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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TENOR SAXワイルド&エモーショナルに情感を歌い、猛烈にスイングする、武骨で硬派なサックス・トリオの真骨頂! CD KULLHAMMAR, AALBERG, ZETTERBERG / BASEMENT SESSIONS VOL.2
商品詳細
人気風雲児:ヨナス・クルハマー(1978〜)を中心としたスウェーデンの精鋭トリオの、1作目も好評だった連作物=Basementセッション・シリーズの第2弾(リリースは2014年で、第3作も既に出ている)。ハード・バップとフリー・ジャズの間を自在に行き来しながら、圧倒的なノリのよさと豊かな歌心に貫かれた、極めてエネルギッシュで猛々しい熱演が繰り広げられる、昂揚感満点の敢闘内容。硬派サックス・トリオの正統らしい、豪快武骨なスウィンギン・アクション・スタイルを基本とし、インプロヴィゼーションが白熱化してくると幾分かアブストラクトな領域へ入り込みもする、という、あくまで掴みやすくて開放感ある、活劇エンタテイメント調のスカッとした驀進ぶり、=迷いなきワイルドな完全燃焼ぶり、が実に頼もしげに続き、バネを利かせてビンビンにウネり跳ねる、肉厚で濃い味のZetterberg、並びに、ドッシリしていながら速射砲撃風にフェイントも噛ましてくるAalberg、のリズム両人による、いかなるビート形状にあっても猛烈にスイングし続ける活躍も、ストロング・グルーヴィーな魅力を際立たせる中で、主役を担うクルハマーの、巧みに楽器を持ち替えつつの(テナーがメイン)、中々表情多彩で滑脱、それでいて確固たるブレなさもしっかり感じさせる、その伸びやかな即興プレイが、けっこう熟成感も漂うスケールのデカい豊饒地帯を雄々しく、タフ&エキサイティングに形作ってゆく。テナーによる、「ブルース&バップ」本来の渋い旨味を潤沢に表現した、温かみある(パンチも絶妙に利いた)渦巻き流麗ブロウや、よりモーダルでシーツ・オブ・サウンド的激しさをも増したアグレッシヴなアプローチ、更には、「スピリチュアル・ジャズ」・タイプの、牧歌性とフリーキー絶叫っぽさが交錯した独特のロマン表現、ソプラノに持ち替えての、尖った音色でレイシーやリーブマンにも迫るような、ピリッとした奔放苛烈な立ち回り攻勢、taragatoによるエキゾティックな妖しい呪術風の行き方、など、様々なエモーションをひたすら全身全霊で濃厚に描破してのけた、その、「唄うフィーリング」も抜群な、何げに凄まじいほど腰の据わった悔いなき体当たりの燃えっぷり!!、が殊の外痛快・壮快で、ZetterbergとAalbergの、これまたアツい情味をたぎらせつつにじり寄ってくるような、ダイナミックでエネルギッシュなソロ奮戦も随所にフィーチュアされて、音空間には、白熱迫真のスリルと雄渾なる感動(そして興奮)が、全く絶えることがない。見事。

1. Moksha
2. Oort Cloud
3. Gluck
4. Triton
5. One For Joe
6. Elvins Birthday Song
7. Moserobie Blues

Jonas Kullhammar(ts,ss,taragato)
Torbjorn Zetterberg(b)
Espen Aalberg(ds)

2014年ポルトガル作品

レーベル:Clean Feed

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

見開き紙ジャケット仕様CD


ワイルド&エモーショナルに情感を歌い、猛烈にスイングする、武骨で硬派なサックス・トリオの真骨頂! CD KULLHAMMAR, AALBERG, ZETTERBERG / BASEMENT SESSIONS VOL.2[CF 293 CD]

販売価格: 2,500円(税込)
数量:
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CLEAN FEED