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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)明快晴朗な歌心に満ちた2アルトのソロ合戦がスカッと爽やかに盛り上がる旨味と清涼感一杯の生粋ハード・バップ・ライヴ! CD 佐藤 洋祐 クインテット YOSUKE SATO QUINTET / ALTO MADNESS : RIKO SASAKI - YOSUKE SATO 〜 LIVE AT "D-BOP"JAZZ CLUB
商品詳細
★高校時代にはジャズ・ギターを、大学時にはジャズ・トランペットを演奏、大学卒業後にアルトサックスへ転向し、北海道札幌市を拠点にプロ活動を開始、その後2008年に渡米してニューヨークで活動、グレゴリー・ポーター(vo)・クインテットのレギュラーとなりポーターの4枚のアルバムに参加、世界的な高評価を得るも2015年末には同バンドを離れ帰国、千葉県佐倉市を拠点として新たな演奏活動をスタートさせ、以来、リーダー・アルバムも着々とリリースして更に評判を上げながら精力的にプレイしてきたモダン・アルトの確かな実力者:佐藤洋祐(東京都出身)の、今回は、同じアルトサックスを吹くハイティーン才女:佐々木梨子(2004年北海道札幌市生まれ)との2アルトサックス・フロントのクインテットを率いての、札幌の"D-Bop"Jazz Clubでのライヴ編。

★キュッと引き締まった骨太い隆々トーンのアルトが、勢いよくダイナミックに大きな渦巻きウェイヴを描くようなドライヴ感満点の豪快エネルギッシュ弾丸咆哮!を轟かせてタフ&ストロングこの上なしの堂々たる華を成し(恐らく佐々木)、かたや、あわてずリキまず徐に姿を現し、絞りが利いていながらも幾分か細く柔らかな風合いを呈したもう一方のアルトの滑脱さ溢れるファンキー&アーシー・ブロウも軽やかに、粋に拮抗して見せた(こちらが佐藤だと思われる)、全編ストレートに突撃スイングするサックス・バトル物の王道然としたメロディック・バピッシュ快進撃が続いて、スカッと爽やかに昂揚させてくれる白眉の会心打内容。

★歌心とスイング感を何より大切にし、伝統的ブルース・フィーリングも十全に備わった、中々猛烈な勢いで驀進する人情娯楽派の鑑とも云うべき晴朗ハード・バップ大会、が嬉々としてパワフルに推し進められてゆき、気さくでおおらかそして開放感に満ちた徹頭徹尾明快シンプルな行き方が貫かれる、ノリノリにして風通しよい道程の中で、リズム・セクションの安定律動力抜群かつ機略縦横の遊撃性にも長けたビシバシ迫る大攻勢に上手くプッシュされて、佐藤(as)と佐々木(as)のリレー対決("烈しさ"の佐々木vs"たおやかさ"の佐藤、といった趣がある)を最大の見せ場とするソロ合戦コーナーが、一陣の青嵐が吹き抜けるかの如く殊の外清々しい盛り上がりを示してゴキゲンだ。

★佐々木(as)の、パーカーを出発点にマクリーンやウッズのスタイルも吸収消化し、どうかするとコルトレーンやドルフィー或いはS・コールマンやG・オズビー辺りまで射程に入れた、威勢を駆って突発力全開でパワフル&スピーディーに飛び出し容赦なく殴り込みを掛ける(お!昭和残侠伝か?)かのような、結構アグレッシヴな勇猛精悍の吠えっぷりに本領を発揮する硬派激烈アタック大爆発、が凛然と映え渡っていて先ずは傑出しており、対する佐藤(as)の、個人プレーにおいては敢えて一歩下がって佐々木に花を持たせ、自身はわりかし泰然超然と構えつつ、やはりパーカーを根幹に置くものの佐々木に比してややキャノンボール寄りのファンキー・ソウルフル傾向あるいは往年のウエストコースト路線っぽいソフト・クールネスといった要素の強い"軽妙洒脱"で"涼しげ"な吹鳴のあり様がまた、佐々木とは鮮やかなコントラストを成して悠々華々しく座をさらっておりこれも秀逸。

★そうした佐藤の、どちらかと云うと大暴れの攻撃的激動アクションを得意とする佐々木のそういうピリッとした個性の活かし方をキッチリ心得、トータル・サウンドに上手く起伏メリハリや鮮烈色彩感を呼び込むバンド・リーダーとしての懐深さ・器の大きさが全般に光る他、アルト1本(恐らく佐藤)のワンホーン・カルテットで演じられるバラード#4の冷涼な透明感と繊細な機微に満ちた耽美的ロマンティック・アルト吹奏では、P・デスモンドやB・シャンクなどにも底通するクーリッシュ・スタイルをも使えるグッと幅広い芸風、を持った個性の奥行きが顕れていてまた絶妙。加えて、ソリッド&スクエアーな鋭角的「アーシー・バピッシュ」・プレイで全体を引き締める高島(p)の助演も光る。あと、佐藤と佐々木のピタリと息の合った爽涼なユニゾン・アンサンブル・ワークも◎。

1. There Will Never Be Another You (quintet)
2. Del Sasser (quintet)
3. Gregory Is Here (quintet)
4. When Sunny Gets Blue (either one altosax-p-b-ds quartet)
5. One Note Samba (quintet)
6. Days Of Wine And Roses (quintet)
7. Minority (quintet)

佐藤 洋祐 Yosuke Sato (alto saxophone)
佐々木 梨子 Riko Sasaki (alto saxophone probably except 4)
高島 諭 Satoshi Takashima (piano)
重松 忠雄 Tadao Shigematsu (bass)
舘山 健二 Kenji Tateyama (drums)

2023年5月1日札幌"D-Bop"Jazz Club(札幌市中央区南1条西19丁目)でのライヴ録音

レーベル:"D-BOP" RECORDs

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

国内制作CD

明快晴朗な歌心に満ちた2アルトのソロ合戦がスカッと爽やかに盛り上がる旨味と清涼感一杯の生粋ハード・バップ・ライヴ! CD 佐藤 洋祐 クインテット YOSUKE SATO QUINTET / ALTO MADNESS : RIKO SASAKI - YOSUKE SATO 〜 LIVE AT "D-BOP"JAZZ CLUB[DBOP 016]

販売価格: 2,400円(税込)
数量:
商品情報
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“D-BOP”RECORDs

★グラミー賞2度受賞のグレゴリー・ポーターバンドに在籍、サックス奏者として世界的に高評価を得た佐藤洋祐のアルトサックスバトルアルバム。

★佐藤洋祐は2008年に渡米しニューヨークで活動。 グレゴリー・ポーターの5人編成バンドにおいて唯一の管楽器奏者として在籍し、グラミー賞を2度受賞、ノミネートも4度果たした。

★本アルバムは、数百にも上る世界各国のジャズ・フェスティバル等に参加、サックス奏者として世界的に非常に高い評価を得た佐藤洋祐と、2023年7月よりバークリー音楽大学に奨学金全額免除の特待生として渡米した期待の超大型新人、アルトサックスの佐々木梨子をフロントにしたクインテットの熱狂のライブ録音。

★ランディー・ブレッカー参加アルバムをも手掛けるリアルジャズレーベル“D-BOP”RECORD’sが放つ現代ジャズアルトマッドネスの最高峰が完成。佐々木梨子のアメリカ渡米直前の貴重なライブレコーディング。

Recorded LIVE,May 1,2023 At “D-Bop”Jazz Club Sapporo,Japan
Recording Engineer Koji Matsuura
Mixed and Mastering Yasuhiro Kazama(Amplitude Inc.)

Yosuke Sato Quintet Live At “D-Bop”Jazz Club
Produced “D-BOP”RECORD’s
Design&Photography Koji Matsuura
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