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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANOソウルフル&エレガントに朗々と哀歓を歌う懐広い大吟醸ピアノ!! CD CYRUS CHESTNUT サイラス・チェスナット / NATURAL ESSENCE
商品詳細
★益々貫祿な無敵の鍵豪:サイラス・チェスナット(1963年メリーランド州ボルティモア生まれ)のHighNote第2弾となる今作は、バスター・ウィリアムズ(b)&レニー・ホワイト(ds)という大御所2人と組んだトリオによる、円熟味たっぷりの一編。

★歯切れよくスケールもデカげな律動的スイング・ビートを刻むドラム&ベースの剛胆ワザ、に頼もしくノセられ、煽られながら、きららかに光沢を放つようなおいしい玉転がしタッチ(それでいて鋭く硬質なキレをも要所要所にビシッと垣間見せる辺りがまた絶妙!)のピアノが、リキみの抜けた伸びやかな調子でソウルフルかつエレガントに喜怒哀楽を歌い上げて、何ともイキな絵を飾った、理屈ヌキに清々しく胸躍る豊饒内容。

★ひたすらメロディアスでスインギーな、緩急メリハリも的確につけられる、人情派エンタテイメントの鑑!とも云うべき明快晴朗なるブルージー・バップ大会、が連続し、チェスナットの、表情豊かでおおらか、そしてどこまでも楽しそうな、「旋律とブルースの宝庫」たるアドリブ妙演がゴキゲンに冴え渡る。

●→ブロック・コードを使ったイナセで渋いファンキー節、を必殺の切り札としつつ、モード色濃いめの中々スタイリッシュなダイナミズム表現や、伝統的バップ・イディオムを活用した硬派な骨太アクション、バラードでの優しく繊細な耽美派ロマンティストぶり、といった辺りにも揺るぎなく熟成された妙味を見せるその、トータルとしては、適度に荒削りで豪快な持ち味も利いて、懐広く包容力溢れる誠にハートフルな鳴音キャラがごくナチュラルに生み出されていて、全く見事。B・ウィリアムズ(b)のコクのあるウネり躍りソロも好アクセント。文句なしの王道快作。

1. Mamacita
2. It Could Happen To You
3. Faith Amongst The Unknown
4. I Cover The Waterfront
5. I Remember
6. Dedication
7. My Romance
8. Toku-Do
9. Minority

Cyrus Chestnut (piano)
Buster Williams (bass)
Lenny White (drums)

2015年11月17日 NY 録音

レーベル:HighNote

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

CD

ソウルフル&エレガントに朗々と哀歓を歌う懐広い大吟醸ピアノ!! CD CYRUS CHESTNUT サイラス・チェスナット / NATURAL ESSENCE[HCD 7283]

販売価格: 2,380円(税込)
数量:
商品情報
HIGHNOTE

ピアノ・トリオ大推薦盤 / 伝統的な王道秀作
ブルージーでスウィンギー, かつエレガント・・
サイラス・チェスナットHigh Note第二弾も絶好調!!


★当代を代表するピアニスト、サイラス・チェスナット。一年振り、HighNoteでの移籍第2 弾の登場です。

★教会のオルガン奏者の父親、合唱団のディレクターの母親という恵まれた音楽環境で育ち、86 年にジョン・ヘンドリックスのグループに加わったことを皮切りに、88〜90 年にはテレンス・ブランチャード〜ドナルド・ハリソンのユニットで活動。90 年代にはウイントン・マルサリス、そして実に数多くのミュージシャンが偉大なるメンターとして仰ぐベティ・カーターのバンドで活動するなど、その経歴が、才能を物語りますが、近年のリーダー作には、着実に活動を積み重ねてきたアーティストの余裕が見られます。

★作風は、二言は無しの王道のスウィンギー・トリオ・サウンド。

☆バスター・ウィリアムス、レニー・ホワイトと、今回も大御所のリズム・セクションを迎え、三者のコンビネーションももちろん抜群。ジョー・ヘンダーソン作曲によるオープニング・ナンバー、「Mamacita」からブルージーなハーモニーと、60 年代辺りのハンコックを感じさせるブロック・コードが、ファンの心をくすぐります。

☆今回も「It Could Happen to You」のような、超有名スタンダードの4 ビート・スウィングはもちろん、ビリー・ホリデイの名唄でも知られる「I Cover the Waterfront」のような古き良き哀愁を漂わせる演奏も魅力的。また、ビル・エヴァンスの演奏でもあまりに有名なロジャース&ハートの名ナンバー「My Romance」では、バラードもしっとりと聴かせてくれます。スウィンギーで王道なピアノを極めつつ、こうしたバラードを、ロマンティックかつスタイリッシュに演奏するところも、さすが、サイラス!そして、最後は、アップテンポの、ノリノリな演奏で締めくくります。

★ 50 代となって、過去の蓄積が、音の風格につながってきたとも感じさせる充実のトリオ作!移籍して第2弾となり、より自由に表現出来ているのも魅力です。(新譜案内より)