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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)明快平易で温かな歌心と深い哀愁、そして伝統的バップ&ブルース・フィーリングに貫かれた幽玄漂う寛ぎピアノ・トリオの逸品♪ CD 野本 秀一 トリオ SHUICHI NOMOTO TRIO / BLUES ON THE HILL ブルース・オン・ザ・ヒル
商品詳細
★北九州を本拠として主に九州シーンで活躍を続け、Werk(自主レーベル)やWhat's Newからコンスタントにアルバムも発表して、着実に評価&人気を上げてきた正統派モダン・ピアノの確かな実力者:野本秀一(1968年大分県大分市生まれ、北九州市在住)の、レギュラー・トリオによる更に熟味を増した何げに高密度な会心のニュー・アルバム。

★歯切れよく輪郭鮮明で、骨太さや重厚さと軽涼感や滑らかさ、或いは透明感と濃い陰影、が自然に同居した、中々含蓄に富むクリアー・タッチのピアノが、マイルドでハートフルな親しみやすい美旋律満載のフレーズを端正に、朗々と歌い、同時に、ブルース由来の渋〜い吟醸味も潤沢に漂わせる、という、どこまでもリキみなく悠然としていつつ巧まずよく練られ磨かれた熟達のプレイが、温かく優しげに出色の冴えを見せた、何とも余情豊かな充実内容。

★リズム・スタイルやテンポには適宜豊富に変化がつけられながら(但、スローやミディアムめが中心)、一貫して明快平易で旨口な歌心と敏活でダイナミックなスイング感、そしてまた、伝統的でオーソドックスなブルース&バップ・フィーリング加えてインティメイトなリラックス気分、に彩られた、ごく自然体な中に余裕と節度と品格さらには機智・機微を宿す誠にアジな和みめリリカル・バピッシュ奏演、が折り目正しくもキレのある調子で紡がれてゆき、流麗滑脱であり、メリハリもしっかり利いた順風満帆の道程の中、ベース&ドラムの堅実にして結構芸の細かい表情多彩なサポートにガッチリ支えられ、またシャープ・スリリングに刺激されて、野本(p)の、闊達かつ端正で慎みある語り口が、清々しくも奥深い魅力をじんわりと放って、誠に卓抜だ。

★オールド・スタイリッシュなバップ・イディオムやブルース・イディオムに則った王道フレージングを基調として、硬派でシブくも小粋な風趣を醸成し、しかしそれにとどまらず並行してロマンティック&テンダーな哀愁的詩情をもナチュラルに体現して見せる、という、あくまで肩の力の抜けた腹八分目っぽい瀟洒な筆致に終始するも言外に大層風流な幽玄が仄めくその、古典的でいてフレッシュであり、極めて平明にして暖かく懐の広い、そして雅趣に富んだストーリーテリングはさすが絶品。

1. Morning Flight (Shuichi Nomoto)
2. Blues On The Hill (Shuichi Nomoto)
3. I'm In The Mood For Love (Jimmy McHugh)
4. Hidden Flower (Shuichi Nomoto)
5. I Should Care (Sammy Cahn, Axel Stordahl, Paul Weston)
6. Quickly Shu (Shuichi Nomoto)
7. Rainy Road (Shuichi Nomoto)
8. I Thought About You (Jimmy Van Heusen, Johnny Mercer)
9. Volare (Domenico Modugno)
10. "Good Night" Waltz (Shuichi Nomoto)

野本 秀一 Shuichi Nomoto (piano, produce)
丹羽 肇 Hajime Niwa (bass)
亀井 俊児 Shunji Kamei (drums)

2018年10月2日,3日Groove Studio録音

レーベル:What's New

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

国内制作CD

明快平易で温かな歌心と深い哀愁、そして伝統的バップ&ブルース・フィーリングに貫かれた幽玄漂う寛ぎピアノ・トリオの逸品♪ CD 野本 秀一 トリオ SHUICHI NOMOTO TRIO / BLUES ON THE HILL ブルース・オン・ザ・ヒル[GWNJ 2019]

販売価格: 2,850円(税込)
数量:
商品情報
WHAT'S NEW

叙情味あふれるピアノタッチが人気、野本秀一の6作目の新作。
★生々しくジャズの魅力を伝えるレギュラー・トリオによる正統派で落ち着いた情熱的なピアノ・トリオ・アルバム。オリジナルも秀逸!

★叙情味あふれる個性的なピアノタッチと、ジャズピアノの王道を行くビバップスタイルで、九州を拠点に幅広い活動を続けてきた、ピアニスト野本秀一の6枚目のリーダーアルバム。
★今年50歳を迎えて、益々深みを増した表現が、久しぶりのピアノトリオ作品で十二分に味わえる。野本の大学時代からの音楽仲間で、ヴァーサイタルなベースの名手、丹羽肇(Bass)、玄人好みするストレイトアヘッドなドラムスタイル、亀井俊児(Drums)、という最高の布陣のレギュラートリオが、スインギーで深みのあるビートを紡ぎ、ラテン、スロー、ブルージーと、様々なテンポの曲を生き生きと表現する。6曲のオリジナル曲も、非常に秀逸。正統派で落ち着いた、しかも情熱的なトリオ作品!

2018年10月2日,3日 GROOVE STUDIO 録音
解説:高木 信哉