ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2023年6月REVIEWアブストラクトかつスピリチュアルな硬派フリー・ジャズの本道を突き進むソリッド武骨インプロ熱演の連続で問答無用に圧倒し昂揚させる充実の未発表ライヴ1969! 2枚組CD MARION BROWN QUARTET マリオン・ブラウン / MARY ANN - Live In Bremen 1969
商品詳細
★一定の節度や威厳、クールネスを保った上での独特のスピリチュアルな抒情的インプロヴィゼーションにワン&オンリーの魅力を発揮して、根強くカルトな人気を博してきた、(所謂"ジャズの十月革命"の中心メンバーでもあった)フリー派ブラック・アルトサックスのユニークなスタイリスト:マリオン・ブラウン(1931年米ジョージア州アトランタ生まれ、2010年フロリダ州ハリウッドで死去)の、本盤は、エド・クレーガー(tb)の加わった2管ピアノレス・カルテットによる、1969年4月24日ブレーメン(旧西ドイツ)のクラブ:Lila Euleでの公演の模様を捉えた未発表ライヴ音源を初ディスク化した、CD2枚組・大ヴォリュームの発掘アルバム。

★キュッと引き締まり絞りの利いたトーンのアルトやおぼろにくすんだ飄々と宙を舞うようなスモーキーな音色のトロンボーンが、ともにスピリチュアルとアブストラクトの間を自在に往来する感じの烈々たるインプロヴィゼーションを敏活かつ屈強げに繰り出して、狂おしいまでに圧倒的気魄を湛えた中々濃い見せ場を飾り、ベース&ドラム(orパーカッション)の大きくドライヴしつつ猛烈に突撃し躍動するけたたましいまでの半パルス状(時には4ビートっぽい安定スイング傾向も見せる)のビート形成も、凄味十二分にワイルド&ヴァイオレントなグルーヴを創出して頼もしい魅力を放った、一貫して硬派フリー・ジャズの正統らしい悔いなき完全燃焼の大奮戦が連続しスカッと壮快に昂揚させてくれる濃密内容。

★メロディアスでこそないもののある種の情念めいたダークなスピリチュアリティを堅持しつつの、激しく荒ぶるエネルギッシュ・アクション熱演がハイテンションに、意気軒昂そうに展開され、ブスヒ(b)やマッコール(ds)のわりかしリズミカルな半律動的ノリを齎す猛々しき野性味みなぎったバックアップ、に上手くプッシュされ、煽られながら、ブラウン(as)とクレーガー(tb)の、肝を据えてタフ&ストロングに燃え盛り、内なる情動やパッションの高まり様・煮えたぎり様を壮烈に(またある時はゆったりと妖しくトグロを巻くように静穏繊細に)活写する切迫感満点の即興敢闘が、超エキサイティングに渾身の絶頂ぶりを呈して全く痛快だ。

★ブラウン(as)の、切実で生々しいエモーションを全身全霊で体現し、時にはフリーキーに音を歪ませつつ野獣の如き雄叫びを上げるが、その絞り出すような咆哮には濃厚なる情魂っぽさが溢れる反面、口調・語調そのものはどちらかと云うとあくまで辛口の"異形"・"抽象"・"破壊性"・"乱調"(但しそれでいてしっかりスピリチュアルでもある)を大方の旨とする苦味走った硬質路線に徹する風なハード・ドライな疾駆的行き方がほぼ貫かれていて(過激に爆裂する猛襲型が基本だが時には流麗に、穏やかにたゆたうような面もあり懐は深い)、何とも精悍で凛々しい無双の妙味が颯爽と爆発しており、かたやクレーガー(tb)の、煙霧のような陰影を放つ怪しいアブストラクト・ブロウを繰り出すもその根底にはバップやブルースに由来した渋い旨味が確固と、脈々と息づいている、というそうした結構芳醇な吟醸キャラがブラウンとは好コントラストを成していてまた絶品。加えてブスヒ(b)のソロ時には大いにコク旨なブルージー・プレイをノリノリでキメる、辺りも巧いオアシス処。勉強になりました。

Disc 1:
1. Gesprächsfetzen
2. Ode To Coltrane
3. Exhibition
4. Mary Ann

Disc 2:
1. Nocturne
2. Modus Rhythmicus
3. Juba Lee
4. Study For 4 Instruments

Marion Brown (alto saxophone) (笛? on Disc1-3, Disc2-2, Disc2-3)
Ed Kroeger (trombone) (percussion on Disc1-4, possibly Disc2-2)
Sigi Busch (bass) (probably percussion on Disc2-2)
Steve McCall (drums) (probably percussion on Disc1-1, possibly Disc2-2)

1969年4月24日旧西ドイツ-ブレーメンのthe Club Lila Euleでのライヴ録音

レーベル:Moosicus

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

2枚組CD


アブストラクトかつスピリチュアルな硬派フリー・ジャズの本道を突き進むソリッド武骨インプロ熱演の連続で問答無用に圧倒し昂揚させる充実の未発表ライヴ1969! 2枚組CD MARION BROWN QUARTET マリオン・ブラウン / MARY ANN - Live In Bremen 1969[M1221 2]

販売価格: 3,200円(税込)
数量:
商品情報
Moosicus

★1969年4月24日、ブレーメンのクラブ・リラ・オイールでのマリオン・ブラウンの歴史的なライブ録音。エド・クローガー(tb)、シギ・ブッシュ(b)、スティーブ・マッコール(ds)とのピアノレス・カルテット演奏。

★アトランタ出身のアルトサックス奏者マリオン・ブラウン(1931年)は、1965年にニューヨークに移り活動を開始。当時、ほとんど無名だったが、ジョン・コルトレーンの代表的なアルバム『アセンション』やアーチー・シェップの『ファイアー・ミュージック』に参加し、一気にフリー・インプロバイザーして重要な存在となる。

★本作は、エド・クローガー(トロンボーン)、シギ・ブッシュ(ベース)、スティーブ・マッコール(ドラムス)とともに、1969年にカルテットとしてドイツ各地でコンサートを行った際のライブ演奏。1969年4月24日、ブレーメンのClub Lila Euleで行われた演奏を収録しています。実力者として存在感を増すマリオン・ブラウンの演奏はもちろん、もう一人の管楽器、トロンボーン奏者、エド・クローガーの熱演も注目に値します。