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ホーム2019年 6月REVIEWピリッと凛々しく苦味走った硬派雄渾なストレートアヘッド街道を驀進するハードボイルド・モーダル・バップの謹製品 CD BRAD TURNER QUARTET with guest SEAMUS BLAKE ブラッド・ターナー、 シーマス・ブレイク / JUMP UP
商品詳細
ヴァンクーヴァー(カナダ)を主たる拠点に精力的な演奏活動を行い、自己のカルテットやトリオの他、フュージョン寄りのグループ:Metalwood(1997年結成)の創設メンバー・幹部メンバーとしても英才を発揮、自己名義のアルバムも90年代前期より着々と発表し続けて高い評価と人気を得てきた、現代トランペットの逸材(ドラマーやピアニストとしても八面六臂に活躍):ブラッド・ターナー(1967年カナダ-ブリティッシュ・コロンビア州ラングリー=Langley生まれ)の、今回は、鉄壁のレギュラー・カルテットに加えて、過去作品でも組んだことのあったシーマス・ブレイク(ts)(1970年英ロンドン生まれの加ヴァンクーヴァー育ち、現在は米ニューヨークで活躍)を再びゲストとして迎え入れたクインテット体制での一編。ラスト1曲のみライヴ。キレ味鋭くも眩い光輝を放つような、刀剣を思わせるトランペットの引き締まった吹鳴がきららかに、そしてハードボイルドに冴え、奔放自在に渦巻きやつむじ風を織り成すが如きドライヴ感溢れるテナーや、硬質堅固で重心の据わったストーン・タッチのブルージーなピアノ、らの活躍もテイスティー・グルーヴィーに頼もしく彩りを添えた、全体を通じタイト&ソリッドな凛々しい歩の進め様に、思わずこちらも背筋を伸ばして瑞々しく昂揚させられる、何げに高密度な敢闘内容。歌心とスイング感を重視しながらも甘さはやや控えめでピリッとビターなスパイスの利いた感がある、(現代流)モード系ハード・バップの正統然とした機敏で精悍なストレートアヘッド路線まっしぐらの驀進熱演、が抜群の軒昂さをもってシャキシャキと展開され、ツボを心得つつ機略縦横に遊撃も仕掛けてくるベース&ドラムの芸達者なサポート、に適宜煽られながら、シャープ&ハードな空を破るような張り裂け感あるトランペット、大蛇の如くニョロニョロと肉太い(かつ締まりも利いた)ウネり泳ぎ様を見せるテナー、固く角張った音色でカキーンコキーンと堅牢なる殺陣ワザをぶつけてくるピアノ(或いはちょっと幻想的でファンクなエレピ)、と、それぞれに音響も個性も異なる2管物ならではのカラフルで重層的・多層的なソロ合戦が、ひたすらフレッシュ・スリリングに盛り上がりを呈して、実に壮快だ。ターナー(tp,flh)の、苦味走った毅然たる表情で妥協なく硬派雄渾な剃刀様の疾風迅雷っぽい立ち回り攻勢に終始する躍動ぶり、がとりわけ鮮烈に圧倒的迫真力で際立っており、一方ブレイク(ts)の、ソウルフル・バピッシュとモーダル・アグレッシヴの間を軽妙に、飄々と往来する滑脱ブローイングも、しっかり旨口で好インパクト。

1. Poco
2. Jump Up
3. Not A Dream
4. Likes
5. Cedar
6. The Enthusiast
7. Superlux
8. Little People
9. Catastrophizer*

Brad Turner (trumpet, flugelhorn)
Seamus Blake (tenor saxophone)
Bruno Hubert (piano except 4, 7) (electric piano on 4, 7)
Andre Lachance (bass)
Dylan van der Schyff (drums)

2018年12月30日カナダ-ブリティッシュ・コロンビア州ヴァンクーヴァーのThe Warehouse Studios録音
*2018年12月29日Frankie's Jazz Club(ヴァンクーヴァー)でのライヴ録音

レーベル:Cellar Music (旧Cellar Live)

在庫有り

三つ折り紙ジャケット仕様CD


ピリッと凛々しく苦味走った硬派雄渾なストレートアヘッド街道を驀進するハードボイルド・モーダル・バップの謹製品 CD BRAD TURNER QUARTET with guest SEAMUS BLAKE ブラッド・ターナー、 シーマス・ブレイク / JUMP UP[CM123018]

販売価格: 2,050円 (税込)
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商品情報
CELLAR LIVE

★カナダ、バンクーバーを拠点に活躍する人気トランペッター、ブラッド・ターナー。カナダで育ち、現在は、NYシーンで華々しく活躍を続けるシーマス・ブレイク。この2人のジャズ実力者が約20年ぶりに再会。長きの間遠にも関わらず、円やか、かつ、ハリがある流線トランペット、と滑らかでしなやかなテナーサックスが作り出す緊密な一体感は見事、実力の証ともいえる演奏を見せています。リズムもカナダの実力あるジャズメンを起用。スピーディでメリハリ良く、洗練されていながらもエネルギッシュ、息のあった、現代ジャズのモーダルな快演が収録された作品です。