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ホーム2022年1月REVIEW未発表発掘!ダーク・ビターなハードボイルドさの内側からブルースの旨味も滲む硬派ダイナミック・アクション派ピアノ・トリオの金字塔名演!!! CD GERI ALLEN, CHARLIE HADEN, PAUL MOTIAN ジェリ・アレン, チャーリー・ヘイデン, ポール・モチアン / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD UNISSUED TRACKS (選曲・監修:大西順子)
商品詳細
★ピアノ:ジェリ・アレン(1957年ミシガン州ポンティアック生まれ、2017年ペンシルヴェニア州フィラデルフィアで死去)、ベース:チャーリー・ヘイデン(1937年アイオワ州シェナンドー生まれ、2014年カリフォルニア州ロサンジェルスで死去)、ドラム:ポール・モティアン(1931年ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ、2011年ニューヨーク市のマンハッタンで死去)、という三大トップ・アーティストが顔を揃えたこの強力トリオは、1980年代後半から1990年代初頭にかけて活動、Soul NoteやJMT、DIWに吹き込みを残し(後年ECMからも発掘ライヴが出た)、1990年12月21・22日にニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードで行なった公演の模様は、全6セットの演奏から9曲を抜粋したCDアルバム:「Live At The Village Vanguard」(DIW-847)として出ていたが、今回、その6セットのライヴ音源より未発表テイクばかりを厳選収録(選曲は大西順子による)(更に、当時現場で録音を担当した名エンジニア:ジム・アンダーソンが今回もミックス&マスタリングを手がけている)した、誠にエポックメイキングな価値ある発掘作品が登場。

★歯切れよく鋭角に尖った重厚骨太な石っぽさ〜ガキゴキ感と、より軽やかで滑らかな流線形っぽさ、を的確微細に使い分け、また透明感と濃い陰影をも表裏に表した、中々ニュアンスに富み旨味あるタッチのピアノが、苦味走った硬質なアクションの内側からブルース由来の渋い吟醸テイストを滲ませ、スタンダードや歌物に臨んでは伝統志向の粋な小唄感覚とモンク・ライクな変則パーカッシヴ傾向とをドッキングさせた独自の歌い様を見せ、更に一部では甘さを徹底排除しフリーに接近したアブストラクトな遊撃攻勢を掛けてきたりもする、という、振り幅大きく表情多彩な、そしていかなる時でも力強いエモーションを感じさせる敏活プレイを溌溂と綴って、鮮度も抜群にエキサイティングかつ感動的な華を堂々と飾り、一方、キレ味シャープに空を切り刻みつつ、不意を衝いて刀剣の如く突きや斬り込みもバッチリ入れてくる瞬発力に長けた機略縦横なるドラム、並びに、訥々と妖しく念仏を唱え続けるかのような結構マイペースで超然と構えた感じのベース、らも各々こってり濃い雄渾の存在感を仄かな温もりとともにさりげなく放って、グルーヴとコクとスリルを強力に底上げした、全編ストレートアヘッドにして独創性十二分な硬派ピアノ・トリオの真髄たる全身全霊の熱演が横溢して、壮快に昂揚させてくれる充実の敢闘内容。

★トライアングルなリアル・インタープレイの趣も自ずと醸し出されながらの、コンテンポラリー・ハード・バピッシュな、甘さは控えめでニガく翳ったアクション派体質のパワフルで敏捷性〜スピード感あるダイナミック・スウィンギン快演、が勇猛かつセンシティヴに展開され、モティアン(ds)&ヘイデン(b)の「大物感」みなぎった味わい濃厚でアタッキングな機動的・猛襲的サポート、にも大いに圧倒される凄みがあるが、彼らに一歩も引けを取らず毅然とした身構えで花形主役の座を軽やかに死守してのけるアレン(p)の、ソリッドで強靭なアドリブ奮戦が徹頭徹尾揺るぎなく冴え渡っていて卓抜だ。

→ブルックリンM-BASE派にも属していたアレンだが、ここではあくまでモダン・ジャズ・ピアノの伝統を継承したオーソドックスな行き方を根幹としており、即ち、先ずはバップ・イディオムに則った殺陣風の凹凸あるスクエアーな力学的立ち回りフレーズで堅牢なるグルーヴ感やシブ〜いウマみを確固と醸成し、洒脱な唄センスを垣間見せるところもあるものの決して甘さに流されることなく、カキーンコキーンと角を立てながらバピッシュなダイナミック節もしくはセロニアス・モンクの流れを汲んだ蹴躓きっぽい打楽器的文体で曲の流れをしっかりと硬化させ、またある時は浮遊感渦巻くスペイシーな半内省型のシリアスめ心象スケッチ技=仄暗い詩情描写に新味を発揮したり、M-BASEファンクと云うよりはフリーに近いダーク・ビターな辛口抽象テイストのリズミカル弾奏に圧倒的気魄を見せたり、といった転回も盛り込んで、トータルとしてはピリッとしたハードボイルドな個性にいささかもブレるところがない、その、鬼の壮絶気概とエレガンスが不思議に共存した鳴音のあり様は蠱惑性充分、説得力も絶大。ジェリ・アレン最強!!!

★すべて未発表テイク
01. Announcement by Paul Motian (MC:ポール・モチアン)
02. In Walked Bud (Thelonious Monk)
03. Obtuse Angles (Geri Allen)
04. Dancing In The Dark (Arthur Schwartz)
05. Fiasco (Paul Motian)
06. Cherokee (Ray Noble)
07. Announcement by Paul Motian (MC:ポール・モチアン)
08. Two Women From Padua (Paul Motian)
09. I Didn't Know What Time It Was (Richard Rodgers)
10. Mambo Jumbo (Paul Motian)
11. Song For The Whales (Charlie Haden)
12. Dance Of Infidels (Bud Powell)
13. Announcement by Geri Allen (MC:ジェリ・アレン)

Geri Allen ジェリ・アレン (piano)
Charlie Haden チャーリー・ヘイデン (bass)
Paul Motian ポール・モチアン (drums)

1990年12月21-22日ニューヨークシティのヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音

レーベル:Somethin' Cool

*選曲・解説:大西順子
*エンジニア:ジム・アンダーソン

在庫有り
国内制作CD

未発表発掘!ダーク・ビターなハードボイルドさの内側からブルースの旨味も滲む硬派ダイナミック・アクション派ピアノ・トリオの金字塔名演!!! CD GERI ALLEN, CHARLIE HADEN, PAUL MOTIAN ジェリ・アレン, チャーリー・ヘイデン, ポール・モチアン / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD UNISSUED TRACKS (選曲・監修:大西順子)[SCOL 4029]

販売価格: 3,150円(税込)
数量:
商品情報
SOMETHIN'COOL

★ジェリ・アレン,チャーリー・ヘイデン,ポール・モチアンによる伝説のトリオ、1990年の傑作ライヴの未発表トラックを発掘!ジェリを敬愛する大西順子による選曲&名エンジニア、ジム・アンダーソンのミックス&マスタリングにより、30年の時を経て蘇る。

★それぞれがリーダーとしてもサイドメンとしても数々の歴史的名盤に名を連ねた名手たち――ジェリ・アレン(ピアノ)、チャーリー・ヘイデン(ベース)、ポール・モチアン(ドラムス) が1989年〜1990年に活動した伝説のトリオ。彼らが1990年12月21日〜22日の2日間にわたりジャズの聖地ヴィレッジ・ヴァンガード(ニューヨーク)で敢行したライヴ録音は、計6セットの演奏から抜粋され『LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD』として1991年DIWレコードより発売された。

★今回、ジェリ・アレンを敬愛するジャズピアニスト大西順子が遺された全6本のアナログテープを全て確認し未発表テイクを選出。名盤と謳われたオリジナル盤と違わぬ緊張感溢れるプレイはもちろんのこと、オリジナルには収録されなかったMCの肉声やスタンダード曲が、30年の時を経て蘇る。さらに当時現場で録音を担当した名エンジニア、ジム・アンダーソンが今回もミックス&マスタリング作業を施すというスペシャルプロジェクトだ。(新譜案内より)