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ホーム2023年8月REVIEW未発表発掘!軽妙小粋にしてこってり濃い口のアーシーな黒味溢れるソロ&アンサンブルが超芳醇テイスティーに炸裂する絶頂ライヴ1962!!! CD COUNT BASIE & HIS ORCHESTRA カウント・ベイシー・オーケストラ / IN CONCERT
商品詳細
★デューク・エリントンと双璧を成すビッグ・バンド・スイング・ジャズの帝王=大親分:カウント・ベイシー(p)(1904年米ニュージャージー州レッドバンク生まれ、1984年フロリダ州ハリウッドで死去)の率いる"ニュー・ベイシー"・オーケストラの、1962年4月デンマーク-コペンハーゲンでのコンサートの模様を捉えた未発表ライヴ音源の初ディスク化。

★軽妙で歯切れのいいファンキー・ブルージー・ピアノや精確なリズム・カッティングを見せるどこか素朴さ漂うギター、堅実に安定律動するドライヴ感一杯のベース並びに心地よい波揺れ気分を齎すドラム、らにガッチリ支えられ、導かれて、ピタリと息の合ったダイナミック&ゴージャスそしてカラフルな重層的ホーン・アンサンブルが雄渾げに轟き、各人のいずれも千両役者然と華々しく登場してくるソロ活躍も旨味こってりに嬉々として見せ場を飾ってゆく、全体を通じ開放感溢れるおおらかなムードの中で気さくな人情味に貫かれた大衆娯楽指向のモダニッシュ・スイング大会が晴朗に、かつ簡潔に決め込まれて理屈抜きにノセ、その豊饒ぶりに気持ちよく浸らせてくれるさすがの熟練さが光った充実の快演内容。

★壮大なスケールと雄々しさ加えて温もりに満ちた"ビッグ・バンド・スイング・ジャズの本道"ド真ん中を迷いなく突き進む、実にイキイキとした愉しげな行軍がノリよく続き、リリカル・エンタテインメントの鑑にしてしっかりテイスティー・グルーヴィーな道程の中、ドラマティックに力強く奥行きを形作るアンサンブルの分厚くデッカい鳴動も終始快調に、前面へ躍り出ては結構濃い味の妙技をキメる銘々のスター性満点のアドリブ奮戦が、和気あいあいかつフレッシュ・スリリングな極めて密度の高い競合具合を示して素晴らしい。

★元気ハツラツでシャキッとしたトランペット陣の鋭敏ブロウ、おぼろでダウン・トゥ・アース&ハートウォーミングなトロンボーン勢の唸るが如き吟醸吹奏、武骨でコク深く逞しげなテナー陣の豪快咆哮(とりわけE・ディクソンの好もしいイモっぽさとかが最高!)、など、黒みたっぷりで幾分泥臭い真っ向勝負の分かりやすく美味しいソロの数々が風格も充分に映える一方、ここぞの場面できららかに浮かび上がってくるベイシー(p)の小粋で瀟洒で余白を残した音数最少限の悠々たるアーシー・スウィンギン至芸や、爽やかな清涼感溢れるF・ウェスのそよ風っぽいフルート・プレイ、辺りが際立って洗練味豊かな魅力を放ち、また、醸熟の濃厚ブルース・フレイヴァーと都会的スタイリッシュさを併せ持ったO.C.スミスそしてエモーショナル&パッショネートかつパワフルに熱くシャウトするハイテンションなI・リード、という二人の男女黒人ヴォーカルの活躍も中々鋭く華を添えていたりと、個人プレーの見せ場は殊の外充実している。

01. Why Not (4:01)
02. Easy Money (5:19)
03. Jumpin' At The Woodside (3:34)
04. Segue In C (8:37)
05. A Little Tempo, Please (2:59)
06. There Will Never Be Another You (2:13)
07. Young And Foolish (2:49)
08. Alright, Okay, You Win (2:49)
09. Easin' It (5:12)
10. April In Paris (3:18)
11. Cute (4:09)
12. You're Too Beautiful (3:39)
13. The Song Is You (2:27)
14. Li'l Darling (4:05)
15. I Needs To Be Bee'd With (5:19)
16. I Got Rhythm (1:49)
17. Backwater Blues (4:38)
18. Alexander's Ragtime Band (2:43)
19. Ol' Man River (9:07)

Al Aarons (trumpet)
Sonny Cohn (trumpet)
Thad Jones (trumpet)
Snooky Young (trumpet)
Henry Coker (trombone)
Quentin Jackson (trombone)
Benny Powell (trombone)
Marshal Royal (clarinet, alto saxophone)
Frank Wess (flute, alto saxophone, tenor saxophone)
Eric Dixon (flute, tenor saxophone)
Frank Foster (tenor saxophone)
Charlie Fowlkes (baritone saxophone)
Count Basie (piano, conductor)
Freddie Green (guitar)
Eddie Jones (bass)
Sonny Payne (drums)
O.C. Smith (vocal on 06, 07, 08)
Irene Reid (vocal on 16, 17, 18)

1962年4月28日デンマーク-コペンハーゲンのFalkoner Centret(ホテル)でのライヴ録音

レーベル:SteepleChase

在庫有り
CD

未発表発掘!軽妙小粋にしてこってり濃い口のアーシーな黒味溢れるソロ&アンサンブルが超芳醇テイスティーに炸裂する絶頂ライヴ1962!!! CD COUNT BASIE & HIS ORCHESTRA カウント・ベイシー・オーケストラ / IN CONCERT[SCCD 36508]

販売価格: 2,750円(税込)
数量:
商品情報
STEEPLECHASE
ライブ作品

世界初出! 完全未発表音源!!

★存在さえ公表されていなかったカウント・ベイシーの1962年コペンハーゲンライブ録音がCD化!
再結成後のニュー・ベイシーが遺した最高峰のスウィング・ジャズが詰まった一枚。

★ “ビッグ・バンドの父”であるカウント・ベイシーが、カウント・ベイシー・オーケストラを率いて1962年にコペンハーゲンで行ったコンサート音源が SteepleChaseよりリリース。

★このアルバムに収録されている内容は、1951年以降に再結成されたカウント・ベイシー・オーケストラ(通称”ニュー・ベイシー”)が、”アトミック・ピリオド”と呼ばれる50 年代後半から60 年代前半にかけて頻繁に行ったヨーロッパ・ツアーの一部である。

★このライブ録音は、クリス・シェリダン著の「A Bio-Discography」にさえその存在が捉えられておらず、非常に貴重な音源でありファン必聴の作品となっている。(新譜インフォより)

Recoded in Falkoner Centret, Copenhagen April 28, 1962