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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TENOR SAXクールで仄暗くレイジー・スモーキーな半頽廃的滑脱ブロウとタフでソウルフルな豪快吟醸咆哮を自在に交差させた現代テナー会心打! CD JONATHAN GREENSTEIN ジョナサン・グリーンスタイン / VOL.4
商品詳細
★NYシーンで活躍、Fresh Sound New Talentよりのアルバム:「Thinking」(2010年録音)で頭角を現した後、2016年にスタートした当プロジェクト=EPシリーズ(これまでに3作品を発表)で支持層を拡大してきた、イスラエル-テルアヴィヴ出身のテナーサックス奏者:ヨナタン(ジョナサン)・グリーンスタインの、そのEPシリーズの最新・第4弾が日本先行で登場。

★従来の同シリーズはデジタル配信のみだったが今回初のディスク(CD)化が実現した(過去作:Vol.1〜Vol.3も一気に同時発売)。

★ふくよかな丸みや柔らかさとハスキーな掠れ感を湛え、要所を押さえてギュッと筋肉質に引き締まった隆々さも見せる、中々ニュアンスに富んだ基本は骨太で厚みあるトーンのテナーが、大方は慎重に脱力しながら流れに身を任せるようなレイジー・スモーキーな流麗リリカル・ブロウを悠々と紡ぎ、盛り上がってくるとより逞しく雄々しいタフネスみなぎったハード・ドライヴィング咆哮をも炸裂させる、という、硬軟併せ持った今日流の思索的モーダル・バピッシュ・アクション・プレイをあくまで余裕を保ちつつ繰り出して、ちょっとアンニュイそう・物憂そうに余情豊かな華を成した好演内容。

★リズム・スタイルはイマドキらしくコンテンポラリー・タイプで多岐に渡る、一貫して抒情性やメロディーの美を大切にしながらも妖しいけだるさ漂う現代感覚満点のリズミカル・グルーヴィー快演が展開され、リズム・セクションの滑脱自在で芸の細かい、そして抑制と節度を維持した当意即妙のサポートにしっかり支えられ、また触発されつつ、グリーンスタイン(ts)の、肩肘張らない自然体で幾分か達観したようでもある無欲恬淡さもチラつかせてのメランコリックなアドリブ妙技が、スタイリッシュでありじんわりと哀愁も滲んでくる軽やかで風雅な映えを見せて、何げに蠱惑的だ。

→M-BASEファンクを通過したダークでクールでミステリアスな、夢幻空間を浮遊するかの如き半内省的スムース吹奏に、独特のアヤしい煙霧が香るような瑞々しい本領が発揮されている他、マイルドでおおらかな安らいだ牧歌的フォーキー節や、タフでマッチョなどことなくホンカーっぽくもあるストレートアヘッド体質のバップ指向もしくはモード指向の豪快吠えワザ、といった辺りにも各々アジな魅力があり、その個性は決して一本調子に終わらずさりげなく多彩で含蓄も深い。

1. Trumpet Kings
2. MmmHmm
3. HelpDaynaStephens.org in Gm, Part 3 (Triumph)
4. Bookends (ts & p duo)

Jonathan Greenstein ジョナサン・グリーンスタイン (tenor saxophone, keyboard)
Takeshi Ohbayashi 大林 武司 (piano, keyboard on 1, 4)
Michael King マイケル・キング (piano, keyboard on 2, 3)
Joshua Crumbly ジョシュア・クランブリー (bass except 4)
Jonathan Pinson ジョナサン・ピンソン (drums except 4)

2020年作品

レーベル:Somethin' Cool

在庫有り
国内盤CD


クールで仄暗くレイジー・スモーキーな半頽廃的滑脱ブロウとタフでソウルフルな豪快吟醸咆哮を自在に交差させた現代テナー会心打! CD JONATHAN GREENSTEIN ジョナサン・グリーンスタイン / VOL.4[SCOL 1049]

販売価格: 1,580円(税込)
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商品情報
SOMETHIN' COOL

イスラエル出身、ニューヨークで話題の実力派テナーの最新作が世界に先駆けて日本先行登場!

イスラエル・テルアビブ出身、ニューヨーク在住のジャズ・プレイヤーというアイデンティティを有するサックス奏者&作曲家ジョナサン・グリーンステインによるデジタルEPプロジェクト。自身をストーリーテラーになぞらえ、小さな物語を音で紡ぐ人気シリーズ。2016年から続くこのプロジェクトは、これまでに3作のデジタルEPとしてリリースしているが、今回最新作となる『Vol.4』が日本先行・初のパッケージ化の形で発表される。(メーカーインフォ)