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ホーム2020年12月REVIEW軽やかで敏活な小気味のいい躍動感とどこか飄々としたまろやかな温もりや包容力溢れるハートウォーミング・バピッシュ・トロンボーンさすが醸熟の会心打!超芳醇!!! CD CLIFTON ANDERSON クリフトン・アンダーソン / BEEN DOWN THIS ROAD BEFORE ビーン・ダウン・ディス・ロード・ビフォア
商品詳細
1970年代後期よりNY第一線で活動、1983年に加入した(自身の叔父である)ソニー・ロリンズのグループのレギュラーを長らく務めてきたことで大いに評判を上げ、数は少ないが良質のリーダー・アルバムも着々と発表して人気を得てきた、NYシーンで八面六臂に活躍するトロンボーンのヴェテラン実力者:クリフトン・アンダーソン(1957年ニューヨークシティのハーレム生まれ)の、今回は、錚々たる顔ぶれの変動的コンボによる、カラフルで中身の詰まった楽しさ一杯の快編。折り目正しく精確巧緻、それでいてほんわかした温もりや霧笛の如きおぼろさで聴く者を優しく包み込んでくれるような感じもある、美味さ格別な吟醸的トーンのトロンボーンが、鋭い張りとまろやか・ふくよかなソフトネスを交差させながら、ブルース&バップの定番イディオムにしっかり準拠し、親しみやすいキャッチー&マイルドな歌謡フィーリングをふんだんに絡めた粋渋メロディック・ブロウを朗々と流れるように紡いで、何とも懐深くハートウォーミングかつばっちりグルーヴィーな華を悠然と成した、さすがの円熟味を感じさせる豊饒内容。曲により顔ぶれや編成は刻々と変わるが、ほぼ一貫してインティメイトな寛ぎと小気味のいい流麗潤滑なスイング感が根底に保たれ、そして何より明快ストレートな歌心とイナセなブルース・スピリットを大切にした、程好く現代感覚も加味されつつの極めてド真っ当な娯楽派ハード・バップ奏演、が嬉々として愉しげに、おおらかに展開され、リズム・セクションの鋭敏で前のめりな勢いに満ちた押せ押せのダイナミック・スウィンギン・アタック!、に頼もしくノセられて、アンダーソン(tb)の、決してリキまず肩の力を抜いて自然体で伸び伸びと得意技の繰り出しに興じきる風な、余裕とウィットある絶好調の唄い泳ぎっぷり以下、各人の気力は十二分に充実していながら和やかさ・瀟洒さを失わない闊達ソロ活躍が、実にテイスティーな盛り上がりを呈してゴキゲンだ。アンダーソン(tb)の、瞬発力抜群の機敏な速射砲撃をビシバシとカマしてくるも、威勢のいい勇み肌っぽさと同時に柔和で暖かなリラクゼーションや機智(加えてアーシーな漆黒ブルースの旨味)が巧まず保たれたその、卓抜なハイ・テクニックに裏打ちされつつそれと意識させず、あくまでナチュラルに居心地・聞き心地のいい開放的味わいと包容力を軽々発揮して見せるゆとりを残した泰然自若な吹鳴のあり様、が快適この上なしでとりわけ傑出しており、また、比較的出番の多いスティーヴン・スコット(p)の中々ハードボイルドな職人芸や、ソウルフルなコク味こってりのアントワーヌ・ルーニー(ts)、登場シーンは僅かながら渋〜い匠のワザで一気に座をさらうモンティ・アレクサンダー(p)、ピーター・バーンスタイン(g)、海野雅威(p)、辺りの活躍も忘れ難い好余韻を残す。

01. Mission Statement
02. Nana - D
03. A House Is Not A Home
04. Mysticancients
05. In It But Not Of It
06. Sonny Says
07. Sista Gemini
08. T.U.B.C.
09. Been Down This Road Before (ft. Andy Bey)
10. Until We Meet Again

Clifton Anderson (trombone) (didgeridoo, zylo drum on 04)
Antoine Roney (tenor saxophone on 02, 08) (soprano saxophone 05, 08)
Rene McLean (shakuhachi, shennai, bansuri, ney, fula flute on 04) (tenor saxophone on 06)
Eric Wyatt (tenor saxophone on 07)
Peter Bernstein (guitar on 09, 10)
Stephen Scott (piano on 01, 02, 03, 05, 06, 07)
Monty Alexander (piano on 08)
Tadataka Unno (piano on 10)
John F. Adams (electric piano, synthesizer on 09) (background vocal on 10)
Buster Williams (bass on 01, 02, 03, 05, 06, 07, 10)
Tom Barney (bass on 08, 09)
Al Foster (drums on 01, 02, 05)
Ronnie Burrage (drums on 03, 06, 07)
Steve Jordan (drums on 08, 09, 10)
Victor See Yuen (percussion on 02, 03, 04, 05, 08, 09, 10) (whistle, background vocal on 10)
Sammy Figueroa (conga on 08)
Andy Bey (lead vocal on 09)
Mala Waldron (background vocal on 09, 10)
Angela Workman (background vocal on 09, 10)

Sony/Battery Studios録音(2020年作品)

レーベル:BSMF Records (Ropeadope原盤)

在庫有り
三面デジパック仕様・国内盤CD

★Clifton Anderson(クリフトン・アンダーソン)
クリフトン・アンダーソンは、1957年ニューヨーク出身。父母ともにミュージシャンで、叔父がソニー・ロリンズという音楽一家に生まれる。7歳の時に叔父に買ってもらったトロンボーンを練習し始め、78年にはマンハッタン音楽学校を卒業。すでに大学時代にはフランク・フォスターやカルロス・ガーネットのユニットに参加し、スライド・ハンプトンのワールド・オブ・トロンボーンズの一員に抜擢。若き売れっ子トロンボーン奏者となる。83年からは叔父ソニー・ロリンズ・バンドに加入し、数多くのワールドツアーに加え10以上の録音にも参加。95年には初のリーダー作『Landmarks』を発表。その後も叔父のバンドを始め、マッコイ・タイナー、ディジー・ガレスピー、スティーヴィー・ワンダー、キース・リチャーズなど様々なジャンルで活躍。そして2008年の2nd『Decade』では米ジャズ・ジャーナリスト協会のトロンボーン・オブ・ザ・イヤーにノミネート。2012年『And So We Carry On』はラジオ・チャート4位を記録し数か月間トップ20をキープ。現在も欧米の主要なフェスティバルに数多く出演し続けている。(メーカーインフォ)



軽やかで敏活な小気味のいい躍動感とどこか飄々としたまろやかな温もりや包容力溢れるハートウォーミング・バピッシュ・トロンボーンさすが醸熟の会心打!超芳醇!!! CD CLIFTON ANDERSON クリフトン・アンダーソン / BEEN DOWN THIS ROAD BEFORE ビーン・ダウン・ディス・ロード・ビフォア[BSMF 5109]

販売価格: 2,520円 (税込)
数量:
商品情報
★ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナーらのサイドマンとして長きに渡り活躍してきたNYジャズ・シーンのトップ・トロンボーン奏者、クリフトン・アンダーソンによる最新アルバム。

★ドラマーにアル・フォスター、スティーヴ・ジョーダン、ベースにトム・バーニー、バスター・ウィリアムス、サックスにルネ・マクリーン、エリック・ワイアットなど、超豪華ミュージシャンをバックにストレート・アヘッドなNYジャズを存分に聴かせる!M9には、ベテラン・シンガーのアンディ・ベイも参加し渋いヴェルヴェット・ヴォイスを披露。

Clifton Anderson クリフトン・アンダーソン (TROMBONE)
Al Foster アル・フォスター (DRUMS)
Steve Jordan スティーヴ・ジョーダン (DRUMS)
Tom Barney トム・バーニー (BASS)
Buster Williams バスター・ウィリアムス (BASS)
RENE MCLEAN ルネ・マクリーン (SAX)
ERIC WYATT エリック・ワイアット (SAX)
ANDY BEY アンディ・ベイ (VOCAL #9)

Produced by Clifton Anderson