★現代最高峰サックス奏者のブルーノート二作目は、 若きレギュラー・カルテットと練り上げた全曲書き下ろしの充実作‼
★本作は約2年ぶりとなるニュー・アルバム。ポール・コーニッシュ(p)、フィリップ・ノリス(b)、ナジル・エボ(ds)という現在のレギュラー・カルテットを中心とした編成で8曲を収録。
★このメンバーで数多くのツアーを回るうちに新作のインスピレーションが湧き、サウンドチェックの時間も利用してアイデアを練ってきたという本人の言葉通り、収録曲は全て書き下ろしの新曲という充実の内容となっている。うち3曲には、メリッサ・アルダナ(ts)、スカイラー・タン(tp)、そして前作『ホエア・アー・ウィー』にも大きく貢献したガブリエル・カヴァッサ(vo)をゲストとして迎えている。
★人間の不完全性の美しさがテーマだという本作では、これまで以上に楽曲やフレージングにリリカルな表現が見られるのも印象的だ。楽曲のアイデア自体はコロナ禍にできていたという彼は、本作のいきさつについて「サウンドチェックの時、とある曲をプレイしてみようと思ったんだ。いい感じだったから、”もう一度やってみよう”とメンバーに言った。10分ほどで3曲ほど演奏して、”アルバムの準備はできた”と気づいたんだ。バンドを率いる時のアプローチはずっと変わっていない。最高のミュージシャンたちとプレイしているからね。彼らはあらゆるジャズのボキャブラリーを習得しているだけではなく、優れた聞き手でもあり、コラボレーターでもある。つまり、グループの即興演奏と集団的な相互作用を通して、個々の才能を表現する方法をみんな知っているんだ」と語っている。
★また、アルバムの内容については「私たちは未来がどうなるのかという大きな問いに直面している。言語への数学的なアプローチは、『知的』『生産的』『創造的』とはどういうことなのか、という問いさえも私たちに突きつけてくる。私は根っからのヒューマニストであり、言葉の影、テクノロジーでは捉えきれないものを信じているんだ」とコメントしている。
SIDE A
1. A Message To Unsend
2. So It Goes
3. Words Fall Short
4. Borrowed Eyes
SIDE B
1. Icarus
2. Over The Jelly-Green Sky
3. She Knows
4. Era’s End
<パーソネル>
Joshua Redman ジョシュア・レッドマン (tenor saxophone,soprano saxophone)
メリッサ・アルダナ(ts on #2)、
スカイラー・タン(trumpet on #5)
ガブリエル・カヴァッサ(vocal on #8)
ポール・コーニッシュ(piano)
フィリップ・ノリス(bass)
ナジル・エボ(drums)
プロデュース:ジョシュア・レッドマン
2024年11月30日-12月2日、ニューヨーク、オクターヴン・オーディオにて録音
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2025年6月24日リリース予定
180g重量輸入盤LP