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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TENOR SAX潔くストレートアヘッドに完全燃焼する明快熱血コルトレーン・トリビュート編! CD TOMMY SMITH トミー・スミス / EMBODYING THE LIGHT : A DEDICATION TO JOHN COLTRANE
商品詳細
★英BlueNoteやLinn、Spartacus他から中々のハイペースで数多くの意欲的アルバム群を発表して好評を得てきた、英国の中堅テナーサックス奏者:トミー・スミス(1967年スコットランドのエディンバラ生まれ)の、新生ワンホーン・カルテットによるコルトレーン・トリビュート編。
★肉太くも引き締まった、誠に逞しい隆々トーンのテナーが、ある時はエネルギッシュで屈強な絨毯爆撃的大咆哮を轟かせ、またある時はハートウォームでマイルドな和み節を流麗に歌って、何とも清々しく雄渾なる絵を堂々飾りきった快投内容。
★ハード・バップとスピリチュアル・ジャズをバランスよく折衷した、明朗豪快でモーダルな驀進が決め込まれ、ドッシリ重厚にして歯切れのいい、そして弾みのいいスイング感を醸成し続けるリズム隊の好演に上手く支えられ、プッシュされながら、スミス(ts)の、腰を据えて勇猛軒昂に完全燃焼するアドリブ奮戦が、理屈抜きにスカッと胸のすくような、強壮さも抜群の全く鮮やかな盛り上がりを呈してゆく。
★→熱血エモーションに満ち満ちた、手数も多いシーツ・オブ・サウンド風の前のめりな沸騰疾駆大アクション・ブロウ!、に潔く確たる本領を発揮して、正に問答無用の壮快な昂揚感を満喫させてくれる反面、バラードや寛ぎめ路線での、わりかし瀟洒で優しい温もり感溢れるリリカル・プレイにもアジな魅力があり、また、ジョンストン(p)の、概ねモード色は強いが結構クール・スマートだったりファンキーだったりするところもある劇的活躍、も適宜清涼剤っぽい新味を、生鮮アクセントを成していて好印象。

1. Transformation
2. Dear Lord
3. Embodying The Light
4. Naima
5. Resolution
6. The Father, The Son & The Holy Ghost
7. Summertime
8. Embodying The Darkness
9. Transition

Tommy Smith (tenor saxophone)
Peter Johnstone (piano)
Calum Gourlay (double bass)
Sebastiaan de Krom (drums)

2017年4月スコットランド-PencaitlandのCastlesound Studios録音

レーベル:Spartacus

●帯(日本語による説明付き)付き。
※日本語解説は同封されません。

在庫有り
三つ折り紙ジャケット仕様CD

潔くストレートアヘッドに完全燃焼する明快熱血コルトレーン・トリビュート編! CD TOMMY SMITH トミー・スミス / EMBODYING THE LIGHT : A DEDICATION TO JOHN COLTRANE[PPSI 23214]

販売価格: 2,360円(税込)
数量:
商品情報
サンビーニャ・インポート

★スコティッシュ・ナショナル・ジャズ・オーケストラを率いるテナー奏者がジョン・コルトレーンをトリビュート!

★ 小曽根真をフィーチャリングした『ジュノーム〜モーツァルト・ピアノ・コンチェルト 第9番 K.271』(サンビーニャ・インポート PPSI-23143)やマイク・スターンやダニー・マッキャスリンら多数のゲストを招いた『アメリカン・アドヴェンチャー』(ライス PPR-5405)など、弊社からこれまで幾つかの作品をリリースして来たスコティッシュ・ナショナル・ジャズ・オーケストラ(SNJO)を率いるテナー・サックス・プレイヤー、トミー・スミスが自身のカルテット名義の作品をリリース!SNJO以外にも主にオーケストラとの共演で近年作品制作を行っていた彼、自身のジャズ・カルテット名義での作品リリースは実に12年ぶりとなります。その記念すべき新作はその死からこの7月で50年となる、トミーが最も影響を受けたサックス奏者ジョン・コルトレーンに捧げる内容となりました。

★コルトレーンの死から50年目の今年はトミーが50歳を迎える年でもあります。ティーンの頃から注目されるサックス・プレイヤーだった彼は20歳前にしてゲイリー・バートンのグループに参加、ブルー・ノートからソロ・アルバムをリリースした天才少年でした。1995年にSNJOを立ち上げ、そこで指揮をとる一方で、アリルド・アンデルセンのトリオでも活動しています。

★そのトミーの最新作となる本作に参加するカルテットのメンバーは、2005年の前作から一新。SNJOで育ててきた若手を中心に、他プロジェクトでも絡みの多い3人が、トミーと共に御大コルトレーンの楽曲に挑戦します。

★1983年、まだ16歳だったデビュー・アルバム“Giant Strides”ではコルトレーンの‘Giant Steps’をカヴァーしていたトミー。本作には‘Naima’、‘Dear Lord’、‘Transition’などのトレーンのレパートリの他、トレーンをオマージュした自身のコンポジションも収録。コピーではなくスピリットを受け継ごうとうする姿勢に、天才少年演奏家から30年以上のキャリアを積み重ねて来たトミーの自身が窺えます。
 海外のジャズ・レビューでも好評な本作、トレーン・ファンは要チェックです! (新譜案内より)