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ホーム2024年1月REVIEWモダニッシュ・ブルージーな吟醸感溢れる豊潤ギターとファンキー・バップの権化たる明朗ピアノが和気あいあいと見せ場を分け合う粋渋寛ぎセッションの謹製品 CD JOACHIM SCHOENECKER, MARTIN SASSE, MARKUS SCHIEFERDECKER ヨアヒム・シェーネッカー、マルチン・ザッセ、マルクス・シーファーデッカー / TRIO TALES
商品詳細
★ギターのヨアヒム・シェーネッカー(1966年旧西ドイツのザールブリュッケン生まれ)を中心に、人気ピアノのマルチン・ザッセ(1968年旧西ドイツのハム/ヴェストファーレン生まれ)、ベースのマルクス・シーファーデッカー(1972年旧西ドイツのニュルンベルク生まれ)、といういずれもキャリア豊富なドイツの精鋭陣が顔を揃えた連名ドラムレス・トリオ(旧式ピアノ・トリオ?)の一編。

★細く尖ったシャープなトーンのギターがブルース色濃くも潤いたっぷりに哀愁的情緒&グルーヴを体現し、強固で堅牢なストーン・タッチのピアノが殺陣的ダイナミズムを交えながらファンキー・スウィンギンに躍動、そして粛々と半ばストイックに安定律動しつつ重厚さとウォームネスを振りまくベースの立ち働きもピアノ&ギターを的確に盛り立てきった、全体を通じ粋で渋い旨味も満点なバピッシュ・リラクゼーションの世界をノリよくおいしく愉しませる快演内容。

★インティメイトな和み気分が変らず底流し、歌心とスイング感を何より大切にした単純明快直球型の"ラウンジ・バップ"とも云うべきごく親しみやすいリリカル奏演、が小気味よく軽妙流麗に展開され、敏活であり伸び伸びとリラックスしてもいる按配絶妙の洒脱な道程の中で、シェーネッカー(g)とザッセ(p)の終始ゆとりをもって友好的ムードで繰り広げられる主役争いや、結構度々そこへ割って入ってメロディアスな豊潤ソロをカマすシーファーデッカー(b)の雄弁なるハッスルぶり、などが間断なく見せ場を繋いで、一瞬も飽きさせず「寛ぎセッションの理想形」的音空間が創出されており見事。

★シェーネッカー(g)の、クリスチャン〜ケッセル系バップ・ギターの正統スタイルを先ずは根幹〜出発点とし、ウェス・モンゴメリーに通じるイナセでホットなオクターヴ奏法やちょっとジム・ホール似のクール節といった転回も織り混ぜ、トータルとしては極めてオーソドックスでありながら古めかしいところのないアップトゥデイト感ある清新な音像イメージにチョチョイのチョイと軽々仕上げた、何げに余裕ある懐深げなその滑脱プレイが傑出しており、一方ザッセ(p)の、オスカー・ピーターソン的ファンキー・スタイルを幾分か硬質バップ方向へ寄せた感じのイキな語り口を基調とし、時折エヴァンス以降のモード系リリカル派ピアノの典型らしいスマート&ロマンティックな詩人面をも的確に発揮する、という一貫して作法をわきまえたやや控えめともとれる振る舞いがまた、余情豊かな魅力を放っていて好印象。

1. Blues For PB
2. Body & Soul
3. Groovy Waltz
4. Longing
5. Green And Blue
6. One For Jeannine
7. Autumn In NY (solo guitar)
8. Pannonica
9. Song 4 2

Joachim Schoenecker (guitar)
Martin Sasse (piano except 7)
Markus Schieferdecker (bass except 7)

2021年10月8日&9日ドイツ-ボンのHansahaus Studios録音

レーベル:JazzJazz Records

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

三つ折りデジパック仕様CD


モダニッシュ・ブルージーな吟醸感溢れる豊潤ギターとファンキー・バップの権化たる明朗ピアノが和気あいあいと見せ場を分け合う粋渋寛ぎセッションの謹製品 CD JOACHIM SCHOENECKER, MARTIN SASSE, MARKUS SCHIEFERDECKER ヨアヒム・シェーネッカー、マルチン・ザッセ、マルクス・シーファーデッカー / TRIO TALES[JJ 51037]

販売価格: 2,650円(税込)
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商品情報
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JAZZJAZZ RECORDS

ドイツが誇る3人の秀才アーティストが集結し、音楽的な会話を交わした壮大なトリオアルバム。ヨアヒム・シェーネッカー、マーティン・サッセ、マルクス・シーファーデッカーが集結。

★ドイツが誇る 3 人の秀才アーティストが集結し、音楽的な会話を交わした壮大なトリオ最新作『Trio Tales』が JazzJazz Recordsよりリリース。

★今作『Trio Tales』では、トリオにリーダーという存在をあえて置かず、ヨアヒム・シェーネッカー(ギター)、マ -ティン・サッセ ( ピアノ)、マルクス・シーファーデッカー(ドラム)というそれぞれのプレイヤーが個性を出した、上下関係を微塵も感じさせない一緒に演奏する純粋な喜びを感じる素晴らしいアルバム。常に互いに音楽的な会話を交わし、注意深く、常に敬意を持って演奏。

★この作品はタイトルにもある通り"物語"をテーマにしており、ショーネッカー、サッセ、シーファーデッカーは見事なストーリーテリングを披露している。メロディーとリズムの繊細さにあふれ、記憶に残りやすく、煽られることがなく、冷静で自信に満ちている。アルバムの中で覚醒した彼らは、テーマやスタイル、コードやリズムを変化させ、常にスタンダードであることなく、スタンダードの性格を持つシンプルなメロディーのみの技巧を楽しんでいる。(新譜インフォより)

Recorded on October 8th & 9th, 2021 at Hansahaus Studios Bonn.
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