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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TRUMPET, FLUGELHORN, CORNET徹底的に大活躍するボッソが痛快な、瑞々しさ抜群のエリントン集! CD FABRIZIO BOSSO ファブリッツィオ・ボッソ / DUKE
商品詳細
★一作毎に趣向を違えた意欲的なアルバム・リリースを続ける、イタリアン・バップ・トランペットの大人気トップ・スター:ファブリッツィオ・ボッソ(1973年イタリアのトリノ生まれ)の、今回は、緊密カルテットに6管アンサンブルも加えた10人体制による、デューク・エリントン・トリビュート編。
★パンチを利かせて威勢よく旨口メロディーを歌うトランペットの快活プレイが、眩いほどの鮮烈さで華を成し、息の合ったカラフルで重層的なホーン・アンサンブルや、ダイナミックでソウルフルな硬派ピアノ、らの活躍も、中々こってりと芳醇に彩りを添えた、実に壮快な会心打内容。カルテットを基本としたシンプルでストレートアヘッドなハード・バップ的行き方と、ホーン・セクションによる小型ビッグ・バンド調のサウンド展開(エリントン風だったりウエストコーストっぽかったりと、趣は色々)、とがバランスよくミックスされて、メリハリの利いたドラマティックかつスリリングな、奥行きにも富む迫真の道程が創出されており、その中で繰り出される、ボッソ以下銘々の気合の入ったソロが、誠にスカッとした胸のすくような映え具合を、超豊作ぶりを呈してゆく。ボッソの、縦横無尽に溌剌と跳ね躍るような、それでいて結構精確・端正に様式美を表してもいる、そのイキのいい、そして力強いメロディック吹奏が圧巻の冴えを見せており、ちょっとニグロ・スピリチュアリティとかも匂わせつつの渋〜いブルース技や、フリューゲルを使ったまろやかで流麗かつ切々としたバラード表現など、曲・場面に応じて自在に筆致も転じる花形役者然たる立ち働きは全く鮮やか。一方、ある時はハードボイルド・バピッシュ、ある時はファンキー&アーシーなピアノや、重厚に吠えるバリトン、ワイルド&スモーキーなテナー、吟醸味溢れる燻し銀的トロンボーン、らの助演も頼もしげに光っている。

1. I Let A Song Go Out Of My Heart
2. Caravan
3. In A Sentimental Mood
4. It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
5. Black And Tan Fantasy / Jeep's Blues
6. Solitude
7. Perdido

Fabrizio Bosso(tp,flh)
Julian Oliver Mazzariello(p)
Luca Alemanno(b)
Nicola Angelucci(ds)

Paolo Silvestri(arr,cond) Ensemble:
Fernando Brusco(tp)
Claudio Corvini(tp)
Mario Corvini(tb)
Gianni Oddi(as)
Michele Polga(ts)
Marco Guidolotti(bs)

2015年2月16,17日イタリア-ローマのCasa del Jazz Recording Studio録音

レーベル:Universal Music Italia(Verve Italy)

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在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

CD

↓参考動画 (Roma Jazz Festival 2015での演奏です)

徹底的に大活躍するボッソが痛快な、瑞々しさ抜群のエリントン集! CD FABRIZIO BOSSO ファブリッツィオ・ボッソ / DUKE[473 5682]

販売価格: 2,100円(税込)
数量:
商品情報
VERVE

★イタリアを代表するトランぺッター、Fabrizio BossoのDuke Ellingtonトリビュート作品が登場。

■幅広い音楽性が魅力のトランぺッター、BossoのVerve4作目。これまでゴスペル・オリエンテッドな作品や、アヴァンギャルドなニュー・ジャズ・テクノなどに取り組んできたBossoが本作ではトラッドなジャズの基本に立ち返り、大きいアンサンブルでエリントンのレパートリーの数々を新しく、より輝かしく演奏したアグレッシヴな作品。アレンジを手掛けたのは Paolo Silvestriによるものでエリントンの影響もより深く感じることのできる仕上がり。インタープレイも見事でエリントンにも喜んでもらえるようなダイナミックな展開も聴きどころ。

■Bossoのカルテットの演奏とPaolo Silvestri Ensembleも加わった演奏の両方が楽しめる!(新譜案内より)