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ホーム2022年3月REVIEW暗く妖しいサスペンス・ミステリー的世界観の中で独自の美旋律性やクールなリラクゼーション理念も自然に揮われたワン&オンリーの抒情派アクション名演! CD MARK TURNER マーク・ターナー / RETURN FROM THE STARS リターン・フロム・ザ・スターズ
商品詳細
★ウォーン・マーシュやウェイン・ショーターの浮遊っぽさに現代感覚を多々加味したような独自の芸風に圧倒的支持を集める、個性派テナーサックスの逸材:マーク・ターナー(1965年米オハイオ州フェアボーン生まれ)の、今回はジェイスン・パルマー(tp)参加のピアノレス・カルテットによる自作曲集。

★一音一音に細やかなニュアンスを宿しながら、落ち着いた調子でじわりじわりと躙り寄ってゆくような半ばサスペンス・タッチの多角的ビート刻みを見せるベース&ドラムのゆとりを残した遊撃、に導かれ、刺激されて、フロント2管の精妙でクールなちょっとレイドバックした折り目正しいアンサンブルや、爽涼でふんわりした浮遊感覚と内なるアグレッシヴさを自然に交錯させるテナー、ピリッと苦味走ったハードボイルドな立ち回りをキメる陰影濃いトランペット、ら各々の個性とスター性溢れるソロ、がスリリングでいて悠然としてもいる含蓄豊かな見せ場を飾った、中々快適かつ密度の高い敢闘内容。

★厳しく険しく引き締まったやや不機嫌そうな面持ちを保ったシリアスめのムードが貫かれるが、曲想としてはバラード的であったり暗さの中にも詩的ロマンティシズムが潤沢に潜んでいたりと、あくまで抒情指向の心象派サスペンス・ミステリーとも云うべき独特の機動型妙演が滑脱に展開され、マーティン(b)&ピンソン(ds)の安定律動力と意表を衝くゲリラ戦法を両立させた巧妙なバックアップにノセられて、ターナー(ts)やパルマー(tp)の、バラード調に始まってアクション趣向でクライマックスを迎える(またはその両方の融合)パターンも散見される道程の中、表情はシビアながら独自の歌心〜メロディー理念にしっかりと立脚した、奔放にして旨味あるインプロヴィゼーションが瑞々しく華やかに冴え渡って、何とも鮮麗だ。

★ターナー(ts)の、物憂げな脱力調子でレイジーに流線形を描く味は幾分ニガめのスムース・リラクシング節や、涼しげな風合いの内側に熱いパッションをたぎらせた激動咆哮など、極めてユニークな美旋律性に根を下ろしつつの、ターナー流の一種のフューチャー・ファンク路線的な妖しいアプローチをあくまで生身のアコースティック・ジャズ形式の中でイキイキと炸裂させる、といった感じのどこまでも流麗でひんやりクーリッシュな吹鳴のあり様が、誠に清新かつ颯爽とした映えを見せていて卓抜で、一方パルマー(tp)の、ダークではあるがターナーに比べるとよりストレートアヘッドな今日流モーダル・ハード・バップの文脈に則ったイメージのある、精悍で毅然とした真剣勝負の大格闘的攻勢、がまた凛々しさ一杯で好インパクト。

1. Return From The Stars
2. Terminus
3. Bridgetown
4. It's Not Alright With Me
5. Nigeria II
6. Waste Land
7. Unacceptable
8. Lincoln Heights

Mark Turner (tenor saxophone)
Jason Palmer (trumpet)
Joe Martin (double bass)
Jonathan Pinson (drums)

2019年11月ニューヨークシティのSear Sound Studio録音

レーベル:ECM

※2枚組重量盤LPも2022年秋頃にリリース予定。(発売時期は変更になる場合もございます。)

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スリーヴケース仕様CD


暗く妖しいサスペンス・ミステリー的世界観の中で独自の美旋律性やクールなリラクゼーション理念も自然に揮われたワン&オンリーの抒情派アクション名演! CD MARK TURNER マーク・ターナー / RETURN FROM THE STARS リターン・フロム・ザ・スターズ[ECM 384 2871]

販売価格: 2,380円~2,730円(税込)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
仕様:
数量:
商品情報
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★マーク・ターナー / Mark Turner
現代ジャズ・テナー・サックス界を牽引する重鎮サックス奏者の一人。
オハイオ州出身、カリフォルニア州で育ち、’90年代初頭からニューヨークのジャズ界で活躍。ジョシュア・レッドマン、カート・ローゼンウィンケル、トム・ハレルらと共演を重ねながらリーダー・アルバムも約10枚リリース。ECMでは2012年にビリー・ハート・カルテット、ザ・フライ・トリオ、イーサン・アイヴァーソンとのデュオ作品などをリリースしてきたが、2014年のカルテット作品『Lathe of Heaven』がとりわけ評判となった。ブラッド・メルドーが“暖かく、深い優しさをたたえた誘惑の味”と形容した唯一無二のサックスの音色を持つ実力派。

ジョー・マーティン(b):1995年以来ターナーと共に様々な文脈で演奏してきた。彼曰く、「マークと演奏するときは、可能な限り良い演奏をし、レベルを上げなければならないといつも思っている。カルテットでは、ピアノやギターの奏者がいないため、和声の空間を埋めるために、音の選択をより意識するようになった。たった1つの音の選択ですべてが変わり、音色やハーモニーを示唆するんだ」。

ジョナサン・ピンソン(ds):イスラエルのギタリスト、ギラッド・ヘクセルマンのグループで演奏していたときに出会ったとのこと。20代前半でハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、グレッグ・オスビーらとツアーを行い、深いところから音楽の世界に飛び込んでいったのだ。また、カマシ・ワシントン、アンブローズ・アキンムジレ、デイヴ・リーブマンなどとの共演も多い。ECM録音初参加。

ジェイソン・パルマー(tp): 10年前にバンドのサイドメンとして初めて出会った。その後、マークはパルマーが率いるプロジェクト(Places、Rhyme and Reason、The Concert)に参加し、レコーディングにも参加している。マークは、パルマーの優れた資質として、「未知のゾーンに進んでいく意欲」を挙げている。二人は音楽について百科事典のような知識を共有しているそう。ボストン・フェニックス紙は、パルマーについて「確かな音色とソロの冷静な熟考で火をつける」と評している。NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)によれば、ターナーは「革新的な音の特徴、ある種の浮遊する半音階性、リズムへの配慮、繊細さに満ちた軽快な音色を持っている」のだそうで似たような二人ともいえる。ECM録音初参加。
ECM

★現ジャズ界で「最も影響力のあるサックス・プレイヤー」の一人、マーク・ターナーの8年ぶりとなる新カルテット作品!

●エンリコ・ラヴァ、ビリー・ハート・カルテット、フライ・トリオ(ジェフ・バラード、ラリー・グレナディアと)、ステファノ・ボラーニとの録音に彼のサックスの芸術性とその音楽性を持ち込み、最近ではイーサン・アイヴァーソンとのデュオ録音『Temporary Kings』で重要な存在になり、ここ十数年のECMの録音に頻繁に参加しているマーク・ターナーの2014年『Lathe of Heaven』以来となる彼のリーダー・カルテット作品。

★前カルテット作品『Lathe of Heaven』でもベースを担当していたジョー・マーティン以外は新メンバーとなり、NYを拠点に活動するトランぺッター、ジェイソン・パルマー、カリフォルニアに拠点を置き、これまでウェイン・ショーターやハービー・ハンコックのツアー・バンドで参加してきた経験を持つドラマー、ジョナサン・ピンソンが参加。

●この作品のタイトルは、宇宙飛行士が探索的な宇宙ミッションから帰還すると、地球上の生活が大きく変化し、適合主義でリスクを嫌う社会の価値観と自分との間にずれが生じていることに気づくという、ポーランドのSF作家、スタニフワフ・レフによる1961年の小説「星からの帰還」から取ったもの。本カルテットのためにターナーが書きおろした全8曲を収録。

★メンバーにも十分なスペースが与えられた楽曲群で、ターナーとパルマーのインタープレイ、自由に動き回るリズム・セクションなど聴きどころ満載で、爽快感と思慮深い表現の弧を描いた注目作品。(メーカーインフォより)★現ジャズ界で「最も影響力のあるサックス・プレイヤー」の一人、マーク・ターナーの8年ぶりとなる新カルテット作品!

●エンリコ・ラヴァ、ビリー・ハート・カルテット、フライ・トリオ(ジェフ・バラード、ラリー・グレナディアと)、ステファノ・ボラーニとの録音に彼のサックスの芸術性とその音楽性を持ち込み、最近ではイーサン・アイヴァーソンとのデュオ録音『Temporary Kings』で重要な存在になり、ここ十数年のECMの録音に頻繁に参加しているマーク・ターナーの2014年『Lathe of Heaven』以来となる彼のリーダー・カルテット作品。

★前カルテット作品『Lathe of Heaven』でもベースを担当していたジョー・マーティン以外は新メンバーとなり、NYを拠点に活動するトランぺッター、ジェイソン・パルマー、カリフォルニアに拠点を置き、これまでウェイン・ショーターやハービー・ハンコックのツアー・バンドで参加してきた経験を持つドラマー、ジョナサン・ピンソンが参加。

●この作品のタイトルは、宇宙飛行士が探索的な宇宙ミッションから帰還すると、地球上の生活が大きく変化し、適合主義でリスクを嫌う社会の価値観と自分との間にずれが生じていることに気づくという、ポーランドのSF作家、スタニフワフ・レフによる1961年の小説「星からの帰還」から取ったもの。本カルテットのためにターナーが書きおろした全8曲を収録。

★メンバーにも十分なスペースが与えられた楽曲群で、ターナーとパルマーのインタープレイ、自由に動き回るリズム・セクションなど聴きどころ満載で、爽快感と思慮深い表現の弧を描いた注目作品。(メーカーインフォより)