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ホーム2020年8月REVIEW安定律動性抜群にして豪快な猛爆パワー満点の芸達者ドラムがガッチリと基盤を支えるゴキゲンな旨口ソロ合戦、大豊作! CD 奥平 真吾 SHINGO OKUDAIRA THE NEW FORCE + 1 / NO MORE BLUES - Chega De Saudade ノーモア・ブルース 〜シェガ・ジ・サウダージ〜
商品詳細
かつては神童として大いに騒がれ、近年はすっかりヴェテランの風格も増してきた、本邦ジャズ・シーンを代表する正統派モダン・ドラムの最高実力者にして優れたバンドリーダー:奥平真吾(1966年東京都生まれ)の、前作からおよそ5年ぶり、ピットインレーベルでの4作目となるこのニュー・アルバムは、緊密レギュラー・コンボ:The New Forceに前作同様今回も馬場孝喜(g)の加わったクインテット基本による、気合も格段のスタジオ・レコーディング編。弾みとキレのよさ抜群な、中々精確巧緻にキッチリと律動スイングするドラムの、屈強にして機微ある輪郭もシャープ&クリアーなパンチ・キック!的猛烈アタック、に頼もしく歯切れよく支えられ、煽られながら、流麗滑脱にまろやかな美メロを歌うテナー、コクのある粋渋なグルーヴィー節を綴るギター、凛々しくモーダルな情熱ハジけるピアノ、らがカラフルで華々しくも極めて密度の濃い見せ場を嬉々として溌剌げに繋いでゆく、各ソロの充実と潤滑剤もしくは着火効果っぽいドラムの巧まずして芸の細かい鮮やかなサポート(orナヴィゲート)手腕、とで清々しく昂揚させてくれる会心打内容。徹頭徹尾メロディアス&スウィンギンな単純明快直球勝負を貫いた、理屈抜きで胸のすく娯楽活劇指向の晴々朗々たるハード・バップ大会、が足どりも軽やかに愉しげモードで連続し、風通しもよさそうなひたすらおおらかで開放感ある親しみやすさ満点の道程の中、奥平(ds)の、スケール大きくダイナミックに叩きまくり押しまくる豪快な猛攻面と、濃やかなニュアンスを一打一撃にしっかり込めたセンシティヴ面、を事も無く使い分け、或いは融和させた実に表情多彩なバックアップ、に上手くノセられて、銘々の気力も充実しきった陽光の趣あるマイルド・テイスティーなアドリブ妙技が、どこまでも爽やかに、ハートフルにスカッとした盛り上がりを呈して、全くゴキゲンだ。とりわけ岡(ts,fl)の、レイジー・スモーキーでスムース感ある力は八分目のソフト・ドライヴィングなコク旨テナー・ブロウや、フルートに持ち替えての涼やかでロマンティック&テンダーな哀愁描写、といった辺りが「一座の花形」然と傑出したスター性を悠々放っており、一方これに対して馬場(g)の、バップに根ざしたメロウ・ブルージーなシブめ(ちょっとクールめ)の瀟洒節と、ロック・フィーリング全開で空を斬り裂くような少々やんちゃなゲリラティック暴れフレージング、を交錯させての自在に小回りの利いた劇的立ち働き、も堂々たる「百戦練磨の覇者オーラ」を放ちつつ不敵な拮抗を見せており、ナイス。モード系のパッショネート&エネルギッシュなダイナミズム攻勢と、ストイックに角張った燻し銀的なバップ・イディオムとを各々的確に活かしきり、一部でのエレピによるドリーミー&ファンタジックな詩的アプローチも瑞々しさ絶妙な、堀(p,elp)の抑えの利いた助演も光る。

1. No More Blues ~Chega De Saudade~ (Antonio Carlos Jobim) 7:48
2. Waltz For Zweetie (Walter Bishop Jr) 5:24
3. Hackensack (Thelonious Monk) 6:04
4. Look Up Into The Sky (Takayoshi Baba) 7:13
5. Blues Truth (Shingo Okudaira) 7:04
6. Peace (Horace Silver) 6:14 (fl-g-b-ds quartet)
7. Friday Night At The Cadillac Club (Bob Berg) 5:45 (g-p-b-ds quartet)
8. Dolphin Dance (Herbie Hancock) 7:53 (elp/p-b-ds trio)
9. Seven Come Eleven (Charlie Christian, Benny Goodman) 5:59

岡 淳 (tenor saxophone on 1, 3, 4, 5, 9) (flute on 2, 6)
馬場 孝喜 (guitar except 8)
堀 秀彰 (piano except 6) (electric piano on 8)
古木 佳祐 (bass)
奥平 真吾 (drums)

2020年2月17,18日Studio TLive(西東京市田無町)録音

レーベル:ピットインミュージック

在庫有り
国内制作・デジパック仕様CD


安定律動性抜群にして豪快な猛爆パワー満点の芸達者ドラムがガッチリと基盤を支えるゴキゲンな旨口ソロ合戦、大豊作! CD 奥平 真吾 SHINGO OKUDAIRA THE NEW FORCE + 1 / NO MORE BLUES - Chega De Saudade ノーモア・ブルース 〜シェガ・ジ・サウダージ〜[PILM 0008]

販売価格: 2,640円 (税込)
数量:
商品情報
ピットインミュージック

★この JAZZ は聴き手の体内にジャズの成分をこれでもかと注ぎ込んでくれる作品である。だから、ライヴに行きたくなるのだ。

★奥平真吾ほどジャズに特化したピュアなドラマーは日本においてまず見当たらず、今日のような時代にあっては貴重な存在かも知れません。多くのジャズ・ドラマーがいろいろな音楽のジャンルを要素として身につけ個人個人のスタイルを創り上げておりますが、奥平真吾はジャズの純粋培養の世界に身を置き、まったくポップやロックの香りを漂わせないドラムサウンドを生命線として、そこに高度に洗練されたドラムテクニックを構築しております。ジャズの薫りをプンプンとその卓越したドラミングからまき散らし、このユニットの共演者は他では決して聴くことのできないようなピュアジャズなフレージングを、奥平真吾の叩き出すリズムに絡まるように歌い上げ、独自の世界を創り上げております。

★ドラムリーダーとしてのあり方も明快であり、究極的にグルーブする事により共演者の良さを引き出し、そこに共演者との共演空間を演出するというリーダーテクニックも心得ており、そのことは日本のジャズ界にあって、踏襲すべき伝承事も彼によって保たれているような現象も生み出しております。その奥平真吾が満を持して新作をリリースします。(メーカーインフォ)

Recorded at Studio TLive on Feb 17,18th 2020
Recording, Mixing and Mastering Engineer : Akinori KIKUCHI(PIT INN MUSIC INC.)
Mix & Mastered at PIT INN MUSIC WORKROOM Studio PIT INN & P.I.M. Work Room Monitor / JBL Speakers(Harman International Japan Co., Ltd.)

Produced by Shingo OKUDAIRA
Co-Produced by Jiro SHINAGAWA (PIT INN MUSIC INC.)
Executive Producer Yoshitake SATO (PIT INN MUSIC INC.)
Photos : Masanori DOI Design by yamasin(g)