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ホーム2018年10月REVIEW硬派で渋くも奥深い幽玄を湛えたバップ技が冴え渡る正統派ピアノ・トリオの紛いなき熟成品! CD DAVID HAZELTINE デヴィッド・ヘイゼルタイン / THE TIME IS NOW
商品詳細
10代からプロとして活動し、近年も多方面で精力的&超多忙な活躍を続けている、当代正統派ハード・バップ・ピアノの第一人者=ベテラン名手:デヴィッド・ヘイゼルタイン(1958年ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ)の、今回は、ロン・カーター(b)(1937〜)&アル・フォスター(ds)(1944〜)の大先輩2人とガッチリ組み合った必殺トリオによる入魂作。ゴツッとした岩石っぽい固さや骨太感と濃い陰影を宿した、中々コクのある強堅で歯切れよいタッチのピアノが、伝統的バップ・イディオムを確たる根幹としつつ、モードやファンキー系などのヴァリエーションも的確に活用して、シブく凛々しく哀歓を写し出し、明快精悍にして余情豊かな燻し銀的音景色を余裕で創出した、さすが何げに熟成された味わいを持つ充実内容。メロディアスだが決して甘すぎず、スインギーだがフェイント的スリルにも事欠かない、硬派であり人情味にも富んだごくストレートアヘッドなハード・バップ演奏、が堅固かつイキイキと展開され、含蓄深そうに巧まずよく唄うカーター(b)や、安定律動性とゲリラ的遊撃アタック!を自在に交差させるフォスター(ds)、らの実に芸達者で存在感も圧倒的な(それでいて決して出すぎない)サポートに頼もしく支えられ、また煽られながら、ヘイゼルタイン(p)の、一音一音に力強い揺るぎなさを感じさせるも、しかし肩の力は絶妙に抜けていて、独特のくすんだような或いは焦げたようなダークネスorスモーキーさを含み、一定のゆとりや節度をおのずと保った、自然体であり、ちょっとストイックげでもある語り口が、一貫してソリッド&スクエアーかつ何とも云えぬ行間や奥行きを感じさせる、誠にアジな冴え渡り様を見せて素晴らしい。→オーソドックスな殺陣の型に準拠した風な、硬質で渋旨なバップ色濃い鋭角的フレーズを毅然と繰り出し、並行して粋で瀟洒な歌心やブルース・センスもナチュラルに発揮、トータルとしては翳のあるハードボイルドさと微妙な無欲恬淡さが入り混じった、醸熟にしてサラリとした滑脱なサウンドに仕上げ、後には深い幽玄が残るという、その衒いなくもジワジワくる芳醇な音イメージは全くもって魅惑的で風流だ。

01. The Time Is Now (David Hazeltine) 4:38
02. The Odd Couple (Neal Hefti / Sammy Cahn) 5:02
03. Smoke Gets In Your Eyes (Jerome Kern / Otto Harbach) 7:07
04. Cabin In The Sky (Duke Vernon / John Latouche) 7:03
05. Blues For Eddie (David Hazeltine) 6:24
06. Don't Let Me Be Lonely Tonight (James Taylor) (solo piano) 5:30
07. When I'm Here With You (David Hazeltine) 7:12
08. The Parlayer (David Hazeltine) 6:46
09. In A Sentimental Mood (Duke Ellington) 8:41
10. Muse Of Montgomery (David Hazeltine) 6:44
11. Signals (David Hazeltine) 5:48

David Hazeltine (piano)
Ron Carter (bass except 6)
Al Foster (drums except 6)

2018年5月23日ニューヨークシティのSear Sound Studio C(ライヴ)録音

レーベル:Smoke Sessions

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

三面デジパック仕様CD


硬派で渋くも奥深い幽玄を湛えたバップ技が冴え渡る正統派ピアノ・トリオの紛いなき熟成品! CD DAVID HAZELTINE デヴィッド・ヘイゼルタイン / THE TIME IS NOW[SSR 1806]

販売価格: 2,180円 (税込)
数量:
商品情報
SMOKE SESSION RECORDS

NYの人気ピアニスト、デビッド・ヘイゼルタイン
長年の夢であったロン・カーター(b)、アル・フォスター(ds)との共演が実現
ピアノ・トリオ・ファンには絶対に見逃せないアルバム!

■ベテラン白人ピアニスト、デビッド・ヘイゼルタイン、待望の新作は長年の夢でもあったロン・カーター(b)、アル・フォスター(ds) という二人のマスターミュージシャンが参加してのアルバム。オーソドックスなピアノ・トリオながら最高に洗練された一流のピアノ・トリオ作品に仕上がった。

■アメリカのレーベル、シャープナインやクリスクロスから積極的にアルバムを発売し、日本のヴィーナスレコードからもトリオ作品を数多く発売している。ヘイゼルタインはティーンエイジ時代からソニー・スティット(as)、チェット・ベーカー(tp)、エディ・ハリス(ts)、ジョー・ヘンダーソン(ts)等と共演して実力を上げてきた。スタンダード曲の解釈もその時から培われたものである。

■近年ではエリック・アレキサンダー(ts) やスティーヴ・デイビス(tb) 等とのユニット、「ワン・フォー・オール」にも参加しスウィンギング・スーパー・グループのピアニストとしても大人気である。もちろんグループでのピアニストとしての活躍も顕著だが、デビッド・ヘイゼルタインの持ち味はピアノ・トリオのフォーマットで発揮されるのも周知の事実だ。

■本作は収録曲の6 曲がヘイゼルタインのオリジナル、4 曲がスタンダード曲。ヘイゼルタインは過去のアルバムでも数々のポップス畑のヒット曲をとりあげ巧みなジャズ・アレンジを施し収録しているが、今回はアメリカのシンガー・ソングライター、ジェイムス・テイラーのヒット曲“ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト”をピアノ・ソロで取り上げている。また、エディ・ハリスに敬意を表した“ブルース・フォー・エディ”も小気味良いブルース・ナンバーである。

■アルバム全編で決して前に出ずリズム・サポートに徹するロン・カーター(b)、アル・フォスター(ds) の大ベテランのプレイがこのトリオ・アルバムの格をアップさせたのは言うまでもない。ピアノ・トリオ・ファンには絶対に見逃せないアルバムである。(新譜案内より)