ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2022年2月REVIEW勇壮で雄々しくエモーショナル&ダイナミック・グルーヴィーな現代流2管ハード・バップの王道を突き進む芳醇熱演編! CD MISHA TSIGANOV ミーシャ・シガノフ / MISHA'S WISHES
商品詳細
★ニューヨークでの活動も早30年となりヴェテランの域に入る(それ以前はロシアで活動していた)、近年のクリスクロス諸作にも高い評価を得ていたピアニスト:ミーシャ・シガノフ(1966年旧ソ連のレニングラード=現・ロシアのサンクトペテルブルク生まれ)の、すっかり馴染みのアレックス・シピアギン(tp,flh)&シーマス・ブレイク(ts)の2管を今回もまたフロントに立てたクインテットによる好調作。

★カキーンコキーンと鋭角的なキレ並びに突き刺さり感を呈しながら、濃い陰影やコクっぽい旨味と透明感や潤いを表裏一体に交錯させる岩石タッチのピアノが、バップとモードの各イディオムに則りつつ苦味走ったソリッド&スクエアーな殺陣風アクション・プレイを熱く精悍に繰り出して、威風堂々と雄渾なる魅力を放ち、一方、ピリッとした鋭利敏捷な立ち回りを炸裂させる中で独特の思索性も垣間見せるトランペットや、生々しいワイルドネスをみなぎらせてアグレッシヴ&ハード・ドライヴィングに激烈咆哮するテナー、らの攻勢も凄味充分に鮮麗な華を添えた、全編ストレートアヘッド街道のド真ん中を突き進む大敢闘が連続してスカッと壮快に昂揚させてくれる会心打内容。

★硬派で軒昂な現代モード系ハード・バップの典型然たる、腰の据わった骨芯にブレなきダイナミック・スウィンギンな熱演が展開され、勇猛でハードボイルドな中にもしっかり歌心を備えた雄々しき行軍が続くその途上で、シガノフ(p)、シピアギン(tp)、ブレイク(ts)のそれぞれ一歩も引かぬスリリングなソロ合戦が迫真白熱の盛り上がりを見せて、殊の外密度の高い豊饒地帯が創出されており、全くゴキゲンだ。

★シガノフ(p)の、マッコイやハンコック辺りの成果を十分踏まえたモーダル・パッショネートな猛々しい疾駆驀進型の力学的行き方に本領を発揮する他、エレピによるグルーヴ・ムーディーなファンク的アプローチにも独自の色艶や香味があったりと、中々表情多彩なその劇的活躍が気合の入った冴えを示しており、かたや、ブレイク(ts)の、終始嬉々溌溂として音数も多く野獣のように猛襲してくるエネルギッシュ・ブロウの迫力がまた圧倒的で、彼ら2人の武骨なハードネス全開の剛健ストロング力投に比して、唯一人まろやかな、そして豊潤な歌謡的美メロの提供を一手に担っている感のあるシピアギン(tp)のリリシストぶり、ロマンティストぶりもさすが一撃必殺で好インパクト。

01. Fire Horse (Misha Tsiganov)
02. Strike Up The Band (George Gershwin)
03. Misha's Wishes (Misha Tsiganov)
04. There Was A Birch Tree In The Field, So What (Russian Folk Song)
05. Lost In Her Eyes (Misha Tsiganov) (solo piano)
06. Just A Scale (Misha Tsiganov)
07. Give Me Five (Misha Tsiganov)
08. Hope And Despaire (Misha Tsiganov)
09. Comrade Conrad (Bill Evans)
10. Are You With Me (Misha Tsiganov)

Alex Sipiagin (trumpet, flugelhorn except 05)
Seamus Blake (tenor saxophone except 05)
Misha Tsiganov (piano) (electric piano on 02, 06, 09)
Boris Kozlov (bass except 05)
Donald Edwards (drums except 05)

2021年9月9日ニューヨーク市クイーンズ区アストリアのthe Samurai Hotel Recording Studio録音

レーベル:Criss Cross

在庫有り
CD

勇壮で雄々しくエモーショナル&ダイナミック・グルーヴィーな現代流2管ハード・バップの王道を突き進む芳醇熱演編! CD MISHA TSIGANOV ミーシャ・シガノフ / MISHA'S WISHES[CRC 1409]

販売価格: 2,180円(税込)
数量:
商品情報
(画像をクリックすると大きく見られます)
CRISS CROSS

★ロシア ・ サンクトペテルブルク出身で NY を本拠地に活動する俊英ピアニスト、ミーシャ・シガノフの新譜。CRISS CROSSレーベルからの過去作「THE ARTISTRY OF THE STANDARD」でも共演したAlex Sipiagin(tp,flh) Seamus Blake(ts)のフロント2菅 & 勢力的に活躍の幅を広げるベーシスト、Boris Kozlov とタイトかつ機動的なドラミングで定評のベテラン・ドラマー、Donald Edwardsをリズムに、瑞々しくも懐深い現代ジャズを聴かせてくれる。流線を描く2管アンサンブルの妙味、それをリードする端正なピアノの表情が随所に光ったクインテット作品。自作曲を中心にガーシュインやエバンスの曲を織り交ぜ、メンバーの個性を生かした現代ジャズに仕上げている。

■録音:2021年9月9日ニューヨーク州アストリアにてスタジオ録音
Recording Engineer : Mike Marciano
Mixing and Mastering : Mike Marciano
Recorded mixed and mastered at the Samurai Hotel Recording Studio,Astoria,NY