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ホーム2023年1月REVIEWアーシー&ソウルフルな吟醸的ブルース・テイストと熱く勇猛なるモーダル色が掛け合わされた現代スウェーデン流オルガン・ジャズ会心の一撃! CD ORGANIC ORGAN TRIO オルガニック・オルガン・トリオ / POWERPLAY
商品詳細
★ヨーテボリを拠点に活躍するギター&オルガン&ドラムのスウェディッシュ・オルガン・トリオ:Organic Organ Trioの一作=オリジナル曲集。

★ダウン・トゥ・アースな黒いブルース・テイストとモーダルな熱情性を交差させつつ波のようにジワリと押し寄せてくるオルガンや、細くシャープに尖ったトーンでパッションを孕んだソウルフルな敏捷アクション技を繰り出すギターが、歯切れよく表情多彩かつ精確巧緻にスイング感&迫真スリルを醸成する中々芸の細かいドラムの鳴動、にガッチリ頼もしく支えられ、また煽られながら、生々しい気魄がほとばしる感じの鮮烈でしっかり濃い味の見せ場を精悍そうに飾ってゆく、全般に鋭く研ぎ澄まされたハードボイルドな美学っぽさとアツい昂揚感をノリよく愉しませてくれる会心打内容。

★ダイナミック・スウィンギンでブルージー・テイスティーなハード・バップ寄りオルガン・ジャズの本道スタイルを基本とする、苦味走った硬派筋の凛々しく意気軒昂なる邁進が実に勇壮に、なおかつ適度な理知性を伴いながら展開してゆき、機智や機転と超絶ハイテクニックを兼備したセーデルブラード(ds)の多角的で殊の外スリリングな遊撃調サポート、に上手くノセられ、触発される恰好で、リュードストレム(g)やヨンソン(org)のエモーショナルであり絶妙に抑制が利いてもいるアドリブ活躍が、粋で芳醇な魅力を堂々放って痛快だ。

★リュードストレム(g)の、序盤ではベンソン〜グリーン系統っぽい漆黒のアーシー・スタイルとよりコンテンポラリーなファンク・ジャム派文体の掛け合わせ的なイナセ肌プレイ、をビシビシ決めてイキに華を成すも、いつしか更に伝統的でややオールド・ファッションめのバップ・イディオム技やマイルド・ロマンティックな半耽美指向のリリカル・フレージングにも転じて瑞々しい妙味を発揮したりと、あくまでその軸足は粋渋で勇ましくブルース色濃い吟醸的アプローチに確固と置かれつつそれ一辺倒でない自然なヴァリエーション転回も見せる、巧まずフレッシュにアップデートされた語り口が鮮度抜群に冴えており、かたやヨンソン(org)の、ジャズ・オルガンの正統らしい地の底へじっくり降りてゆくようなファンキー&アーシーなコク旨路線と、そこからちょっとズレて独特の思索性やモード色を強めた結構アグレッシヴな行き方、を巧みに使い分け、また細かに融和させたその弾鳴にも、好もしいアジな意外性並びに豊饒なグルーヴがあってこれまたナイス。

1. Powerplay (Victor Rydström)
2. Period Double (Peroni Double) (Victor Rydström / Simon Jonsson / Oskar Cederblad)
3. Sex, Drugs & Rock'n'roll (Victor Rydström)
4. Marklandsgatan (Victor Rydström)
5. FU (Victor Rydström)
6. Midday Lullaby (Victor Rydström)
7. Goldish (Simon Jonsson)
8. It Ain't Swingin' (Simon Jonsson)
9. One Size Too Big (Victor Rydström / Simon Jonsson / Oskar Cederblad)

*Organic Organ Trio オルガニック・オルガン・トリオ:
Victor Rydström ヴィクトル・リュードストレム (guitar)
Simon Jonsson シモン・ヨンソン (hammond organ)
Oskar Cederblad オスカル・セーデルブラード (drums)

スウェーデン-ヨーテボリのStudio Epidemin録音
2022年スウェーデン作品

レーベル:Prophone

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

デジパック仕様CD

アーシー&ソウルフルな吟醸的ブルース・テイストと熱く勇猛なるモーダル色が掛け合わされた現代スウェーデン流オルガン・ジャズ会心の一撃! CD ORGANIC ORGAN TRIO オルガニック・オルガン・トリオ / POWERPLAY[PCD 304]

販売価格: 2,400円(税込)
数量:
商品情報
PROPHONE

 「オルガニック・オルガン・トリオ(Organic Organ Trio)」。ヨーテボリ大学 舞台芸術・音楽学校で学んだハモンドオルガン・プレーヤー、シモン・ヨンソン Simon Jonsson を中心に結成されました。ヨーテボリ在住のプレーヤー、自身のカルテットで『Be an Arsit』(Imogena IGCD 252)を録音したヴィクトル・リュードストレム Victor Rydström のギターと、実験的ジャズ・グループ「Kungen Jazz」のメンバーでもあるオスカル・セーデルブラード Oskar Cederblad のドラム。ヨーテボリを拠点に独自のアイデンティティを探る活動しています。  『Powerplay』は、今のジャズと過去のスタイルからインスピレーションを得て書かれたオリジナル曲で作られました。タイトル曲の《Powerplay》は、モダン・オルガン・ジャズとサム・ヤエル・トリオの影響が濃い曲。オルガンが素朴に演奏されていた1960年代を振り返る《Period Double》。「北欧メランコリー」の《Midday Lullaby》とヨーテボリのホーグスブーの通り「マルクランズガータン」を曲にした《Marklandsgatan》。かつてのスウィングの感覚とシンプルなゴスペルを結んだ軽いタッチの《FU》と《It Ainʼt Swinginʼ》。ブルースの《Goldish》は、アメリカのオルガン・プレーヤー、ラリー・ゴールディングズへのオマージュとして作曲されました。 「古典的オルガン・トリオのレガシーに取り組む姿勢が素晴らしい……一方で、Bernstein, Stewart & Goldingsを思わせる、さらに現代的なサウンドを感じる」と、先輩ギタリストのグスタフ・ルンドグレーから評されたアルバム。「美しい響きの録音」(ピアニスト、ベン・パターソン)は、ベテランのエンジニア、オーケ・リントン Åke Linton が担当しました。(新譜案内より)

オルガニック・オルガン・トリオ
ヴィクトル・リュードストレム(ギター)
シモン・ヨンソン(ハモンドオルガン)
オスカル・セーデルブラード(ドラム)

録音 Studio Epidemin(ヨーテボリ、スウェーデン)
録音エンジニア・ミクシング オーケ・リントン