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ホーム2023年9月REVIEWCD AL GREY-BILLY MITCHELL アル・グレイ ビリー・ミッチェル / Studio Recordings
商品詳細
★アル・グレイとビリー・ミッチェルの音楽の道は、著名なジャズ・リーダーが率いる様々なバンドで初めて交差した。別々の音楽活動を追求した後、運命は1950年代後半にエキサイティングなカウント・ベイシーの組織で2人を再び引き合わせ、バンドの主要メンバーとなった。ベイシーでの活動は1960年代後半まで続いたが、その後、彼らは独自の道を切り開き、印象的なセクステットを共同で率いることを決意した。

★1962年の2つのセッションでは、グレイの指揮のもと、最初のセッションでピアニストのフロイド・モリスが、2回目のセッションでピアニストのアール・ワシントンが加わり、グループはセプテットとなった。グレイとミッチェルを中心としたフロント・ラインには、トランペッターのデイヴ・バーンズと、類まれな若手ヴィブラフォン奏者のボビー・ハッチャーソンも加わった。強力なベーシスト、ハーマン・ライトと精力的なドラマー、エディ・ウィリアムスがラインナップを完成させた。

★最初の5曲はアルバム『Snap your Fingers』から。このセプテットの音楽的アプローチは、ハード・スイングを強調しながらも、屈託のない高揚感、ユーモア、健康的で楽しくのびのびとしたスイングの基本への意識的な回帰を感じさせるものであった。グレイはミュートを通して唸り声を上げ、オープン・ホーンを巧みに吹いていた。メルバ・リストンの愛らしいバラード『Just Waiting』では、ミッチェルは見事にリラックスしてスムーズに演奏した。

★セカンド・セッションにはアルバム『Night Song』が収録されており、グレイの大きく肩幅の広いトロンボーンが全曲を闊歩している。このアルバムでは比較的脇役のミッチェルは、登場するたびに挑発的だ。Stardustという曲では、グレイの素晴らしいソロに続くバーンズの見事なミュート・トランペットの舞台となる美しいヴァースを披露している。アール・ワシントンは、『Stella by Starlight』での唯一のソロで輝いている。最後の曲、ダーティ・ロウ・ダウン・ブルースは、シングルのみで発表された。

★このセットは、グレイとミッチェルが優れたジャズ・ミュージシャンであり、その友情と音楽的パートナーシップがジャズの歴史に消えない足跡を残したことを証明している。(レーベル紹介文より)

01. Nothin’ but the Truth (Billy Bowen) 3:20
02. Three-Fourth Blues (Gene Kee) 5:24
03. Just Waiting (Melba Liston) 2:58
04. R.B.Q. (Gene Kee) 4:58
05. On Green Dolphin Street (Kaper-Washington) 4:20
06. Blues in the Night (Arlen-Mercer) 5:18
07. Stella by Starlight (Young-Washington) 6:08
08. The Way You Look Tonight (Kern-Fields) 4:52
09. Through for the Night (Trummy Young) 4:11
10. Stardust (Carmichael-Parish) 5:20
11. Night and Day (Cole Porter) 4:26
12. Laughing Tonight (Frish-Alfred) 2:55
13. Dirty Low Down Blues (Al Grey) 4:12 *

Tracks #1-5, from the side A of the album “Snap Your Fingers” (Argo LPS 700)
Tracks #6-12, from the album “Night Song” (Argo LPS 711)
Track #13, from the Al Grey-Billy Mitchell single Argo 5421

Personnel:
Tracks #1-5: Dave Burns, trumpet; Al Grey, trombone; Billy Mitchell, tenor sax; Bobby Hutcherson, vibes; Floyd Morris, piano; Herman Wright, bass; Eddie Williams, drums.
Recorded at Ter Mar Recording Studio, Chicago, February 19, 1962

Tracks #6-12: Dave Burns, trumpet; Al Grey, trombone; Billy Mitchell, tenor sax; Bobby Hutcherson, vibes; Earl Washington, piano; Herman Wright, bass; Otis “Candy” Finch, drums; Philip Thomas, conga added.
Recorded at Ter Mar Recording Studio, Chicago, November 1, 1962

Track #13: Al Grey, trombone & Billy Mitchell, tenor sax; with Dave Burns, trumpet; Bobby Hutcherson, vibes; Floyd Morris, piano; Calvin Newborn, guitar; Herman Wright, bass; Eddy Williams, drums.
Recorded in Chicago, 1962

在庫有り
CD



FRESH SOUND

CD AL GREY-BILLY MITCHELL アル・グレイ ビリー・ミッチェル / Studio Recordings[FSRCD 1138]

販売価格: 2,350円(税込)
数量:
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(Argo LPS 700)
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(Argo LPS 711)