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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANOメロディと躍動感 CD PHIL DEGREG フィル・デグレグ TRIO / DOWN THE MIDDLE
商品詳細
●Trio Con Brio名義の近作も中々だった、シンシナティの顔役的ピアニスト:Phil DeGreg(ウディ・ハーマン楽団での活躍を経、シンシナティ音楽大学ジャズ科の教授を務める傍ら同地シーンで長らく演奏活動、J Curve/J Seven/Prevenient Musicよりの作品群で好評を得る)の、今回は、西海岸へ赴いて当地の名手2人と組んだトリオ・セッション編。2006年8月カリフォルニア州ノースハリウッド録音。芯のしっかりした堅く力強い、透徹なクリアー・タッチによる、ダイナミックで情熱的、かつマイルドな歌心にも富んだ、均整あるストレートアヘッド・タイプの(リリカルめ)モード・プレイがスッキリと好調ぶりを示した爽快編である。緩急・陽陰等のメリハリも適宜明晰につけられながら、今日流ハード・バップ・ピアノ・トリオの王道らしい、ごくシンプルでメロディアス&スインギーな歯切れのいい正攻法快演が続き、主役pの、中々自在で表情多彩、それでいて軸足のブレない、旨味と風格ある自然体のオーソドックスなアドリブ技が凛々しく冴えている。→ハンコックやマッコイの語法を消化してアクを抜いたような、機動性抜群の力学的アクション速攻や、それにエヴァンス的耽美色を大きく加味したロマンティックなアクティヴ・バラード調、生粋ハード・バップ風情に寄った軽妙で粋な波乗り調子の寛ぎ小唄趣向、腰の据わった直球型のアーシーなブルース大会、ちょっと澄ましめな新主流派の典型文体を使ったクール&スマートな和みのボサノヴァ、等々、バリエーション転回も豊富に、あくまで堅実なメインストリーマー気質の正統的妙技をカッチリ楽しませる、テンポもよしの会心作。

1.Con Alma(5:38)
2.Pick Yourself Up(4:31)
3.Blues On The Spot(4:53)
4.Urgency(5:30)
5.Bonita(5:58)
6.Down The Middle(4:19)
7.The Inside Track(4:32)
8.Palindrome(3:49)
9.I Concentrate On You(7:11)
10.Wail(3:45)
11.So In Love(5:15)

Phil DeGreg(p)
Tom Warrington(b)
Joe LaBarbera(ds)

2006年8月 録音

在庫切れ
CD

メロディと躍動感 CD PHIL DEGREG フィル・デグレグ TRIO / DOWN THE MIDDLE[Z 190402 5]

販売価格: 2,000円(税込)
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