ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TENOR SAX直球勝負で思い切りよく歌い、スイングする明朗旨口テナー絶好調! CD WALTER SMITH III ウォルター・スミス3世 / TWIO
商品詳細
★FSNTやSpace Time、Criss Cross、そして自主制作の過去作品群がいずれも好評だった、主流派シーン第一線で精力的に活躍する現代感覚に溢れたテナーサックスの逸材:ウォルター・スミス三世(1980年テキサス州ヒューストン生まれ)の、今回は、ハリシュ・ラジャン(b)&エリック・ハーランド(ds)とのトリオを基軸としつつ、ベースがクリスチャン・マクブライドに代わったり、ジョシュア・レッドマン(ts)が加わってきたり、のワクワクな転回もバッチリ用意された、気合みなぎるドラマティックな一編。
★締まりとユルみが絶妙に合わさった、中々味のあるトーンのテナーが、歌心とバップ・スピリットに溢れた快活雄弁なるグルーヴィー節を溌剌と綴って、何ともイナセに華を成し、重厚鋭敏に骨太いスイング感を醸成するベース&ドラムの助演も頼もしく際立った、ノリノリにして豊かな旨みをたっぷり堪能できる好演内容。
★硬派王道であり、かつ、親しみやすく温かみあるメロディーの美〜唄っぽさもバッチリ備わった、明快直球型サックス・トリオの正統然たる人情娯楽指向の楽しげな行き方が続き、トータル・サウンドを強力に推進・驀進させ続けるベース&ドラムのダイナミズム満点なスインギー闊歩ぶり、に上手くノセられながら、スミス(ts)の、正攻法に徹して伸びやかそして滑脱に躍動し、歌うアドリブ・プレイがスカッとした壮快な冴え渡り様を見せてゴキゲンだ。→スモーキーな渋味・陰影味と陽気でウォームな朗らかさを交差させつつ、実に流麗に旨口フレーズを悠々と紡いでゆくその、逞しげでありつつ肩の力の抜けた自然体の安らかさをも巧まず湛えた、平易かつ懐の広そうな吹鳴のあり様は、誠に芳醇で好感度もバツグン。
★強烈にバネとコクを利かせてビンビンブンブン迫ってくるマクブライド(b)や、ドスのあるワイドなパンチ・キックをカマしてくるハーランド(ds)、一メインストリーマーになりきって嬉々とした泳ぎっぷりを見せるレッドマン(ts)、らの活躍も魅惑的に光る。

1. アスク・ミー・ナウ Ask Me Now (Thelonious Monk)
2. ノーバディ・エルス・バット・ミー Nobody Else But Me (Jerome Kern)
3. オン・ザ・トレイル On The Trail (Ferde Grofe)
4. ウィル・ビー・トゥゲザー・アゲイン We'll Be Together Again (Carl Fischer)
5. アイル・ビー・シーイング・ユー I'll Be Seeing You (Sammy Fain)
6. アダムズ・アップル Adam's Apple (Wayne Shorter)
7. ザ・ピーコックス The Peacocks (James Rowles)
8. ソーシャル Social (Gigi Gryce)
9. コントラファクト Contrafact (Walter Smith III)

Walter Smith III ウォルター・スミス3世 (tenor saxophone)
Harish Raghavan ハリシュ・ラジャン (bass on 1,2,6,7)
Eric Harland エリック・ハーランド (drums)

*special guests:
Joshua Redman ジョシュア・レッドマン (tenor saxophone on 3,9)
Christian McBride クリスチャン・マクブライド (bass on 3,5,8,9)

2017年録音
解説:柳樂 光隆 (Jazz The New Chapter)

レーベル:Core Port

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

国内盤CD



直球勝負で思い切りよく歌い、スイングする明朗旨口テナー絶好調! CD WALTER SMITH III ウォルター・スミス3世 / TWIO[RPOZ 10039]

販売価格: 2,470円(税込)
数量:
商品情報
CORE PORT (コアポート)

★この10年間、常にシーンの先端にいるウォルター・スミス3世が、遂に念願のトリオ編成による最新アルバムを完成。スペシャル・ゲストとしてジョシュア・レッドマン(ts)、クリスチャン・マクブライド(b)が参加した強力盤。

★2006年のデビュー作以来、現代ジャズ・シーンのトップレベルで活躍しているミュージシャンたちと何度も共演を重ね、既に4枚のアルバムをリリース。さらに2013年にはクリスチャン・スコット(tp)、ジェラルド・クレイトン(p)、ローガン・リチャードソン(as)他とのスペシャル・プロジェクト「ネクスト・コレクティヴ」にも参加、まさにシーンの先端にして中心にい続けるサックス奏者ウォルター・スミス3世、待望の最新作。

★過去作はロバート・グラスパー、ジェイソン・モラン、テイラー・アイグスティ等のピアニストに加えてアンプローズ・アキンムシーレ(tp)、マシュー・スティーヴンス(g)などが参加していたが、デビュー時から自身が取り組みたかったトリオ編成によるオリジナル・アルバムがようやく実現。メンバーは旧知のハリシュ・ラジャン(b)とエリック・ハーランド(ds)。さらにスペシャル・ゲストには敬愛するジョシュア・レッドマン(ts)、クリスチャン・マクブライド(b)というビッグネームが参加。

★マシュー・スティーヴンスが入った前作『Still Casual』のティピカルな2010年代型ジャズの感覚を、ストレート・アヘッドな伝統的サウンドを纏いながら表現した力作。ウォルターが聴くことも演奏することも好きなスタンダード曲をシンプルに、オーヴァープレイにならないように演奏することに努めたという作品。現代アーティストが最新の演奏スキルで、伝統としっかり繋がっていることを証明した意義ある作品といえる。アルバム原題は「TWIO」で、これは「TRIO」の発音を半分ジョークと共に表したもの。