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ホーム2023年2月REVIEWクール&スマートなヴィブラフォンやアグレッシヴなサックス、ゲリラティックな暗躍型ギターらが色とりどりに旨口の見せ場を繋ぐコンテンポラリー・モーダル・バップ会心打! 輸入盤国内仕様(紙ジャケット仕様)2枚組CD BRIAN BLADE ブライアン・ブレイド / LIFECYCLES VOLUMES I & II : NOW! AND FOREVERMORE honoring BOBBY HUTCHERSON
商品詳細
★進取性にも富むオールラウンドな現代ジャズ・ドラムの最高峰名手の一人:ブライアン・ブレイド(1970年米ルイジアナ州シュリーヴポート生まれ)の、今回は、従来率いていたフェロウシップ・バンドのメンバーを中心に結成された新グループ:ライフサイクルズ(マイロン・ウォルデン-reeds、ジョン・ハート-g、モンティ・クロフト-vib、ジョン・カウハードまたはジョン・カワード-p、ダグ・ワイス-bら参加)によるアルバム第1作、=ディスク1ではボビー・ハッチャーソンの傑作アルバム「Now!」(1969年録音、翌70年Blue Noteよりリリース)の全曲をカヴァー、ディスク2ではメンバーのオリジナル・ナンバーを中心にB・ハッチャーソンやG・モンカーらの曲も聴かせる、という2枚組・2部構成の入魂編(アルバム全体がB・ハッチャーソンを讃えるコンセプチュアルなトリビュート作品でもある)。

★清涼感や滑らかな潤いっぽさとメタリックな硬質性を交差させながら微妙に思索テイストも匂わせて小気味よく躍るヴィブラフォンや、勇壮で凛々しくエネルギッシュな咆哮を轟かせるサックス、ブルージーな旨味と並行して妖しいダークネスを振りまくギター、抑制あるソリッドな鋭角的弾奏で全体の芯を支えるピアノ、軽やかかつ爽やかに牧歌節を囀るフルート、らが色とりどりに美味しさ溢れる華々しい見せ場を飾り、一方、細心の注意を払いつつ慎重にシャープなヒット攻勢をかけてくるドラムや、肉太いトーンで大きくウネり波打つベース、仄かにエキゾティック・グルーヴ感を醸成するさりげなくストーリーテラー肌のパーカッション、らリズム陣の幾分控えめにそのあるべきスタンスを弁えるも的確な思い切りのよさでアタックしてくる作劇力十二分の敏捷サポート、もノリとスリルを鮮やかに高めて魅力を際立たせた、全編テイスティー・グルーヴィーにしてちょっぴりミステリアスな雄渾ロマンの世界を壮快に愉しませる会心打内容。

★アルバム全体にボビー・ハッチャーソンへのオマージュが込められていることもあり、かつての所謂新主流派ジャズをブレイドなりのコンテンポラリー・モーダル・バピッシュ解釈で独自にアップデートした、とも云えそうな、ハードボイルドで中々ハイセンスなリズミカル・アクション快演が抒情性も豊かに歯切れよく展開され、ブレイド(ds)のキレのある変幻自在の機動ワザでトータルな方向性を見事に仕切ってのけるボスぶりも大いに光る道程の中、一番手の花形クロフト(vib)や不敵にこれを追撃するウォルデン(ts,as,fl,bcl)、ちょっと不穏な暗躍スパイス役を担うハート(g)、堅実な抑え役のカワード(p,elp)、らがカラフル&デリシャスに極めて密度濃く座を繋いで、一瞬も清新気分が途切れず飽きさせない。

★クロフト(vib)のひたすらクーリッシュでスマートなよく洗練され研ぎ澄まされた颯爽たる立ち働きが先ずは何より「筆頭スター」の輝きを終始放って傑出しており、またウォルデン(ts,as,fl,bcl)の、現代ポスト・バップの鑑と云うべきサックスによる熱情を孕んだアグレッシヴな砲撃疾駆ぶりと、別人の如く趣味のいい涼やかなジェントルマンに様変りするフルートでの瀟洒吹奏、を巧みに使い分けた劇的活躍も好調、加えてハート(g)のブルース系バップ・ギターの正統らしいアーシーめの行き方とロック色濃いパンキッシュな大暴れ攻勢織り混ぜたゲリラティック・プレイも覿面に掻き回し効果を発揮、そしてカワード(p,elp)の常に確固とした安定感ある真っ当弾きが"ストレートアヘッド・ジャズらしさ"を揺るぎなく演出するなど、ソロ・コーナーは色彩感とこってりした芳醇さ満点な出色の充実具合。

Disc 1:
1. Now 
2. Slow Change 
3. Hello To The Wind
4. The Creator
5. Black Heroes

Disc 2:
1. The Final Four
2. My Joy
3. Love And Hate
4. Measures (ds & per duo)
5. Future
6. Forgotten Memories
7. Live By The Sword

Myron Walden (tenor saxophone on Disc1-2,3,4,5,Disc2-1) (alto saxophone on Disc2-3,5,6,7) (flute on Disc1-1,Disc2-2) (bass clarinet on Disc1-4,Disc2-1)
John Hart (guitar except Disc2-4)
Monte Croft (vibraphone, marimba except Disc2-4) (lead vocal on Disc1-2,3)
Jon Cowherd (piano except Disc1-2,4,Disc2-4) (electric piano on Disc1-2,4) (background vocal on Disc1-2)
Doug Weiss (bass except Disc2-4)
Brian Blade (drums) (background vocal on Disc1-2)
Rogério Boccato (percussion except Disc1-1,Disc2-1,3,5,7)

Disc1-1〜5,Disc2-1,3,5,6,7:2018年10月22,23日米NYブルックリンのThe Bunker Studio録音
Disc2-2,4:2019年9月24日米コロラド州デンヴァー、1512 Curtis StreetのDazzleでのライヴ録音

レーベル:Stoner Hill Records & Press BSMF Records

在庫有り
輸入盤国内仕様(紙ジャケット仕様)2枚組CD


クール&スマートなヴィブラフォンやアグレッシヴなサックス、ゲリラティックな暗躍型ギターらが色とりどりに旨口の見せ場を繋ぐコンテンポラリー・モーダル・バップ会心打! 輸入盤国内仕様(紙ジャケット仕様)2枚組CD BRIAN BLADE ブライアン・ブレイド / LIFECYCLES VOLUMES I & II : NOW! AND FOREVERMORE honoring BOBBY HUTCHERSON[BSMF 5116]

販売価格: 3,700円(税込)
数量:
商品情報
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★チック・コリア、ウェイン・ショーターなどのバンドでグラミーを受賞してきた現代最高峰のジャズ・ドラマー、ブライアン・ブレイド率いるフェローシップ・バンドのメンバーを中心に結成されたライフサイクルズによる初のアルバム2枚組!

★VOL.1には、彼らがレスペクトするヴィブラフォン奏者で、2016年に惜しくも亡くなったボビー・ハッチャーソンへのトリビュートとして1970年アルバム『NOW!』の全曲を、VOL.2には、メンバーのオリジナルを中心にジャッキー・マクリーン&グレイシャン・モンカーの楽曲などを収録!

日本語ライナー:西村雅人
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★Brian Blade(ブライアン・ブレイド)
ブライアン・ブレイドは、1970年米ルイジアナ州シュリーヴポート出身のジャズ・ドラマー。18歳でニューオーリンズのロヨラ大学で出会ったミュージシャンらと共に1997年にフェローシップ・バンドを結成。翌年ブルーノートより『Brian Blade Fellowship』を発表し、2000年『Perceptual』、2008年『Season of Changes』などで高い評価を受けた。セッション・プレイヤーとしてもチック・コリアとのファイヴ・ピース・バンド、ウェイン・ショーターとのアコースティック・カルテットを初め数えきれないアルバムに参加。そんなブライアンがフェローシップのメンバー、ピアノのジョン・カウハード、サックスのマイロン・ウォルデンと2001年に結成したのがライフサイクルズ。メンバーは、ヴィブラフォン奏者兼ボーカリストのモンテ・クロフト、ギタリストのジョン・ハート、ベーシストのダグ・ワイスというセクステット。今までNYマンハッタンのクラブやフェスへの出演だけだったが、パーカッショニストのロジェリオ・ボッカートを加えて、今回、初のアルバムをリリースする。
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