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ホーム2020年5月 REVIEW好もしく意表を衝いてストレートアヘッドに粋な驀進スイングを見せるジョンスコ流旨口リリカル・ブルージー・バップ会心のクリーンヒット! CD JOHN SCOFIELD ジョン・スコフィールド / SWALLOW TALES
商品詳細
★また一段と熟味も増してきた個性的進歩派コンテンポラリー・ギターのヴェテラン名匠:ジョン・スコフィールド(1951年オハイオ州デイトン生まれ)の、初となるECMでのリーダー・アルバム、=スティーヴ・スワロウ(elb)(スワロウは凡そ50年近くに渡るスコフィールドの師匠であり友人である)&ビル・スチュワート(ds)との緊密オールスター・トリオによる一編。

★クッキリしたクリアネスとダーク・スモーキーな濁り感もしくはヒズみっぽさが渾然一体化した、中々クセはあるが味わいたっぷりなトーンのギターが、徒然気ままなフリーハンド・スケッチに伸び伸び興じるようでありながら、マイルドな歌心や粋で渋いブルース・テイスト、そして特有のシャープでクネクネしたファンク・グルーヴ色、といった取っ付きやすくおいしさ格別な要素も巧まず自然に多々投入・体現した、バランス絶妙のスリリング&ビタースウィートな滑脱躍動節をあくまで軽やかに綴って、何ともイナセで瑞々しい華を成し、一方、抑えを利かせてブルージーにウネり波打つエレキベースや、変幻自在に音像を転じつつソリッド&カラフルに精確なビートを刻むドラム、らの落ち着いた中に妖しい起爆感を孕んだ瞬発力抜群のサポート、もこれまた生鮮にサスペンスとノリを塩梅よく高めて頼もしい魅力を放った、全編歯切れよいグルーヴィーさと生々しくアクシデンタルな緊迫度の共存した道程に、快調にハマれる好演内容。

★4ビートで至極真っ当に驀進スイングするわりかしストレートアヘッドなハード・バピッシュ路線(意外にもこれがメイン)あり、浮遊感と牧歌性が清新にクロスする甘美なバラード趣向もあり、の、緩急メリハリも上手い具合に利いた終始一貫して親しみやすい旋律性とバップ由来のシャキシャキしたノリのよさ(加えてブルースの旨味)の絶えぬ、明朗かつおおらかでさえある快活な行き方、が愉しげに続き、結構威勢はいいがワンポイントの余裕を残した懐深げな道筋が形作られる中で、スコフィールド(g)の、肩肘張らず自然体で抵抗なくスイスイと波に乗り続ける風な、衒いのないハートフルなアドリブ・プレイが、さすが十全に熟成された芳醇なる冴えを見せて素晴らしい。
→今回はジョンスコ流の気さくで分かりやすい「リリカル・バップ」的なアプローチに確固と主眼が置かれていて、キャッチーな人情味と律動的グルーヴ感に溢れた正攻法勝負の旨口妙技にひたすら心地よく浸らせてくれるが、と同時に、音色そのものから発散される独自のトゲっぽい感触や、時折手癖的に顕れるややヒネクレたファンク・アクション型小節、などがピリッとしたスパイス効果を成して、フレッシュなスリルも途切れることがなく、そのさりげないナチュラルなバランス感覚は絶品だ。概ね裏方に徹しつつも要所要所で端麗豊饒によく歌うスワロウ(elb)の活躍も光る。

1. She Was Young
2. Falling Grace
3. Portsmouth Figurations
4. Awful Coffee
5. Eiderdown
6. Hullo Bolinas
7. Away
8. In F
9. Radio

John Scofield (guitar)
Steve Swallow (electric bass)
Bill Stewart (drums)

2019年3月The James L.Dolan Recording Studio(ニューヨークのNYU Steinhardt)録音

レーベル:ECM

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします
スリーヴケース仕様CD

好もしく意表を衝いてストレートアヘッドに粋な驀進スイングを見せるジョンスコ流旨口リリカル・ブルージー・バップ会心のクリーンヒット! CD JOHN SCOFIELD ジョン・スコフィールド / SWALLOW TALES[ECM 086 3603]

販売価格: 2,380円(税込)
数量:
商品情報
ECM

★バークリーの学生だった20歳で出会ってから40年以上、さまざまなバンドで共に演奏してきた友人/メンター、スティーヴ・スワロウの音楽を祝し本人も交えトリオで録音したジョン・スコフィールド初のECMリーダー作。 

●これまでEnja, Impulse, Blue Note, Verve, Emarcy, Gramavisionなどの様々なジャズ・レーベルで作品を録音してきたヴェテラン・ギタリスト、ジョン・スコフィールド、初のECMリーダー作品。

●リーダー作ではないが、これまでECMではマーク・ジョンソン率いるBass Desires Groupの2作品1985年録音の『Bass Desires』1987年録音『Second Sight』 でビル・フリゼールと共にフロントラインで共にリード・ギターを担当したり、2004年のマーク・ジョンソン3作目 『Shades of Jade』 (2004年録音)で仲のいいバンド・メイト、ジョー・ロヴァーノとともに参加する一方でライヴ2枚組 『Saudades』 (2004録音) , では Jack DeJohnetteと Larry GoldingsなどとTrio Beyondのメンバーとして参加するなど多くはないが際立ったECM作品にこれまで参加してきている。

●「これらの曲が大好きです」と断言するスコフィールド。本作品は全曲スティーヴ・スワロウ楽曲で、スタンダードになった曲からあまり知られていない作品を含む幅広い楽曲で構成されている。スコフィールドとスワロウの関係の強さは、どの瞬間も明白でスコフィールド曰く、「一緒に演奏しているとときどき大きなギターのように思えることがある、ベースと私のギターのパートが一緒になったように思えるんだ」とのこと。

●1990年以降スコフィールドのバンドに参加するようになったビル・スチュアートがドラムを担当。スチュアートは相互作用のあらゆる細部に注意を払っており、「ビルがしていることは、ただドラムを演奏する以上のこと。彼は音楽に例えるとメロディックな声であり、対位法で演奏し、コンピングし、そして激しくスウィングもする。このジャイアンツ2人が俺のベストを引き出してくれるんだ。」と話す。

●スワロウのコンポジションに関して、スコフィールド曰く「インプロヴィゼーションのための完璧な乗り物を作る。変化は常に興味深いものだが、実はあまり面白くない! それらは理にかなっているリズムで、現実に基づいている。 彼らは決して単なる知的運動ではなく、とてもメロディック。 「曲」ではなく、すべて「歌」なのだ。 それらはすべて歌うことができるものなんだ。(メーカーインフォ)

The James L.Dolan Recording Studio
at NYU Steinhardt,NY
Engineer : Tyler McDiarmid
Cover Photo : Max Franosch
Linoer photo : Roberto Cifarelli
Design : Sascha Kleis
Executive producer: Manfred Eicher

Special thanks to Dr.Dave Schroeder
John Scofield plays an Ibanez Guitar