早春賦」(中田章)
7.「水母」(坂田明)
*おまけ
 「G線上のアリア」(ヨハン・セバスチャン・バッハ) 5'18'' <※>
 「Air on the G string」(J.S.Bach)

[演奏]
坂田 明(alto-sax,soprano-sax,clarinet)
フェビアン・レザ・パネ(piano)
吉野 弘志(bass)
ヤヒロトモヒロ(per)除く<※>

在庫有り
W紙ジャケット仕様CD


坂田明さんと昨秋、チェルノブイリを旅した。
甲状腺がんや小児白血病と闘っている放射能の汚染地へ今まで約6億円のお薬と80回の医師団を送ってきました。
…音楽も届けてあげたかった。坂田明のサックスが、汚染大地の病院にひびいた。「ひまわり」がすごかった。いつになく静かに、時にはうなるように、沈黙の大地を汚したことを怒り、そして静かに祈った。このテイストのアルバムをつくろうと思った。優しい癒しとかオレはダメと言っていた坂田さんが重い腰をあげてくれました。
戦争や放射能汚染に傷ついた子どもたちの命を支え、環境や平和を守る活動をしているJFC(日本チェルノブイリ連帯基金)やJIM-NET(日本・イラク・メディカルネットワーク)を通して、すべての利益は子どもたちのいのちを支えるために使われます。
「がんばらなくていいよ」が口グセの田舎医者ですが、今回は、あきらめないで、いいCDがプロデュースできたと思います。ホッとしています。
---プロデューサー 鎌田實(JFC(日本チェルノブイリ連帯基金)・医師)
★このCDの収益金はチェルノブイリとイラクの子供達の医療支援につかわれます。

CD 坂田 明 AKIRA SAKATA / ひまわり HIMAWARI[GNCD 0001]

販売価格: 2,500円(税込)
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