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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)耽美性とロマンティシズムに溢れた、しっとり涼やかな抒情派ピアノの真髄名演 CD 大石 学 OHISHI MANABU PIANO TRIO / JUST TRIO
商品詳細
★イーストワークスや澤野工房等よりの作品群に好評を集めてきた、キャリア豊富な正統派ピアニスト:大石学(1963年横浜生まれ)の、米木康志との名コンビに若手ドラマー:則武諒が加わった新レギュラー・トリオによる、山梨のペンション:月下草舎でのライヴ(2014年11月)の模様を収めた一編。

★折り目正しくしっとり豊潤でいて、歯切れのいいクリアーネスをも湛えた、剛柔兼ね備えるニュアンス濃やかなピアノ・タッチによる、耽美的でロマンティック、かつ、バピッシュ&ブルージーな旨口フレーズも多々盛り込まれる、メリハリに富んだ滑脱なメロディック・プレイが、何ともきららかに、センシティヴでテイスティーな映えを示した会心打内容。

★親しみやすくまろやかで詩的なメロディーの美と、弾むような流麗潤滑なスイング感、に貫かれた、緩急ある全き正攻法の抒情派演奏、が溌剌と綴られ、インティメイト&ハートウォーミングな優しさや和みテイストと、生鮮闊達げな迫真のスリルや躍動感、が絶妙に掛け合わされた、誠に小気味のいい道程の中で、大石の、自然体で伸びやかな、それでいてデリケートな機微もおのずと有したアドリブ妙技が、瑞々しい清新さと練達した熟成味の入り混じった、実に爽快な好調ぶり・豊作ぶりを見せてゆく。エヴァンスやハンコック、キースらの流れを汲んだ、詩情とエレガンス溢れる甘美なロマンティシズム指向の端麗フレージング、を最得意の根幹としてイキイキ繰り出し、並行して、バップやモードの定番イディオムを使ったダイナミック・グルーヴィーな硬派アクション風の節回しを滑り込ませたり、ゴスペル・フォーキー調からファンキー・ソウルフルな吟醸路線っぽい展開になったり、などの振り幅もナチュラルに発揮、

★トータル的には、流れるように美しくヒンヤリ涼やかな、何げに構成にも長けたテンダネス抜群の鳴音キャラに軽々仕上げられていて、その、「リリカル・ピアノの王道」にしっかり芯を据えた柔和な語り口は、この上なく快適で絶品だ。要所要所に浮かび上がる米木(b)の、コクの利いたスピリチュアルな立ち回りも好インパクト。

1. Time Remembered
2. The Way You Look Tonight
3. Cloudy
4. Muscat
5. Nebula
6. Wreath
7. Frascati

大石 学 Ohishi Manabu(piano)
米木 康志 Yoneki Yasushi(bass)
則武 諒 Noritake Ryo(drums)

2014年11月9日 月下草舎(山梨県北杜市小淵沢町)でのライヴ録音

レーベル:月下草舎

在庫有り
国内制作CD

耽美性とロマンティシズムに溢れた、しっとり涼やかな抒情派ピアノの真髄名演 CD 大石 学 OHISHI MANABU PIANO TRIO / JUST TRIO[GEKKA 0004]

販売価格: 2,500円(税込)
数量:
商品情報
★大石学の20作目。奇しくもそれが初めてのトリオライヴ・レコーディングのCD化であります。
●全国各地で感銘を与え続けている大石学のライブパフォーマンス。その一部分ではありますが、月下草舎にて演奏された選り抜きの曲を皆様にお届けできることに興奮を覚えます。
★セシル・モンロー亡き後、自己の音楽と向き合い、時に一篇の叙事詩を歌い上げる様なソロ、そして盟友であり優れてベースを知り尽くした名手、米木康志とのデュオを中心とした演奏活動で深化して行く中、才能溢れる若きドラマー則武諒と出会い、6年ぶりのレギュラー・ピアノトリオとして再出発しました。このアルバムのリアリティ溢れるステージ模様を見事に捕えた録音は、あたかもその場に居合わせた感覚を味わうことができるほどの臨場感あふれる音です。久しぶりのトリオ編成で、三者の織り成す音世界はジャズピアノ・トリオのあるべき理想の姿を描き出し、米木康志、則武諒、そして大石学の演奏はまちがいなく現時点におけるベストプレイと断言できます。(メーカー・インフォ)