CATFISH RECORDS

★アルバムに魅了されるのは、さまざまな風景を通り抜け、一貫性のある想像の世界へと私たちをいざなうときだ。また、それが私たちを鼓舞するときでもある。ハビエル・モレノのこの作品は、音楽のメドレー、周辺的な視点を持つジャズ、音楽的感覚の連続を映し出す。ドラムのボルハ・バルエタ、アルト・サックスのロマン・フィリウ、トロンボーンのビクトル・コレア、トランペットのホルヘ・ビステル、そしてベースのハビエル・モレノのリズムの中で、その音楽は新鮮な空気を吹き込み、そのあり方を確立し、充実したものとなる。

★異なる楽曲がまるで数学の練習のように組み合わさり、首尾一貫した雰囲気を作り出す作曲は、単純ではない。ハビエル・モレノに多大な影響を与えた天才チャールズ・ミンガスは、「創造性とは、ただ人と違うこと以上のものだ。奇妙なことを計画するのは誰にでもできる。難しいのは、バッハのようにシンプルになることだ。シンプルなものを、驚くほどシンプルにすること、それが創造性なんだ」。本作【キンテート・キャピタル】では、ハビエル・モレノは、シンプルなようでいてそれとはほど遠く、よく整備され複雑なテンポやリズムをシンプルに機能させた自作曲の数々を披露する。

★ハビエル・モレノの音楽は、ジャズとフラメンコの軌跡と経験により蓄積されたスキルを感じさせてくれる。

★エチオピアのアディスアベバのフェンディカ文化センター、メキシコのナショナル・アーツ・センター、パリのサンセット・サンサイド、スペインのマドリッド国立公会堂、アルゼンチンのブエノスアイレスのセロニアス・クラブやザ・ストーン、スモールズ、イリジウム、コーネリア・ストリート・カフェといったニューヨークのクラブのステージと精力的にグローバルな演奏活動を続けています。

★この個人的な旅において、彼は絶えず知識を取り入れることへの興味を揺るがすことはなかった。【キンテート・キャピタル】は、フレッシュ・サウンド・ニュー・タレントのリーダーとしての4枚目のアルバムであり、山歩きや古い建物の途中で小休止し、踊り場に腰を下ろして、風景と過程を楽しむようなサウンドである。彼の家族や愛する人たちの力も加わり、その力を感じさせるトータルな雰囲気を持つ作品でもある。丸みを帯びたアルバムという全体像にそれぞれの荷物を提供するミュージシャンたちとともにこれを行い、彼の音楽のすべてを明確な方向に向かって歩ませ、今起こっていること、そしてこれから起こることのアンカーとして機能することという象徴的な価値を提起しています。(レーベルインフォ)

01. Te lo digo y punto 6:25
02. Fendika 8:52
03. Retorno 6:16
04. Metropolis 10:06
05. Alquimia cubana 6:26
06. Materia inerte 9:25
07. Bandera negra 8:09

All compositions by Javier Moreno (SGAE)

Personnel:
Javier Moreno (bass), Jorge Vistel (trumpet), Victor Correa (trombone), Roman Filiú (alto sax), Borja Barrueta (drums).
Recorded at Camaleón Estudios, Madrid, October 13, 2022

Engineered by Frank Lozano
Mixed and Mastered by Mariano Miguez

Produced by Javier Moreno
Executive Producer: Jordi Pujol

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CD
2023年9月下旬発売予定

FRESH SOUND